はちみつ
なぜ中国産からたびたび基準値以上の抗菌性物質が検出されるのか
ハチミツは100% 天然ものなら優れた健康食品ですが、とてもハチミツとは言えないまやかしものが幅を利かせています。
水飴、シロップ、転化糖(ブドウ糖を還元して作られるソルビットなど) を混ぜるなかのは半ば「常識となっています。ホンモノのはちみつを購入しようと思ったらそれなりに高価です。
中国などから安いハチミツを輸入して細工することもあります。活性炭などの脱色剤を使い脱色・精製して、透明で品質がよさそうに見せることもあります。しかし、脱色・精製によってハチミツの有効成分は除去されてしまうため、もはやハチミツと胸を張れるものではありません。
中国国内ではハチミツは「危ない食品」の1つで、日本へ輸出される中国産ハチミツ加工品からも、たびたび抗菌性物質が基準値以上に検出され、食品衛生法違反になっています。ハチミツ模造品も販売されています。
ある製油会社の特許に次ぎのようなものがあります。「本発明は砂糖水溶液中でキシロースとフェニルアラニンを触媒として有機酸を用いて120~150度で加熱反応を行わしめるものであり、芳香、風味および濃さの調和が改善されたはちみつ様食品を得るものである」
キシロースは木糖ともいわれる人工甘味料です。フェルアラニンは合成香料でピーナッツのような香りがあるので、よく米菓に用いられます。合成香料がやたらと食品に使われるが、その毒性はかなり強い。フェに得るアラニンは、塩化ベンジルとアセトアミノマロン酸を原料として合成して作られますが、ラットの実験では呼吸困難と体温低下が著しくなるとの報告があります。
購入時の注意点
ハチミツ加工品にはハチミツ同様、あやしいものが多いので注意します。購入するなら100% 天然のハチミツを選びましょう。
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