「食の安全」情報を確実に得る方法

どうしても自分の知識では、この食品が安全か危険か判断できないそのようなときに最も確かなのは、直接メーカーや生産者に問い合わせることです。これが一番でしょう。

その場合、商品を購入した「店」と日時」を必ず言うことです。

「食の安全」情報を確実に得る方法

「食の安全」情報を確実に得る方法

以前、安い関サバがスーパーで売られていたので、買おうか迷ったことがあります。私は気になったので生産地の漁連へ電話で問い合わせたところ、「そこのスーパーには関サバは卸していない」との返事でした。

買う寸前で難を逃れたことがあります。何か不安があって迷ったら、まず電話してみることです。

または、スーパーなどでは、「本当に中国産じゃないの? 」などと、なんでもいいから、店員や担当者に話しかけることです。おかしなことをしている店ほど、食材の説明を簡単にすませようとするでしょう。これは各食品メーカーやファストフードの、ホームページでの商品説明でも同様です。

少なくとも、原料の原産地表示をしていないような企業の食品は、購入を控えるべきでしょう。

また、1ヶ月に1度はホームページを更新しているかどうかを確認するのも大切。あまりにも更新頻度が低い場合は、食品管理のずさんさも疑っていいかもしれません。

最後に、「レシート」と「食品のパック類」はすぐにゴミに出さず、 2 日間は保存しておくことです。

食中毒などの事故が起きたときの大事な証拠になるからです。自分の健康を守るためには、正しく情報を見極める「目」も磨かなければなりません。

たとえば、「国内に出回っている野菜の栄養価が、昔より落ちている」と言われ、多くの人にとっては「常識」となっているかもしれません。

この情報の本当の意味がわかっている人はどれだけいるでしょうか? どの野菜を食べても、栄養価は昔より落ちているのだろうか?ここでいう「栄養価」とは、あくまでも「平均値″」のことです。「日本に出回っている野菜」の中には、輸入冷凍野菜やハウス野菜も含まれます。近年はこうした野菜の流通量が増えているのですが、それらの栄養価も「日本食品標準成分表」の成分値に反映されるようになっているのです。

1982 年の「四訂日本食品標準成分表」では、ホウレンソウのビタミンC は 65 mg / 100 g だったのが、2000年の五訂では、 35 mg / 100 gに大幅に減少したのも、中国からの冷凍ホウレンソウの輸入急増が原因としてあります。

冷凍野菜は短期間ならそれほどビタミンCは減らないが、長期間保存すると相当量減少します。そうした輸入冷凍野菜が、「日本食品標準成分表」の中に入ってきたのだから、野菜の栄養成分の平均値が減少するのは当然です。こうした「食の情報」は本来、国やメーカー側が開示する責任があると思うのですが、現状ではひとつひとつ、消費者が「勉強」していかなければなりません。

宮崎県産の旬のほうれん草を 100 % 使用しております。特殊製法により、ほうれん草の栄養素や風味、鮮やかな色を損なうことなく超微粉末化(およそ 1 / 100 ミリ)しました。水分は8%以下に抑えられているため、常温で保存できます。ペースト品のように冷凍庫に入れる必要もなく、場所もとりません。業務用から家庭用まで幅広くお使い頂けます。

  • 産地:宮崎県産
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  • 保存方法:高温多湿・直射日光をさけ、冷暗所にて保管してください。
  • 開封後は出来るだけすみやかにご使用ください。開封後に保管を余儀なくされる場合はエージレスが入った状態で出来るだけ空気を抜いて、しっかりチャックを閉めて冷暗所に保管してください。
  • 原材料:ほうれん草
  • 生野菜使用量:100グラムあたりほうれん草を約41.2株使用しています。
  • 栄養成分
  • 熱量(kcal)308
  • たんぱく質(g)27.4
  • 脂質(g)7.2
  • 糖質(g)15.6
  • 食物繊維(g)35.7
  • ナトリウム(mg)75.6
  • 水分(g)3.6
  • 灰分(g)10.5
  • カリウム(mg)3950
  • マグネシウム(mg)289
  • カルシウム(mg)1170
  • リン(mg)591
  • 鉄(mg)7.9
  • 葉酸(μg)720
  • ビタミンC(mg)10
  • ※100gあたりの数値 (財)日本食品分析センター調べ

巧妙な「偽造食品」との付き合い方

食品の偽装は年々巧妙さを増してきています。消費者と食品メーカーのいたちごつこの様相も呈してきています。そこで、我々が取り得る、最低限の「偽装食品」対抗策としては、以下の3つがあります。つまり、

  1. 「食材を1つ1つ確認して購入する」
  2. 「自分でできるだけ料理を作る」
  3. 「間違った常識を捨てる」

こう言われれば当たり前のことのように聞こえますが、食品を買うとき、これらのことを常に頭に置いている人は意外に少ないものです。意外にもこの3つの考え方で、「偽装食品」を口にする危険を減らすことはできます。

3番目の「間違った常識を捨てる」とはどういうことでしょうか、具体的に説明すると、たとえば刺身なら、「刺身=新鮮」という「常識」 から抜け出すことです。

刺身は決して新鮮ではないのです。スーパーで一番新鮮な魚は何かといえば、それは1匹まるごと売られているものです。その次がおろして開きにしたものです。スーパーでは、さらに古くなると切って刺身にします。そして、もっと古くなったものが寿司弁当になるのです。

 

もう1つの例です。今では「中国産=危険な食品」というのが、新しい常識になりつつあります。だが、売り場に中国産食品が多くても、それを正しく表示してある店は逆に信用していいでしょう。全く中国産表示がなく、単に「国産」としか表示されていないほうが、むしろ信用できない店ともいえるのです。

3つの対抗策を実践しても不安な場合はどうすればいいでしょうか。次のような方法もあるので、参考にしてください。食品問題研究家は、中国産食品に含まれる毒性物質の解毒対策です。

ウナギ(加工食品含む)
抗菌剤、マラカイトグリーンを醤油で洗い流す。
ショウガ(冷凍含む)
殺虫剤のBHC(ベンゼンヘキサクロリド)は2cm幅くらいに細かく切って洗い流す
乾燥キクラゲ(冷凍含む)
殺虫剤・クロルピリホスをたっぷりのお湯で洗い
冷凍食品…
二度揚げする。これで、大腸菌などはかなり殺菌できる。
ネギ
殺虫剤・テブフェノジドを、一皮むき、2cm間隔で細かく切った後に洗い流す。
たくあん
人工甘味料・サッカリンナトリウムは細かく切って洗い流す。

いずれにせよ、「間違った常識を捨てる」には、広く情報を集めないことには実践できません。常にアンテナを張り、最新の知識に敏感でいたいものです。
農薬&添加物を減らす方法はかなり参考になります。

外食時の注意点 はココをおさえる

家で食べる食事よりも注意が必要な外食時の注意点はココ というところを紹介します。外食時外食続きは健康によくない、といくら言われても、どうしても外食の機会は減らないものです。それでも、外食時の 「 店選び 」 「 メニュー選び 」 くらいには気をつけたいところです。

外食時の注意点

外食時の注意点

外食時に一番肝心なのは、いつも客があふれているような店で食事をすることです。それも、テレビのグルメ番組で紹介されて一気に人気が出たような店ではなく、地元の客で何十年も繁盛している店です。いわゆる おいしい と評判の店です。特に大々的に宣伝しなくても地元の客で賑わっている店です。

そうした店は、品質のいい食材を入れないとすぐに客に見抜かれるので、手を抜けません。常に手を抜かないから、それでまた常連客が増える、というように好循環を繰り返していると考えることもできるのです。

そうした店を探すのにも、タクシーの運転手に聞くのは避けたい。運転手は紹介料をもらえる店を紹介するケースが多い。商店街の人などにまめに聞くことです。

「 安心できるレストラン 」 を選ぶときの目安としているものがもう 1 つあります。それは、キャベツ をちゃんと店で千切りにして出しているかどうかです。

カット野菜 を使っているようでは、その店は避けたほうがいい。些細なことに思えるかもしれないが、経験的にもこれは信頼できる重要 ポイント です。

「 メニュー選び 」について言えば、まずは 「 加工度 」 がなるべく少ない料理を選ぶことです。できるだけ食材の元の形がわかるものがいいでしょう。

たとえば魚なら、 刺身 よりは、 焼き魚定食 のほうがいい、という具合です。加工度が高ければ高いほど、栄養価は落ちていくし、細菌類に汚染される可能性は高まるのです。

最後に、出張や旅行で知らない土地へ行ったときに、簡単に 「 安心できる店か、即退散すべき店か 」 を選別する方法として伝えられている2つの方法です。

お品書き (  メニュ ー) がしっかりしているか
店の料理の特徴などが書いてあるか。ただ漠然とメニューを書いてあるのでは、店の主張がないわけで、原材料へのこだわりもないと思ったほうがいいでしょう。
付き出しに 「 出来合い 」 を出していないか
付き出しは関西では 「 アテ 」 という。 「 初見の客と店との最初の挨拶 」 とも言える付き出しを、 業務用スーパー で買ってきた 添加物だらけ の品物ですませているようでは、店の質も自ずと明らかでしょう。
業務用スーパーに行くと、びっくりするくらいの 「 付き出し 」 が売られています。個人客も普通に入れるので一度覗いてみるとよいでしょう。「あの店の付き出しと同じだ」と思うものがすぐに見つかるでしょう。

「トクホ」の過信はリスクを招く

いわゆる「トクホ(特定保健用食品)」は、1991年にできた制度で、体の生理作用を助ける成分が含まれると証明された食品に、「食事の脂肪吸収を抑える」「おなかの調子を整える」などの特定の保健用途を表示して販売することができるものです。

1073品目(令和2年4月28日現在)がトクホとして許可されています。内訳は、「おなかの調子を整える」商品が最も多く、次いで、血糖値、コレステロール、血圧、歯の健康と続いています。

「トクホ」の許可をもらうと、売上げの大幅増が期待できるので、各メーカーの担当者は、厚生労働省に日参しています。

「血糖値の気になる方に」「食事の脂肪吸収を抑える」と銘打ったトクホ商品の「黒烏龍茶」(サントリー) などは、2006年5月に発売してから1年間で、2億4000万本という爆発的な売れ行きを記録しています。

ただ、それで、メタポリック(内臓脂肪) 症候群の人が増えたのか減ったのかは定かではありません。ただし、トクホは食品なので、「高血圧に効く」とか「糖尿病に効果」など、特定の疾病をあげての効能は表示できません。それと気をつけなければいけないのは、トクホ食品成分の中には、健康油のジアシルグリセロールのように、安全性が論議されている成分もあったということです。

ちなみに、便秘解消には長い間、人気のイサゴールなどもあり、その効果が消費者に熱い支持されているものもあるのです。

日本独特の曖昧な日本の食べ物の表示

表示を見る際、騙されてはいけないのは、「カロリーオフ」「糖分控えめ」「減塩」「砂糖不使用」などの表示です。

このような表示がされている商品は、俗に「控えめ食品」と呼ばれますが、健康増進法の栄養表示基準によって、強調表示できる量は細かく定められているのです。

強調表示の対象は、「熱量(カロリー)」「脂質」「飽和脂肪酸」「コレステロール」「糖類」「ナトリウム」で、食品と飲料では量が違います。「

ほとんど含まれていない」場合には、「ゼロ」「レス」「無」「ノン」という強調表示ができます。

ただし、「まったくのゼロ」ではありません。

清涼飲料の場合、100ml当たり5kcal未満になれば「ノンカロリー」の表示ができます。「オフ」「ライト」「低」「控えめ」などの場合は、カロリーで言うと、食品で100gあたり40kcal以下、飲料で20kcal以下となっています。

気をつけなければならないのは、いずれも100ml(飲料)、100g(食品) 単位で表示してあることです。

清涼飲料のペットボトルは通常500mlだから、全部飲めばかなりの量になります。

必ず1本分に換算しないといけません。よくある「甘さ控えめ」「あっさり塩味」「すっきり味」といった、味に関するものには、強調表示の基準はありません。味は感覚的なものと考えられているからです。

牛乳の名称にも利用されている「おいしい」も同様である。「果汁100% 」「濃縮還元」と表示されているジュースの意味もわかりにくい。「果汁100% 」は、搾汁時そのままの状態で、水で薄めていないもの。

「濃縮還元」は、搾汁したものを、いったん濃縮したペースト状にして冷凍保存。ジュースにするとき、このペーストに水を加えて搾汁時の状態に戻したものをいいます。

濃縮還元のジュースには輸入品が多く、ジュースをそのまま輸入すると体積が大きくなりコストがかかるため、濃縮して輸送コストを下げているのです。

そして、日本で水を加えて元の濃度に還元して販売。どんな水で還元するのかはメーカーによって違うので、メーカーに問い合わせてみるといい。教えてくれないようなメーカーの商品は買わないことも大事です。

 

原産国表示 意味 原産国表に関する注意

原産国表示 意味 を間違えてはいけません。原料原産地表示制度とは、加工食品に使用された原材料の原産地を商品に表示する制度のことです。 表示する必要がある原材料が生鮮食品の場合はその産地が、加工食品の場合はその製造地が表示されます。

原産国表示 意味 理解して間違えないように

原産国表示 意味

原産国表示 意味

原産国表示では、袋詰め・パック詰めされた国が原産国となります。たとえば北朝鮮でとれたシジミでも中国でパックされて日本へ輸出されれば中国産です。

カット野菜などは、ほとんど中国産野菜であっても、日本で袋詰めしていれば、袋詰めした県が原産地表示されてしまいます。養殖魚は、ウナギなどの稚魚は中国からの輸入に依存していますが、成育期間の長いほうが原産地となります。

国産のカット野菜をほしいと思って国産だと思ったら中国産だということがあるので要注意です。カット野菜だけでなくこれは生体で輸入された牛も同じです。

缶詰は最終的な加工を施した国が原産地となります。したがって、中身が外国産でも日本で缶詰にすれば国産となります。ただ、そもそも商品には産地表示していないものが多くなります。

たとえば千葉県銚子のシンボル的存在の「大羽いわし」。この缶詰を巡って2003年に、大手水産メーカーと地元のメーカーとの間でトラブルがありました。地元で大羽いわしが不漁のとき、地元メーカーはアメリカ西海岸産のイワシを使い、「大羽」の名称を外したイワシ缶詰を作り、「アメリカ西海岸産」と表示し販売していました。

一方、大手水産メーカーは北アメリカ産のイワシを原料に、原産地表示なしで「大羽いわし」の名を付けた缶詰を売り出しました。

これに怒ったのが地元メーカーと地元漁連で「『大羽いわし』のイメージダウンになる」として、大手水産メーカーに原産地表示の要望を出したのです。

これに対し、大手水産メーカーは、「サバ缶など、他の輸入原料を使った缶詰も当社では原産国表示をしていない」と、答えたのです。その後、大手水産メーカーと地元メーカーの話し合いで一件落着となりましたが、大手メーカーの缶詰の原料は、外国産でも原産国表示はされていないことは明らかになったのです。

「国産」表示の寒天、しかし原材料表示は「南米産」!?

質問

「国産」と表示のある寒天を購入しましたが、原材料表示を見たら「南米産」とありました。「国産」と表示してもよいのですか。

回答

原産国表示や原料原産地表示については、景品表示法や食品表示法で定められています。寒天など加工食品は、単に「国産」と表示するだけでは、原料原産地の表示か原産国の表示か判別がつかず、原料原産地が「国産」であると誤認させる可能性があるため「国産」との表示は認められていません。

解説

寒天のような加工食品は、食品表示法の「食品表示基準」により、具体的な表示事項、表示方法等が定められています。

原料原産地とは、加工食品の原料に使われた一次産品(農畜水産物)の原産地のことをいいます。原産国とは、景品表示法に基づく「商品の原産国に関する不当な表示」によると「その商品の内容について実質的な変更をもたらす行為が行われた国」と規定されています。

今回のケースのように、寒天の原料(テングサ・オゴノリ)を南米から輸入し、国内で加工製造(=実質的な変更をもたらす行為)を行っている場合、寒天の原料原産地は南米、原産国は「日本」ということになります。

そして、食品表示法に基づいて定められた加工食品品質表示基準では「産地名を示す表示であって、産地名の意味を誤認させるような表示」を禁止しています。例えば、輸入した原料を国内で味付け等の加工をして製造したものに「国産」のように表示することは、当該製品の原材料が「国産」であると誤認させる可能性があるため認められていません。ただし、「国内加工」といったように加工地であることがわかるように表示することは可能とされています。

なお、国内で製造される加工食品の原料原産地表示はこれまでは一部原料(4品目・22食品群)にしか義務づけられていませんでした(注)が、2017年9月1日より、国内のすべての加工食品について、使っている量が最も多い原料を、原則として多い順に国別で表示することが義務づけられました。表示の切り替えは、5年後の2021年度末までに行うことになっています。

https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2017_15.html

お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。

消費者庁からの引用

Q 家庭用品に原産国を表示する必要はありますか。家庭用品に原産国を表示する場合には、どのようにすればよいのですか?
A

家庭用品品質表示法上は、家庭用品について原産国を表示することは義務付けられておらず、原産国を表示する場合の基準も定められていません。

商品の原産国の表示については、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法[昭和37年法律第134号])上、「商品の原産国に関する不当な表示」(昭和48年公正取引委員会告示第34号)において一定の基準があります。

消費者庁表示対策課
TEL:03-3507-8800(大代表)

安全な食べ方・選び方

 

美味しい魚の見分け方 表示をよく見て購入するのが大事

美味しい魚の見分け方 を紹介します。刺身を買う場合も、生魚だからと油断せず、表示をよく確認して、添加物の少ないものを選ぶようにましょう。乾燥させた干物や加熱・味付けした魚介類も、すべて「加工食品」です。それから、よく「天然仕上げ」「天然風味」と表示されている水産物があるが、養殖ものにはこの表示はできないので注意です。「水産物」の原材料表示は、思いの外わかりにくいので注意が必要です。本来、国産品には漁獲した水域か養殖場のある都道府県、輸入品には原産国を表示します。

しかし、獲れた水域が不明の場合は、水揚げされた港名か港のある都道府県名でもいいことになっているので、表示だけを見ると、輸入魚でも国産と勘違いすることがあるのです。

もし「国産魚」を食べたければ、漁獲した水域が表示してあるものを選ぶことです。

問題は、パック詰めされた刺身です。刺身の場合、それが一種頬のみなら生鮮食品、二種類以上の盛り合わせなら「加工食品」となってしまいます。「加工食品」には添加物を使っていいことになっているため、2種類以上の刺身盛りわせ(=加工食品) なら、添加物を使っても問題がないことになるのです。

刺身を買う場合も、生魚だからと油断せず、表示をよく確認して、添加物の少ないものを選ぶようにましょう。乾燥させた干物や加熱・味付けした魚介類も、すべて「加工食品」です。それから、よく「天然仕上げ」「天然風味」と表示されている水産物があるが、養殖ものにはこの表示はできないので注意です。

「 魚 」 安全に食べるための下味テク

安全な食べ方・選び方

添加物 原材料表示 にもポイントがある

添加物 原材料表示 にもポイントがあります。添加物の知識を得ても、それがスーパーで手にした食品に入っているのかどうか、原材料表示で判別することができなければ意味がありません。

ただ、その 原材料表示 には、添加物の表記法以外にも、ややこしいルールや、慣習のようなものがあり、正しく読みとるにはちょっとしたコツが必要です。

添加物 原材料表示

添加物 原材料表示

添加物 表示 は表示が義務づけられている

食品添加物は、食品表示法によってその表示方法が決められています。 食品添加物を使用した場合は、原則として、使用した全ての食品添加物の物質名を「原材料」の欄に記載しなければなりません。 表示する際には、重量割合の高い順から表示する必要があります。

実際には 添加物 原材料表示 わかりにくいと多くの人の感想

東京都では、食品表示の分かりにくい点について、「よく感じる」又は「食品によっては感じることがある」を選んだ方410人に、食品表示の分かりにくい点について聞いたところ、「分かりにくい用語で書かれている」(58.0%)が6割近くで最も高く、以下、「表示文字が小さすぎる」(52.9%)、「書かれている内容が多すぎる」(39.5%)などがありました。

その他の意見では、食品添加物の記載でまとめて書かれている場合、具体的には何が入っているか分からない。食品添加物は気になるが、実際の体に及ぼす影響までの知識がないため、ただ良くないものとして捉えてしまうような傾向にあり、分かりにくい。二次加工された加工食品では原材料の素性が分かりにくい。などがありました。

消費者は添加物の少ないものを購入したくてもわかりにくいという問題を抱えていることがわかってきました。

原材料表示 添加物がどれかわからない

まず、原材料表示でわかりにくいのは、記載されているもののうち「添加物」がどれかということです。

よく間違えるのがたんばく加水分解物、エキスですが、これは「食材」である。添加物はほとんどが「調味料(アミノ酸等)」以下に表示されています。とはいえ、この「アミノ酸」の表記自体もわかりにくいものです。

添加物で、「アミノ酸」とだけ表示があれば、それは化学調味料のグルタミン酸ナトリウムを単独で使った場合です。

つまり、卓上にある味の素を使ったのと同じです。ただし、「アミノ酸等」とあれば、味の素と一緒に、他の乳酸カルシウムなどの有機酸を使っているというわけです。

原材料表示を見るポイントとして大事なのは、他社から販売されている、同種の食品の原材料表示と比較して見てみることです。

食品添加物の表示は物資名だけでは消費者にとって分かりにくいので主な用途が、甘味料、着色料、保存料(増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料)、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤の8種類については【用途名表記】が必要となります。

用途名表示

【用途名】 【表示例】
甘味料 甘味料(サッカリンNa)、甘味料(ステビア)
着色料 着色料(赤2)、着色料(黄4)
保存料 保存料(安息香酸Na)、保存料(ソルビン酸k)
増粘材、安定剤、ゲル化材、糊料 安定剤(CMC)、ゲル化材(ペクチン)
酸化防止剤 酸化防止剤(BHT)、酸化防止剤(v, c)
発色材 発色材(亜硝酸Na)、発色材(硝酸k)
漂白剤 漂白剤(亜硫酸Na)、漂白剤(亜硫酸塩)
防かび剤、防ばい剤 防かび剤(OPP)、または防ばい剤

一括名表示

香料のように微量のものを多種類配合したものなど物質名のかわりに種類を示します。
「一括名」の記載が可能なものとして下記の14種類が認められています。

一括名】 【使用目的名】
イーストフード イーストの栄養源
ガムベース チューイングガムの基材
かんすい 中華麺の製造
酵素 炭水化物やたんぱく質の分解などを行う
光沢剤 食品に光沢を与える
香料 香りの付与、増強
酸味料 酸味の付与、増強
チューイングガム軟化剤 チューイングガムの柔軟を保つ
調味料 味の付与調整
豆腐凝固剤 豆乳を凝固させる
苦味料 苦みの付与、増強
乳化剤 食品の乳化、起泡材
水素イオン濃度調整剤 pH調整剤、適切なpH領域を保つ
膨張剤 膨張剤、ベーキングパウダー又はふくらし粉
パン菓子製造工程でガスを発生して生地を膨張させる

表示免除品目

工助剤 食品の加工の際に使用され、食品中には残存しないもの。完成前に除去されるもの。その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるものではないもの。食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないこと。
キャリーオーバー 最終食品では、効果を及ぼさないもの
栄養強化の目的で
使用されるもの
特別用途食品や機能性表示食品を除く、栄養強化目的で使用されたもの

添加物を判断する大事なポイント

そうした上で、できるだけ項目数の少ない、スッキリしたシンプルな原材料表示の商品を選ぶことです。

そして、できるだけカタカナ表記の少ないもの。つまり、「化学の教科書」と見紛うような表示になっている商品を避けることです。何よりも大切なことは、自分の知らない物質名や、不安が残る物質名があったら、「何のために使っているのか」「どんな物質なのか」を、ためらわずに問い合わせることです。食品添加物を見極める 主要 添加物 一覧

安全な食べ方・選び方

添加物」は消費者のためではなく、業者の利益のため?

厚生労働省は「使用基準さえ守っていれば食品添加物は安全」と口を揃えます。つまり、「業者が悪いことをしない」ということを前提に食品添加物は許可されているというスタンスです。

裏を返せば、使用基準を間違えると、とんでもない被害が出るような化学物質でもあるということです。いくら微量でも、そのようなものを食品に使うこと自体が間違っているのです。良心的な業者ばかりなら厚労省の言うこともある程度納得できるのですが、様々な悪徳業者が闊歩しているのが日本の食品業界の現実です。

もう1つ例です。1981年から82年にかけて、肉を食べて皮膚の紅潮、体のかゆみ、発疹、咳などの中毒症状を起こす人が日本各地で続出しました。

原因は食品添加物のニコチン酸(強化剤)の過剰摂取でした。ニコチン酸を古い肉に使用して、新鮮な肉に見せかける手口が、食肉業界で当たり前のように行なわれていたのです。

 

それ以来ニコチン酸は食肉や鮮魚・魚介類には使用できなくなったのですが、このように、行政は具体的な被害が出てからでないと動かないのです。

それどころか、現在はニコチン酸に代わり、ある添加物が古い食肉を新鮮に見せるために使われている。「牛肉によく使われています。真似するものが出ると困るので、物質名は明らかにできませんが、この添加物を、古くなって赤黒くなった肉の表面に塗ると、見事なまでにきれいな赤色になり、新鮮な肉に見えます。でも表面の肉を一枚はがすと、中は赤黒い色のままです」(食肉業界関係者)

食品添加物は消費者のためではなく、業者の利益のために使われているということを忘れてはいけません。

食品添加物 許可システム こうなっている

食品添加物 許可システム 実際はこういうったシステムで許可されています。食品添加物については4項目あり、その4項目を内閣府「食品安全委員会」で検討され、クリアしなければなりません。「食品添加物は国が認めているから安全なんでしょう」という消費者の声も耳にします。そもそも食品添加物が許可されるには、クリアーすべき条件があります。

食品添加物  許可 されるための4項目

  • 添加物は安全性が実証されるか、または確認されるものでなければならない。
  • その使用が消費者に何らかの利益を与えるものでなければならない。
  • 食品の損耗を少なくするために腐敗、変質その他の化学変化を防ぐものでなければならない。
  • 添加した食品の化学分析等により、その添加を確認できるものでなければならない。

という4項目について、内閣府「食品安全委員会」で検討され、クリアしなければならない。しかし、毒性試験や生物学的試験のデータは、「許可申請した側の企業」が用意したものである。許可が取れないような都合の悪いデータを出すはずもないのです。

これが添加物が許可される実態であり、添加物による被害が相次ぐ理由です。1955年に起こった「森永ヒ素ミルク事件」は、食品添加物の怖さを日本中に知らしめた出来事の1つです。

食品添加物指定の条件

食品添加物の指定リストは、すでに登録されているものの安全性や使用状況を見直し、不適切なものを削除するとともに、新たな物質の登録を随時行っています。2016(平成28)年には亜セレン酸ナトリウム、オクタン酸など5種類が、2015(平成27)年にはカンタキサンチン、クエン酸三エチルなど4種類が登録されました。

新たな食品添加物の指定については、厚生労働省の食品添加物の指定及び使用基準改正に関する指針(別添)に記載されています。新たな物質が食品添加物に指定される場合、「人の健康を損なうおそれがなくかつその使用が消費者に何らかの利点を与えるもの」とされています。従って、新たな食品添加物の指定にあたり、安全性と有効性が科学的に確認されている必要があります。

まず、食品添加物において最も大切なことは、安全性です。食品添加物の安全性は、要請者が厚生労働省に要請した使用方法で、実証または確認されていなければなりません。

次に、有効性については、下記4点のいずれかに該当することが実証または確認されていなければりません。

食品添加物の恐ろしさを露呈した「森永ヒ素ミルク事件」

「森永ヒ素ミルク事件」(もりながヒそミルクちゅうどくじけん)とは、1955年6月頃から主に西日本を中心として起きた、ヒ素の混入した森永乳業製の粉ミルクを飲用した乳幼児に多数の死者・中毒患者を出した毒物混入事件です。

森永の粉ミルクを飲んでいた乳児が、持続性発熱、下痢、発疹、皮膚への色素沈着などの症状を起こし、患者数1万人以上、死者130名という大惨事になりました。

粉ミルクの pH 調整用に使った添加物の第二リン酸ナトリウムの純度が低く、ヒ酸ナトリウムが混入していたのが原因でした。

こういった危機が、最近はさらに高まってきているのです。ここ数年、価格の安い中国製の添加物が、ドッと日本に押し寄せてきているのです。食品メーカー各社や添加物メーカーもコストを下げるために先を争って使っています。

そのような状況の中、輸入の際、日本の食品衛生法の規格に合わない(成分不適合) ということで、廃棄処分になっている食品添加物が出ています。厚生労働省では「水際でストップしているので、流通はしていない」としていますが、現実に食品メーカーからは「中国製の添加物は純度が低い」という声も方々から出てきているのです。被害が出てからでは遅いのは言うまでもありませんん。中国製食品添加物の検査を早急にすべきでしょう。

どのような食品添加物の使用が認められているのですか
食品添加物は食べても安全なのですか?

食品添加物は、市販の食品ではどのように表示されるのですか?

容器包装入りの加工食品では、表示すべきことがさまざまに決められています。これらを一括して記載してある部分に、原材料名という目があります。食品添加物は、原材料名と別途に設けられた「添加物」という項目に表示されるか、「添加物」の項目を設けない場合は原材料名欄中に「/(スラッシュ)」等により原材料と食品添加物を明確に区分して表示されます。

食品添加物は、原材料名欄ではどのように表示されているのですか?

食品添加物は、原則として使用した食品添加物を表す「物質名」で表示されます。そのうち、使用目的を表示した方が、消費者の購入の判断に役立つとされたものは、「用途名」という使用目的を表す名称も併記することになっています。

また、同種の食品添加物を複数使う場合で、個々の成分を表示する必要性が低いもの、食品中にも常在成分として存在するもの等は、まとめて「一括名」というグループ名での表示が認められています。

加工食品の製造に使われた食品添加物は、全て表示することが原則とされていますが、その食品で効果を有さないようなものは、表示が免除されています。それには、次のようなものがあります。

・加工助剤に該当する食品添加物

・キャリーオーバーに該当する食品添加物

さらに、栄養強化の目的で使用した食品添加物も表示が免除されています。

亜硝酸塩について、不安になる情報をよく見ますが、身体への影響はありますか?

野菜中には硝酸塩が多く含まれており、野菜の摂取後、体内で硝酸塩の一部は亜硝酸塩に変換されます。亜硝酸塩、硝酸塩は、野菜由来の摂取が添加物由来よりも多いことが知られています。野菜由来でも添加物由来でも、科学的には同じものなので、添加物として亜硝酸塩等を摂取してもそのために身体に悪影響が出るということはありません。 一方、野菜はビタミンやミネラル、食物繊維等の摂取源として有用ですので、いろんな種類を適度に摂取するべきと考えます。

安全な食べ方・選び方