だしいりのみそ 塩分過多のものあるので注意する
だしいりのみそ 塩分過多のものあるので注意しなければいけません。みそ汁は日本人には欠かせい和食のメニューのひとつです。残留農薬などは製造過程でほとんどとり除かれますが、遺伝子組み換え大豆かもしれない不安が残ります。
だしいりのみそ 塩分過多 に注意 わかめ、じゃがいもには塩分の害を減らすカリウムやヨードが含まれる
みそは日本人の食生活に欠かせない伝統的な食品です。以前は漂白剤の「亜硫酸塩」などを使ったものもありましたが、いまは添加物の不安はありません。
選ぶときに大切なのは、パッケージの表示の見抜き方です。「国産大豆使用」とあっても、実際は輸入大豆も合わせて使っている場合がほとんどです。あまり安価なみそは注意しましょう。
残留農薬などは製造過程でほとんどとり除かれますが、遺伝子組み換え大豆かもしれない不安が残ります。
そこで、「国産大豆 100 % 」のものを選べば大丈夫です。「純正」という表示もよく見かけますが、これは、保存料や漂白剤を使っていないという意味です。
しかし、いまのみそは添加物を使わないものがほとんどで、もともと、どのみそも純正といえるのです。
「無添加」の表示は、添加物はもちろん、発酵をとめる酒精( アルコール)も使っていないもの。「生みそ」は、酒精を添加せず、加熱もせず、酵母を生きた状態でパックしたもの。価格の割には味にそれほど差はありません。
「天然醸造」は、自然の気温で1年ぐらいかけて発酵させたものです。しかし、実際は3ヶ月ぐらいの速醸のみそがほとんどで、本物の天然醸造がどれだけあるかは疑問です。アミノ酸などの調味料を加えた「だし入りみそ」は、かなり塩分が高いものを見かけます。
栄養成分を見て、食塩が 100 gあたり12 % 未満のものを選ぶとよいでしょう。
みそ汁が、日本人の塩分摂りすぎの原因のようにいわれたこともありましたが、いまは、辛口みそで12 ~ 13 % ぐらいで、かなり塩分を抑えてあります。気になる人は、成分表示を確かめて、10 % 前後のものを選びましょう。「薄塩」「減塩」と表示されていても、基準とする数字があいまいなので、当てにはなりません。
塩分を排泄してくれるカリウムやヨードについて
塩分を排泄してくれるものにカリウムやヨードがあります。そのカリウムやヨードの働きについて紹介します。
- カリウム(Potassium):
- カリウムは、体内で重要な電解質であり、神経細胞の興奮や筋肉収縮、心臓の正常な機能など、さまざまな生理学的プロセスに関与しています。
- 適切なカリウムの摂取は、血圧の調節や心臓血管系の健康に対する影響を含め、体の健康に重要です。カリウムは、バナナ、オレンジ、ジャガイモ、ほうれん草などの食品に豊富に含まれています。
- カリウムは腎臓を通じて体内から排泄され、尿に含まれます。腎臓はカリウム濃度を適切に調整し、体内のバランスを維持します。
- ヨウ素(Iodine):
- ヨウ素は、甲状腺ホルモンの主要な構成要素であり、甲状腺ホルモンは代謝調節に不可欠です。
- 適切なヨウ素の摂取は、甲状腺の正常な機能を維持し、甲状腺機能障害を予防するのに役立ちます。ヨウ素は、海産物(特に海藻)、乳製品、塩(ヨウ化塩)などに含まれています。
- 体内の余分なヨウ素は、尿を通じて排泄されます。ヨウ素の不足や過剰摂取は甲状腺の問題を引き起こす可能性があります。
- 塩分排泄:
- 塩分(ナトリウムクロライド)は、体内の電解質であり、体液のバランスや細胞の機能に影響を与えます。
- 腎臓は、塩分濃度を調節し、余分な塩分を体外に排泄する重要な役割を果たします。これにより、血圧や体液バランスを維持するのに役立ちます。
- 高塩分の食事を摂ると、腎臓の負担が増加し、高血圧やその他の健康問題が発生する可能性があります。したがって、塩分の適切な制限が推奨されます。
乳がんを抑制するみそ | ガンの予防対策と増殖抑制作用を高める
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