仕出し弁当

仕出し業者の倉庫は「期限切れ食材」の宝庫

すでに調理されている食べものでは、原材料の姿は見えてきません。調理済み食品をさい詰め合わせて作る「弁当」はその最たるものです。

数年前、銀ザケ養殖の実情を取材しに、三陸海岸の漁港に隣接する魚市場へ行きました。そこには尾びれが切れたり、背骨が曲がった異常な銀ザケが多数出ていました。エサに混ぜて与えている病気予防の抗菌剤の影響ではないかとも指摘されています。

市場では異常のある銀ザケは別のトレーに集められ、切り身業者に引き取られます。業者によれば、「背骨が曲がるのは綱ずれによるもので、安全性に問題はないと言い張ります。これらは切り身にして仕出し弁当屋がシャケ弁にしている」のです。

弁当には、食材の「賞味期限」の問題もあります。たとえば1日に約8000食を作る大阪の仕出し弁当屋が、賞味期限を7ヶ月も過ぎた白身魚(イボダイ)を使い、食品衛生法違反で摘発されたことがあります。

倉庫からは2年9ヶ月前の冷凍厚焼き卵のほか、コロッケ、ミートボールなど賞味期限切れ冷凍食品が約50品目も発見さました。
食中毒を起こす仕出し弁当屋が後を絶たないのも、こうした賞味期限切れの食材を使ったりすることが関係しているのかもしれません。「あの仕出し弁当屋は安いので有名でした。手付かずで残った弁当の食材もそのまま冷凍保存して使っていたようです」とは、関西の同業者の弁。異常なサケを使うのも、タダ同然の原料で儲けを出すため。サケは決まった量の確保が難しいため、日替わり弁当などを作る仕出し弁当屋にはぴったりです。

購入時の注意点

仕出し弁当の白身魚は、正体不明の魚が多く法事などに出る仕出し弁当も、手をつけないほうが無難でしょう。

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