鶏肉 危険 ふわっ とした 軟らかい 鶏肉は危ない
鶏肉 危険 ふわっ とした 軟らかい 鶏肉は危ない ので注意しなければいけません。もともと鶏は農家が庭で飼っていたものなので、エサとして菜っ葉を細かく刻んだものや貝殻を砕いたものを与えていた程度で、あとは放し飼い。そういう育てられ方をした本当の鶏の肉というのは、結構硬いものです。硬いというより「歯ごたえがある」という言い方が正しいのでしょう。やわらかい鶏肉はどんな危険が潜んでいるのでしょうか。
歯応えのある鶏肉が本来の鶏肉ですが、現在、売られている地鶏とは少し違います。商品名として「地鶏」としているだけのものもあります。
品種改良もされたのでしょうが、エサとか、育て方などが工夫されて、軟らかくて食べやすい鶏肉が生産されるようになっているのです。それ自体は、悪いことではありません。
ただ、食べやすいということを重視するがゆえに多量のホルモン剤が使われていたりするのは問題ではないかと思っているのです。
要するに、消費者は軟らかい肉が好きなのです。鶏肉とは、ふわっとした軟らかい物というイメージを持っている人さえいます。生産者はどうしても、こうした消費者の噂好に合わせた肉を作ることになります。
やはり、消費者が本当に知るべきなのは、肉とは本来硬いものなのだということです。あまりにもフワフワの軟らかい肉には何か問題がある、と考えたほうがいいのです。
ホルモン剤以外にも薬品が使われています。生産の効率を上げるために狭いスペースに何羽も詰め込まれているので、過密になればなるほど病気が発生しやすくなります。病気になったら商品価値がなくなってしまいますから、予防のために抗生物質をエサの中に混ぜたり、抗菌剤を使ったりするのです。
加えて、エサ代をなるべく浮かせるために成長促進剤(ホルモン剤)を使って不自然に早く成長させますので、トータルで相当の薬品が使われています。
薬品まみれの鶏が出回っているということは認識しておいてもらいたいのです。ちなみに、地鶏と言われるものも、過密に育てられたりしますし、平飼いだから地鶏というわけでもなく、この規定は非常に唆昧です。
ですので、地鶏と表示してあれば何でもかんでも安全かというと、そうではありません。地鶏と名乗っていてもブロイラーということもあります。また、ブロイラーだから全部駄目かというと、そんなこともないわけです。ブロイラーというのは1つの生育方法を指すのです。
肥育ホルモン剤
家畜に対して肥育ホルモン剤を投与する理由は「成長速度を速める」という1点のみです。肥育ホルモンを投与することで、餌に含まれる栄養の吸収効率が高まります。与える餌の量を少なくし餌代をおさえつつも、吸収の効率をたかめて相殺するイメージです。また成長速度も速くなるので出産から屠畜までのサイクルが短縮され、同じ期間でもより多くのお肉を生産できるようになります。肥育ホルモン剤を投与することで、餌代を抑えつつ一度に多くのお肉を生産できるようになるのです。
肥育ホルモン剤は豚や鶏など全ての家畜に投与されていますか?
どの家畜に対しても肥育ホルモン剤を投与する事は可能です。方法としては餌に混ぜたり、注射やインプラントと言われる肥育ホルモン剤が入った小さなチップを埋め込み、成分が徐々に体内に行き渡るようにする手法もあります。
肥育ホルモン剤の投与は国よって規制が異なる事も留意しておく必要があります。例えばアメリカでは鶏、カナダでは豚に対して肥育ホルモン剤の投与を禁止していますが、どちらの国でも牛に対する投与は認められています。
あの段々のマンションみたいな鶏小屋がブロイラーの象徴であることは確かにそうなのですが、ブロイラーでもきちんと間隔を取って育てていて、ときどきは自然の中に放ってまた鶏舎に入れるという育て方をしているところもあると聞いています。
一概には判断できないほど生育方法は多岐にわたっているようです。CM の製作のために卵が必要になった、ある広告代理店勤務の友人が、卵を生産している現場を見学に行ったときのことです。
鶏舎から数十メートル離れたところでも悪臭が漂っていて、とても近寄れない状況だったそうです。
ひどい育て方をしているところは、鶏舎から悪臭が放たれたりするのです。もう1つ消費者に注意して欲しいのは、外食で出てくる極端に安い鶏肉は、ほとんど外国産だということです。
最近はブラジル産が多くなっています。ブラジル産の鶏は真空パックになって冷凍で運ばれてくるのですが、表面にブラジル産と赤字で明記されています。仕事柄、その封を切る場面に数限りなく遭遇してきましたけれども、封を切ったとたん、肉から耐え難い悪臭がしてきます。
腐敗臭とはまた違う、生臭いような肉の臭さなのです。これを普通にそのままソテーして、塩コショウでなんてとても食べられません。
ではどうするのかというと、非常に濃い味付けをするわけです。そうすると、不思議と食べられてしまうのです。安い料理にはそれなりの理由があるということも、消費者は知るべきだと思います。
ブラジルからの鶏肉の輸入量はものすごく増えてきていますから、こういうものが世の中にはたくさん出回っているということです。外食産業、給食などですでに相当数使われているでしょう。
パッケージに「若どり」と明記されている肉がありますが、あれはだいたいオス鶏です。オスの鶏は卵を産みませんから、使いみちがないのです。しかし、精肉に育てるまでには、それなりの時間とエサ代がかかってしまう。そこで、ある程度まで育てたところで絞めてしまい、「若どり」として売るのです。
すると商品価値が上がるのです。それが悪いとは言いませんが、業界にはそういう裏事情もあるのです。卵が産めなくなった鶏に、ホルモン剤を打って絞めてしまう方法もあります。
ホルモン剤を打つことで一瞬肉がピンとよみがえるので、そこで絞めるのです。このあたりになると、消費者が確認できるレベルではないと思うのですが、販売している人たちはだいたい内側の事情を知っていますので、信頼できるところから買う以外に方法はないと思います。
スーパーでパックして安く売られている鶏には、安くなる理由が隠されているのかもしれませんから、疑問を感じたら質問してみることです。この頃は、スーパーでもきちんと説明してくれるところが増えてきています。
誠実な対応ができるところで買い求めるのがいい方法だと思います。鶏肉専門の肉屋など、信頼できる店を探しておくのも1つの手です。最近は鶏肉の生産者にも、悪臭が出ないような、鶏が健康に育つやり方をしている学習熱心なところも出てきています。
そのような志の高い生産者の情報を得たら、直接アプローチして入手方法を問い合わせてみる方法もあるでしょう。ありがたいことに、そうした鶏を材料に使っていることを表明している飲食店も増えてきています。
とにかく消費者としては、「国内産」くらいしか銘打っていないわけの分からない肉が、量に比べて安ければ危険なこともあり得ると疑ってかかるべきだと思います。消費者の選択眼を磨くことが、まずは大事なのだと思います。
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