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残留農薬やダイオキシンの不安が大きい「春菊」

鍋に使う際にも最初にゆがいておく

白菜と並んで鍋ものに欠かせないのが、緑黄色野菜の春菊。ただし、春菊を生のまま鍋に入れるのはいけません。

葉ものの野菜である春菊は、ほうれんそうや小松菜なと同じように、残留農薬やダイオキシンの不安が強い野菜の1つ。

下ごしらえをきちんとしないで、生のまま使うやり方はNGなのです。たとえ鍋ものであっても、1回さっとゆでたものを使います。まず、しっかり洗うこと。
サッとぬらすだけの洗い方はいけません。ボウルに水を流しながら5分ぐらいつけておき、それから5~6回のふり洗いを。もう1つ肝心なのが「ゆでこぼし」。さっとゆでて水にさらしたあと、ぎゅっとと水気を絞ってから鍋ものに使います。

つぎに、安心な春菊の選び方。根元から菓が元気に出ていて、菓の長さは15~20センチぐらい。枝根がしっかりついているものを選びます。これがポイント。

よい土で育った証拠です。枝根が多くなるのは、化学肥料をあまり使っていないせい。そのぶん、化学肥料によって増える硝酸塩の不安が少なくなります。

旬は11~5月。ちょうど鍋の季節と一致します。春菊はβ-カロチンやビタミンC、Bl、B2などを多く含み、ガンをはじめ生活習慣病予防には大変効果のある野菜。安全なものを選び、安全な下ごしらえをして、しっかり食べましょう。

春菊はビタミンの宝庫です。

外側の葉は農薬の残量が内側の葉の3倍「白菜」

「1番外側の葉は絶対に捨てること」が安心の鉄則

白菜は冬野菜の代表格。鍋ものにしても、塩漬けにしても淡泊なおいしさが楽しめます。選ぶときは、1個売りは巻きが固くて重いもの選びます。カット売りの場合は、白い部分より黄色い部分が多いものを選ぶようにします。

これらは、よい土とよい気候のもとで育ち、病気や害虫にも強く、したがって農薬の必要があまりないはくさいです。化学肥料によって増える硝酸塩の不安も少ないのです。安心なものが多く出回る旬は、11~2月。

ところで、はくさいの葉の内側と外側、どちらが新しいか知っていますか。たいがいの人は、先に内側が生えて、それから順に外側の葉が出てくると考えがち。でも、それは間違いです。はくさいは、外側の菓が一番はじめに生えるのです。この外側の菓を捨てるのはもったいないと、みそ汁の具に使ったりしていませんか。これは絶NG。

一番古い外側の葉には、農薬やダイオキシンの不安が大いにあります。外側の葉は捨ててしまうこと。これが安心の鉄則です。参考までに、外側の葉の1~2枚目と3~4枚目を比べると、農薬散布から≡週間後の残留量は3倍近く違います。
つまり、外側1~2枚目の葉は、3倍も多く農薬が残っているということ。また、このとき5枚目より内側では、ほとんど農薬の残向田は見られませんでした。なお、はくさいはビタミンCが豊富で、芯の部分はカリウムが多く含まれており、最近ではガンを抑える効果があることがわかってきました。

下ごしらえで安全にチンゲンサイ

葉は1枚1枚ていねいに洗うことが肝心

チンゲンサイは、日本でも人気の高い中国野菜。1年をとおして旬の野菜です。歯切れのよさと緑の美しさが人気で、家庭ではクリーム煮や妙めものなどの調理法で親しまれています。くせがなく料理に使うにも重宝します。

ビタミン、ミネラルのほか、とくにカルシウムが豊富で、添加物のリン酸塩の害を防ぐのに役立ちます。安全なものを選ぶコツは、茎の部分がツヤツヤしていて張りがあること。

これまでチンゲンサイは農薬の心配がほとんどないので、根元だけ切りとってサッと洗えばよいと考えられてきました。ところが、ここへきて、土壌に含まれるダイオキシンも心配の種になています。その不安をとり除くために、根元を深めに切って、葉を1枚1枚はがして洗います。これが下ごしらえのポイントです。

流水の中で、茎の内側の泥をていねいに落としながら洗いましょう。泥を落とせば、残る心配は、葉に付着したり、表皮の下のクチクラ層にしみこんだものだけ。そこで、手間を惜しまず、葉を適当に切ってゆでこぼします。

洗うだけでは落とせなかった農薬やダイオキシンも、こうすればお湯の中に溶けだしてしまうため、さらに安全が増すのです。ナンゲンサイはくせがないため、ゆでたあと、水にさらす必要はなし。ザルにとったら、すぐお皿などに広げて手早く冷ましてから調理にとりかかります。

外側の葉が紫がかっているのは、農薬使用の多い証拠

「千切り→水にさらす」で農薬をきれいに除去できる

キャベツは胃潰瘍の予防に効果のあるビタミンU 、Kをはじめ、ほかの野菜に比べて吸収率が高いカルシウム(添加物リン酸塩の害を防ぎます)、カリウム(添加物ナトリウムの害を防ぎます)、さらにガンの予防効果があるイソチオシアネートを含み、毒消し効果のある食物繊維もたっぷり。
キャベツのプロフィールはこちら。
まさに食べる薬といえます。選び方のポイントですが、1一個売りの場合は、外側の葉がそり返っていて、手に持つと、見た目よりも重さが感じられるものを。
カット売りの場合は、芯の高さが全体の3分の2以下のものが安心の目安です。冬キャベツは外側の菓が紫がかっていないものを。冬場にリン酸が不足すると紫になります。病気への抵抗力が弱くなっているしるしで、農薬の使用量も多いと考えられます。

さて、キャベツは千切りにして生で食べることも多く、残留農薬などが気になるところ。でも、それほど心配することはありません。キャベツは、はくさいと同じで、外側の葉ほど古いのです叩外側の葉は真っ先にはえて、もっともたくさんの農薬を浴びており、ダイオキシンの心配も否定できません。しかし、逆に考えると、この一番外側の菓さえとり除いて捨ててしまえば大丈夫。あとはほとんどといっていいほど不安がなくなります。

念のため、葉の表面を一枚一枚、流水の中で洗い、まだ残っているかもしれない農∫薬やダイオキシンを落とします。ちなみにダイオキシンは水に溶けにくい性質があるため、野菜がダイオキシンを根から吸い上げる心配は、まずありません。

生で千切りにして食べる場合は、切ったあと、水にさらします。表皮の下のクチクラ層にしみ込んだ農薬やダイオキシン、硝酸塩が切り口から水に溶けだし、さらに安心です。

「ロールキャベツ」は葉をさっとゆでてから巻くため、不安物質がお湯に溶けだし、これもまた安心。妙めものの場合も、30秒ほどゆでこぼしてから使うとよいでしょう。もともと残っている農薬も少ないので、30秒くらいで十分に効果があります。
さらに安全性を高めたい場合はこちらにあるように外側の葉を1枚捨てるといいでしょう。

病害虫に弱いため、多くの農薬が使用される「ほうれんそう」

「おひたし」は、より安全度を高める最高の料理法

スラッと茎の長いスマートなほうれんそうと、ずんぐりむっくりのほうれんそうが、スーパーマーケットの棚に並んでいます。一体、どちらのほうれんそうを選べば安全でしょうか。

正解はずんぐりむっくりのほう。根元に近いところから葉がいっぱい生え、丈が10~15センチぐらいのずんぐりした形のものがよいのです。茎がスラっと長く育っているのは、化学肥料をたくさん使っている証拠。農薬も多くなりがちでよくありません。
ほううれんそっの旬は11~12月の寒い季節。なかでも味がよいのは2月です。
ちなみに∵ 旬は野菜が順調に育つために農薬の使用量が少なく、もっとも安心な時期といえます。

栄養豊富で抗酸化作用が強いほうれん草 | 食材のプロフィール
https://www.hood-memo.info/spinach/

さて、ほうれんそうはもともと病害虫に弱く、畑のよし悪しにも影響されやすいため、多くの農薬を使って育ちます。しかも、化学肥料や大気中のチッソ化合物による硝酸塩、ダイオキシン、腎結石の原因となるシュウ酸を多く含むなど、不安な材料がつぎつぎにあがります。

でも大丈夫。ちょっとした下ごしらえで、こうした不安材料をとり除くことができるのです。まず、ボウルにため水をし、水を流しながらほうれんそうを5分くらいつけておきます。そのあと5回ほどふり洗い。水を流しっづけることで、溶けだした農薬などが再び葉につくことを防ぎます。
さらに、「切ってからゆでれば硝酸塩の不安も解消」します。