鮮やかな赤い色は、発色剤を使用している場合も さつまいも
鮮やかな赤い色は、発色剤を使用している場合も さつまいも の取り扱いの注意。農薬よりもむしろ心配なのは、発色剤で不自然に赤くしたもの。
さつまいも ふっくらとしていて、毛穴が少ないものを選ぶ
江戸時代から、「飢餓のときにはさつまいも」と重宝がられたように、さつまいもは病気や害虫に強い野菜。そのため、農薬はあまり使いません。農薬よりもむしろ心配なのは、発色剤で不自然に赤くしたもの。
発色剤に含まれるリン酸塩が、骨をもろくしてしまうのです。異様に鮮やかな赤い色のものは、発色剤につけた不安があるので NG 。ふっくらとしていて、毛穴が浅く少ないもの、これがよいさつまいもです。細めのものは、育ちが悪いため農薬も多く使っていると考えられます。
さつまいもの旬は 9 ~ 11 月です。
下ごしらえとしては、水を流しながら、スポンジで 5 回ほどこすり洗いをします。この方法で、農薬やダイオキシンの心配も解消。発色剤を使っていたとしても、これで落とせます。厚めに皮をむけば、もっと安心。輪切りにすると皮のすぐ内側に筋のような輪があるのが見えますが、心配なら、この部分まで皮をむいてしまえばよいのです。