環境ホルモンが溶け出す可能性がある缶詰

缶詰を利用することはあるでしょうか。さまざまな種類がある缶詰食品。便利だし、保存は利くし、普段なにげなく食べている人は多いことでしょう。しかし、この缶詰に入った食品が、私たちの体に害をもたらす恐れがあるのです。

ほかの加工食品と同じように、缶詰の中身には添加物がいろいろと使われているという不安があります。

缶詰、それにインスタント食品やカップめんなどは手軽で便利です。しかし、これらは健康被害が懸念されるだけでなく、環境ホルモンの危険性も持っています。問題となるのは、中身ではなく容器です。缶詰の場合、缶の内側に塗られている素材から、ホルモンや神経をおかしくする危ない物質が溶け出ることがわかっています。

環境ホルモンとは、私たちの体の中でホルモンと同じような働きをし、生殖機能などに影響を与えるといわれている物質です。環境ホルモンは、ほとんどが、水よりお湯、お湯より酢、酢より油、油よりアルコールに溶け出しやすい性質があります。

缶の内側の塗装には、「ビスフェノールA」という物質が使われているものがあるのですが、これが原料となっている「エポキシ樹脂」でコーティングされていて、この樹脂が環境ホルモンとして疑われています。エポキシ樹脂は、おもにプラスチックの原料として使用されるもので、ビスフェノールAが、塗装が施された部分から飲食物に移行する心配があります。

これらのことは、魚介類の缶やコーンなどの缶だけでなく、缶コーヒーなどの缶ジュース類についても同じことです。こちらも水よりお湯、お湯より油に溶け出しやすいという性質があるため、コールドドリンクよりもホットドリンクの方が危険性が高いということになります。

また、ツナ缶など油が多く含まれた缶詰だと、さらに危険性が高くなります。長期保存が利く缶詰といえども、古くなると、容器に含まれる物質が中に溶け出してしまうので、できるだけ早く使うほうが良いです。

缶詰を購入するときには、缶の底の部分を見てみましょう。底が白いものはエポキシ樹脂を使用していないため、比較的安心できるものといえます。

そして、国内で製造される食品用容器包装については、すでに代替品への切り替えや、技術改良などの取り組みがされてきているそうです。

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