納豆 健康食品の代表格 ねばるまでかきまぜる

2024-11-16

納豆 健康食品の代表格 です。日本人の食卓には欠かせない 納豆 ですがパン食が増えて食べる機会も少しずつ減っているようです。夕食や昼食で納豆を食べる機会をつくりできるだけ納豆を食べるようにしたいものです。ちなみにパンに納豆とチーズをのせて食べる納豆トーストもとてもおいしいです。

納豆 よく練り、ねばりを出して納豆菌の活動を活発にする

納豆 健康食品の代表格
納豆 健康食品の代表格

納豆 は大豆と納豆菌でつくる無添加食品。安全な健康食品 』 と太鼓判を押したいところですが、もしかしたら、おおもとの材料の大豆に遺伝子組み換え食品を使っているかもしれないという心配があります。

パッケージに 「 国産大豆 100 % 」 と表示してあるものを選べば安心。この表示以外の納豆には輸入大豆が使われていることが多く、遺伝子組み換え大豆の不安はぬぐえません。あまり安価なものは選ばないほうが安心です。国産と掻いてあるものよりもたとえば北海道産とか表示されているほうが安心です。

とうふ 同様 輸入大豆だと遺伝子組み換えの不安がある ということです。

「極小」「超小粒」とうたったもの、「炭火発酵」「本格熟成」と、つくり方を特徴づけたもの、さらに「有機栽培無農薬」として OCIA のマークがついたものなども出回っていますが、栄養価や味、品質に変わりはありません OCIA はアメリカのオーガニック認定団体で、日本の有機栽培ガイドラインよりは信頼度が高いようです。

OCIA ジャパンは独自に有機JAS認証を行なうほか、米国の OCIA/NOP 認証の取得を希望される事業者の方の認証取得の窓口業務も行なっています。

ところで、「輸入大豆だと、ポストハーベスト農薬が不安」という声も聞かれますが、あまり心配する必要はありません。

納豆は製造過程で水にひたすので、農薬などの不安物質が残っていても、水に溶けだしてしまいます。

さらに、大豆に含まれている食物繊維が、有害物質を体の外に出してくれるのです。さて、納豆を食べるときは、できるだけ「ねばり」を出して食べることをおすすめします。30回以上まぜるとか50回以上まぜるとかいろいろ言われていますが十分に粘れば問題ないでしょう。

納豆のねばりの糸の正体は、L-グルタミン酸とD-グルタミン酸から成る「γ-ポリグルタミン酸」と果糖が繋がったものの混合物であり、糸引きの現象は主に「γ-ポリグルタミン酸」によるものです。

また、「納豆はたくさんかき混ぜた方がおいしくなる」という話をはとても有名です。
かき混ぜるとネバネバ糸の正体であるγ-ポリグルタミン酸がちぎれて、旨味成分であるグルタミン酸が一部遊離して、旨味を増すからのようです。

ねばりが納豆菌の活動を活発にし、o157 などの食中毒菌に対する力を高めてくれるからです。また、ねばりの中に含まれる 「 ナットウキナーゼ 」 は血栓を溶かす作用もあります。

納豆 を長くおくと、チロシンというアミノ酸の結晶ができてジャリジャリしますが、心配はいりません。それでも、製造されてから 5 日目をめどに食べましょう。そのほうがおいしくいただけます。

チロシンは神経伝達物質の原料となり、うつ状態を改善する効果がある非必須アミノ酸の一種です。 またチロシンは代謝や自律神経の調整を行う甲状腺ホルモンや髪の毛、皮膚の黒色色素であるメラニンの材料となります。

納豆 栄養

納豆に含まれる主な栄養素として、納豆に含まれる主な栄養として、3大栄養素のひとつである、たんぱく質が挙げられます。
また、主なミネラルは、カリウムやマグネシウム、カルシウム、鉄です。
ビタミンも含まれており、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンEが主要となっています。

栄養素 ゆで大豆(100gあたり) 納豆(100gあたり)
たんぱく質 16.0g 16.5g
カリウム 570㎎ 660㎎
カルシウム 70㎎ 90㎎
2.0㎎ 3.3㎎
ビタミンK 7㎍ 600㎍
ビタミンB2 0.09㎎ 0.52㎎
食物繊維 7.0g 6.7g
朝食ではなく夕食に食べよう
ナットウキナーゼは血液をサラサラにする血栓融解効果があり、その効果は食後10~12時間と言われています。そのため、朝食の定番と思いがちの納豆ですが、夕食にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
より多く栄養成分を摂取したいならひきわり納豆
納豆は発酵によって大豆の栄養価を引き出します。大豆を砕いて作られるひきわり納豆は、砕いていない粒納豆よりも表面積が大きくなるため納豆菌による分解が進み、栄養価がより高まります。
例えばビタミンKなら1.6倍、パントテン酸なら1.2倍など、より高い栄養素を摂取したいなら、ひきわり納豆がおすすめです。

dt>食べ過ぎに注意納豆には尿酸値を上げる原因となるプリン体が多く含まれているため、痛風のリスクが高くなります。いくら納豆がおいしくて健康に良いと言っても、食べ過ぎには注意しましょう。1日1パック程度が理想と言われています。

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