ご自宅で普段飲んでいる水道水は、安全で美味しい水でしょうか。浄水器を設置したりペットボトルのミネラルウォーターを購入したりしている方も多いかと思いますが、毎日使う水道水だからこそ、より安心して飲める工夫をしておきたいところです。今回は、水道水に含まれる残留塩素や有害物質のリスクを減らし、安全で美味しく飲むためのポイントを解説します。
水道水 危険性 水道水を安全に飲むために
水道水を安全かつ美味しく飲むために、手軽に実践できる大切な工夫が以下の3つです。
- 朝一番の水は飲まずに使うこと
- 前日の夜に水を汲み置いておくこと
- 沸騰させてから5分以上煮沸を続けること
まず1つ目は、「朝一番の水は飲用に使わない」ということです。夜間に給水管の中で滞留していた水には、配管に使われている鉄や亜鉛、銅、鉛などの金属成分が溶け出している可能性があります。
そのため、朝起きて最初に蛇口をひねった水(バケツ1杯分程度)は、飲用や料理用としては使用しないのがおすすめです。捨ててしまうのがもったいないと感じる場合は、洗濯、鉢植えへの水やり、掃除や打ち水などに活用すると無駄がありません。
2つ目は、「前日の夜にやかん等へ水を汲み置いておく」方法です。日本の水道水は川や湖などの水源から給水されており、感染症を予防するための塩素消毒が義務付けられています。残留塩素は雑菌の繁殖を防ぐ非常に重要な役割を果たしていますが、一方でカルキ臭やカルキ味の原因となり、本来の水のおいしさを損ねてしまいます。前日から汲み置いて時間を置くことで、塩素が揮発して気になる匂いや味が軽減されます。
さらに簡単な道具を使って安全性を高めたい場合は、飲み水 安全性 を高める方法 水を簡単に濾過する方法も参考にしてみてください。
水道水 煮沸して有害物質を除去する
3つ目は、「5分以上の十分な煮沸を行う」ことです。水道水中にある有機物と消毒用の塩素剤が反応することで、「トリハロメタン」と呼ばれる物質が発生します。トリハロメタンは発がん性や健康への影響が懸念されている物質の1つです。
トリハロメタンは揮発性(蒸発しやすい性質)を持っていますが、水が沸騰した直後のタイミングでは一時的に濃度が高まるという特徴があります。そのため、沸騰してすぐに火を止めてしまうと逆効果になってしまう点に注意が必要です。
沸騰したらやかんのフタを外し、弱火で5分以上ふつふつと沸かし続けてください。継続して加熱することでトリハロメタンが蒸気とともに気化し、安全性が高まります。少々手間に感じるかもしれませんが、冷ましてから冷水筒等で保管すれば、安心して美味しいお水を楽しめます。
地域ごとの水質やカルキ臭の原因については都会の水道水がおいしくないわけで解説されています。また、水に含まれるリスクについての知識は水道水 に含まれる発がん物質でより深く触れられています。
私たちが毎日口にするお水だからこそ、個人レベルで正しい下処理や工夫を取り入れ、安全なものを選んでいくことが大切です。当サイトでは、お水をはじめ毎日の暮らしに欠かせない飲み物の安全性や健康的で美味しい摂り方に関する情報を多数お届けしています。ぜひあわせてチェックしてみてください。


