餃子

冷凍餃子に入っている具の正体は

市販(冷凍)ギョーザの中には何が入っているのか。ある餃子店の元アルバイト店員に、こんな話を聞いたことがあります。
「豚肉餃子を食べたお客さんから、「ヒゲのようなものが入っている」とクレームがありました。

冷凍餃子を納めている業者に聞いたら、「それは豚皮の毛だ」と言うのえす。「毛くらいとってほしい」と、注文をつけましたが…」

豚の皮を肉の代わりに使ったり、皮付き豚肉を皮も肉も一緒に挽き肉にして餃子の具にするのは、餃子業界では一般的に行なわれていることです。

もちろん毛は抜かなければならないのえすが、その手問を省いているところもあるということです。

具材が細かく切り刻まれていて、しかも皮に包まれて中身が見えない餃子は、何かと問題が多いのです。

中国から輸入した「エビ蒸し餃子」に小石が多数混入していた事件(2002年)もあれば、腐った大根などを具にしていたことから、厚生労働省が韓国からの冷凍ギョーザの輸入を禁止した(2006六年)こともありました。

日本で中毒患者を出した中国製毒入り冷凍ギョーザ事件に閲し、2010年3月、中国政府は「製造元・天洋食品の元臨時従業員が会社をうらんでの犯行」と日本側に通告。事件が「解決」して一安心ではあるのですが、中国からの輸出時の検査の甘さなど、大きな問題はそのままです。

購入時の注意点

外食するなら豚肉100% のものを選びます。冷凍餃子を買うなら原材料表示をよく見て、「脱脂大豆」と書かれていないものを選びます。
中国製冷凍餃子の多くは、コスト削減で中身に大豆カスを目一杯入れています。豚肉の臭いがやけに強く(ラードで臭いを付けている)、ベトベトした食感があります。

業務用炒飯も注意しなければいけません