健康油

健康と謳っているのに発がん性を疑われる物質が混入

特定保健用食品(トクホ)に認可され、「ヘルシーな健康油」として販売されていた花王の「健康エコナ」に発がん性物質(グリシドール脂肪酸エステル) が含まれていたことから、花王ではトクホの取り消しを申請、販売を中止しましたた。

「トクホ」マークの信頼性に疑いが生まれるほどの大事件でしたが、そもそも発がん性物質が含まれている食用油を、なぜ厚生労働省はトクホとして認可できたのでしょうか。

大豆油となたね油を分解してから、再合成してできる化学合成油それがエコナです。この化学合成の過程で、体内で発がん性物質に変わる懸念が指摘されているグリシドール脂肪酸エステルが発生しました。グリシドール脂肪酸エステルは、ジアシルグリセロールを含む食用油の精製脱臭工程で発生します。

だが、エコナの場合、通常の100倍もの量が発生。この不純物が、トクホの審査では調べられていなかったのです。食品中の発がん性物質については、一生食べ続けた場合に発がん率が「10万人に1人」より増える場合は規制する、というのが国際基準。エコナの場合、含有するグリシドール脂肪酸エステルの量から計算すると、「2500人に1人」の発がん率になります。なんと、国際基準の40倍。まったくとんでもない健康抽が国の「御墨付き」の下で販売されていたということです。

購入時の注意点

「トクホ」といっても盲信しないことです。令和2年時点で約1074品目品目が認可されていますが、エコナのケースのように、審査にあたり、企業側から都合の悪いデータが出てくるわけがないのです。また、「トクホ」に過大な期待を持って、日常のバランスのとれた食事や運動といった、基本的な健康管理がおろそかにならないように注意しましょう。

リノール酸には注意「食用植物油」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です