輸入果物 危険 農薬
輸入果物 危険 農薬です。12年前の2010年2月、成田空港検疫所で、フィリピンから輸入したマンゴーから農薬「フルシラゾール」(殺菌剤)が基準値の0.01 ppmを超えて検出され、食品衛生法違反となりました。
輸入時の「水際のチェック」は意外と甘いので注意 輸入果物 危険
12年前の2010年2月、成田空港検疫所で、フィリピンから輸入したマンゴーから農薬「フルシラゾール」(殺菌剤)が基準値の0.01 ppmを超えて検出され、食品衛生法違反となりました。
しかし、輸入された全量( 1150 kg)はすでに国内流通に回った後。厚生労働省は、輸入会社の所在地である東京都に回収などの措置をとるよう依頼したのですが、文字通り、後の祭りとなりました。
日本の水際のチェック体制の甘さを露呈した案件でした。実は、「フルシラゾール」は以前から厚生労働省がマークしていた農薬です。
2008年、2009年とフランスから輸入されたブラックカラントから、基準値を超えてなじ検出されていたからです。
ブラックカラントといってもあまり馴染みがないのですが、カシスのことです。その実はジャム、アイスクリーム、リキュールなどに利用されています。それまではほとんどノーマークの農薬で、許容1日摂取量(人が一生涯毎日摂取し続けても、健康への影響がないとされる1日当たりの摂取量)も設定されていなかったのですが、食品安全委員会で体重1 kg当たり0.002mg/日と設定された(2008年)。
ブラックカラントの輸入量は2007年度には2 tでしたが、2008年度には18tと急増したため、フルシラゾールの汚染も心配されました。違反したブラックカラントは幸い、全量が国内流通することはなかったのですが、農薬フルシラゾールは、世界中で使われているようです。世界中の果実を食べる日本人は、また、あらゆる農薬も食べるリスクを常に背負っているということです。
食品添加物 防カビ剤 危険
輸入果物 の場合、輸送の際に腐敗したりカビが生えたりするのを防ぐ目的で、食品添加物の防カビ剤(防ばい剤)が使われています。果物の皮を触るとベタベタしたものが食品添加物です。
現在、防カビ剤は、OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリルなど、全部で9品目の使用が認められています。いずれも、もともとは農薬として使われていたもので、危険性が高いのです。
厚生労働省は、その後も次々に農薬として使われていた化学合成物質を防カビ剤として認可しています。
まず2011年にフルジオキソニルが認可されました。糸状菌に対して制菌作用があるため、防カビ剤としても使用が認められたのです。しかし、マウスに対してフルジオキソニルを0.3%含むえさを18カ月間食べさせた実験では、高い頻度で痙攣が発生し、リンパ腫の発生率が増加しました。
さらに2013年にはピリメタニルが認可されましたが、ラットに対してピリメタニルを0.5%含むえさを2年間食べさせたところ、甲状腺に腫瘍の発生が認められました。つまり、発がん性の疑いがあるということです。
輸入果物 危険 は農薬だけではありません。このように防カビ剤などもあるのです。
輸入量が多い果物はこちら
輸入量 多い果物
- バナナ
- パイナップル
- キウイフルーツ
- オレンジ
- アボカド
輸入果物 購入時の注意点
有機栽培で、しかも適正な賃金をもらっている人達が働いている農園の果実を購入するようにします。この場合、やや割高になるのは言うまでもありません。
メロンは農薬の使用が比較的少なくて栽培されるので安心度が高いフルーツです。
また、メロンの 甘味成分が疲労回復に効果があります。
輸入果物 増加
輸入のキウイ、ブドウ、リンゴが売れています。果物全体の消費量がゆるやかに減りつつある中、今年に入って、この3品目は輸入量がいずれも前年同期比2桁の増加率をです。手ごろな価格、食べやすさなどが消費者の心をつかんでいるほか、高度な販売戦略が現代の流通構造に合っていることも、好調の背景にあるようです。
農林水産省によると、ブドウ、キウイ、リンゴとも昨年の輸入量はその5年前より60%以上の増。今年も1~8月の輸入量は、前年同期比でブドウは33・4%、リンゴは29・4%、キウイは14・5%増えている。
果物の輸入商社、船昌商事(東京都大田区)ではチリ、オーストラリア、米国、メキシコの主に4カ国の産地リレーでブドウを通年で輸入。種がなく皮ごと食べられるものが主で、品種ごとではなく緑、赤、黒と果皮の色別で販売しているとのことです。
お店では彩りがキレイな 輸入果物 が並びますが、輸入 果物 の危険性もよく理解した上で購入したほうがいいでしょう。
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