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ブロイラーは薬漬けが多い

薬漬けで出荷まで延命調整させられた鶏

ブロイラーは、1910年代に軍人用食肉としてアメリカで開発された鶏です。今では家庭の食卓にも頻繁に登場するほど一般的になった食材でもあります。

そのブロイラーの鶏舎を案内されて驚きました。窓無し式の鶏舎には、ポツン、ポツンと天井から下げられた裸電球があるだけです。

そのわずかな照明の下にエサ台と水飲み器が置いてあるだけです。1つのブロックは20~30坪に区切られ、エサを食べやすいようにくちばしをカットされた1万2000羽ほどのブロイラーが、身動きがとれないほどの状態で飼われています。

まさに「工場」と言ったほうがいいでしょう。養鶏関係者は一様に「ブロイラー飼育は病気との戟いです」と言う。もともとひ弱な鶏を短期間に大量生産しようというのだから、ますますひ弱になるのは当然です。

だが、瀕死の肥満鶏には無理やりエサや薬を詰め込むそうして出荷までの60日間を「なんとか生かす」のです。ストレスで免疫力の低下したブロイラーは病気になりやすいのです。そこで、薬に頼る。完全な悪循環です。

飼料安全法では、食肉にする1週間前から飼料の中に抗生物質を添加してはならないと定められていますが、これを守らない養鶏業者が後を絶ちません。そのため、「食品中に残留してはならない」はずの抗菌性物質がブロイラーの食肉から、毎年のように検出されています。

抗生物質の残留した肉を食べ続けていると、いざ病気になったときに、抗生物質が効かなくなる可能性もあります 。

購入時の注意点

安全な食生活を送る上で重要ですがなかなか難しい問題です。鶏肉をスーパーで買うときはせめて、「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」のラベルのあるものを選ぶようにしましょう。

ベビーフード

残留農薬、窒息死のふたつのリスクに注意

体が未熟でデリケートな乳児の食べものには細心の注意を払わなければいけません。ところが、乳児用の食べものには2つのリスクがあります。

1つ目は、成分のリスク。ベビーフードメーカー大手の和光堂が今から12年前の2007年に「ほうれん草と小松菜」「緑黄色野菜3種パック」「野菜がゆ」の一部商品から、大腸菌群が検出されたとして自主回収しました。

和光堂は、2001年にもベビーフードから残留基準値を超えた農薬が検出されたとして問題になりました。

2つ目は窒息のリスク。20009年には、「東京都商品等安全対策協議会」が「ベビー用おやつ」の安全対策の必要性を訴えている。「○ヶ月頃から」などと乳児を対象としているソフトせんべい、ビスケット、ポーロなどの「ベビー用おやつ」による窒息事故の相談が消費生活センターに寄せらました。2006年まではそのような相談は皆無でしたが、2007年から2008年にかけて3件。その中の1件は、「(9ヶ月の女児に) ウエハースを小さく切って与えたところ、喉に張り付き、呼吸できなくなり意識を失った」という事故でした。

「ベビー用おやつ」が原因と思われる窒息で救急搬送されたケースもあります。注意表示の改善、安全性に関する法整備が十分とはいえないベビーフードに関しては、日頃から「消費生活センターへの相談」から想定される乳児の危険に注意を払っておくことは大切です。

購入時の注意点

「ベビーフード」「ベビー用おやつ」に頼らない離乳食づくりが大切です。乳児を連れて遠出するときなどは、無添加・有機栽培米を使っレトルトの白粥や、かぼちゃのマッシュを持っていけば離乳食になります。

離乳食に白粥は必須

缶詰

長期保存できて便利ではあるけれどその理由は

長期保存ができる缶詰は 安心・安全な食品とイメージしている方も多いでしょう。たとえばサケ・マス缶の場合、原料の加工時、鮮度維持のために次亜塩素酸ソーダに苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) を添加した液を使います。
サケやマスをわずか5分聞この浸透液に漬けるだけで、付着している細菌類が激減するほど強力なものです。

原料の輸送時に使う氷自体に薬品を添加する方法もよくとられています。これには抗生物質のCTC(クロールテトラサイクリン)が使用され、保蔵期間は約2倍に。

ミカンの缶詰では、内果皮( 実の薄い皮)がきれいにむかれているのを不思議に思つたことがあるかもしれません。だがカラクリは簡単です。これも苛性ソーダを使っているからです。缶詰は加熱殺菌しますが、ニンジンはその際に軟らかくなりすぎてしまうので、肉質を強化するために乳酸カルシウムの入った液に漬けているものもあります。

乳酸は腐食性毒物で、かつてミルクに混ぜて飲用して中毒死した未熟児のケースがありました。WHO(世界保健機関)でも、「乳児用に添加するのは好ましくない」と警告しています。

サクランボの缶詰にも注意が必要です。着色に赤色三号などの発がん性物質が使用されているからです。缶詰内部のpHの調整のため、合成クエン酸も添加してあるから、とくに子どもには与えないようにしなければいけません。

購入時の注意点

缶詰の容器から環境ホルモンのビスフェノールAが溶出して問題になったこともあります。「袋入り缶詰」と言われるレトルト食品のほうがまだ安全です。

レトルト食品には、殺菌剤・保存剤は使わないことになっているのですが、化学調味料や合成香料は通常の加工食品並みに添加されているので気をつけなければいけません。それから、レトルト食品にしろ缶詰にしろ、中身の産地まで表示してあるものを選ぶようにしましょう。

関連ページ:
環境ホルモンが溶け出す可能性がある缶詰

ウィンナーソーセージ

なぜ「うさぎの肉」が重宝されるのだろうか?

JASによると、ウィンナーソーセージは羊の腸を使用しているもの、又は製品の太さが20mm未満のものをいいます。その中身が何の肉かについては、はっきり知られていません。

実は各種ソーセージ類の中でも、最も「いろいろな肉」を混ぜ合わせて作られています。豚肉、鶏肉、羊肉、うさぎ肉、魚肉( マリンビーフ)、馬肉などなんでもあり…何でもありといった方がいいかもしれません。

中でもうさぎ肉を使う食肉加工業者は多く、うさぎ肉は中国からの輸入が多く、安い上に脂身が少なく結着性がいいので、加工業者に重宝されています。

子どもが大好きな食品だけに、添加物には十分配慮して選ばなければいけません。とくに、保存剤のソルビン酸と発色剤の亜硝酸塩の表示のないものを選ぶのが大事なポイントです。

価格はやや高いのですが、健康のストレスなく育てられた豚を原料にしているから安心です。ところで日本でソーセージが一般的になったのは1955年前後、魚肉ソーセージが最初です。「欧米=文化的」という風潮がある中で売り出され、ソーセージを食べたことのない人々はこれを「本物」と思いました。

それでも体に害がなければ問題ないのですが、実はとんでもない防腐剤が使われていました。ニトロフラン誘導体の合成化学物質「AF2」です。

発がん性があることがわかっていたのに、それを国民に隠して、厚生省(当時) は認可したのです。AF2 は1974年に使用禁止になりましたが、カイコの実験では三代目の孫の世代に奇形カイコが大量に発生しています。AF2を最も摂取したのは、団塊の世代です。孫の世代に影響が出ないことを祈るばかりです。

購入時の注意点

国産豚肉100% のものを。発色剤、リン酸塩、アミノ酸が無添加のものもあるので、できればそれらを選びましょう。

フライドチキン

発がん性物質「アクリルアミド」が検出

フライドチキンなど手軽に食べることのできるファストフード食品から、国際基準の1000倍を超えるアクリルアミドが検出されました。

アクリルアミドは「毒物及び劇物取締法」で「劇物」に指定されている物質です。スウェーデン国立食品局とストックホルム大学の動物実験では、発がん性も確認されています。

どういうわけか日本ではほとんど報道されませんでした。とくにテレビはそういった報道はできません。大スポンサーである大手ファストフードチェーンを気にかけてのことでしょう。

同様に、次のような事件も報道されませんでした。2006年、インドネシアの「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA))が、世界最大手チェーンのケンタッキーフライドチキンを告発しているのです。

「インドネシアのケンタッキーフライドチキンに納入されるニワトリは成長を促進するために薬品漬けにされ、太りすぎてまともに歩くことができなくなっている上に、食肉処理される前に羽をちぎられ、脚を折られ、意識のあるうちに煮えたぎった熱湯の入ったタンクに放り込まれている」

告発を裏付けるかのように、2004年、日本で発売されているフライドチキンから抗菌剤の「スルファキノキサリン」が検出、全商品の回収が行なわれました。

原料はブラジル産ブロイラー(食肉用の雑種鶏)で、飼育中に与えた抗菌剤が残留していたのです。

低脂肪低カロリーの鶏肉が人気だですが、そうした「ヘルシーブーム」に乗った情報だけでなく、リスク情報も併せてチェックしなければいけません。

購入時の注意点

食べるなら国産もの。チキンナゲットもフライドチキン同様に注意が必要。ファストフードチェーンのものには強化剤( アミノ酸、ビタミンなど) の添加が多いので注意。

ビーフジャーキー

「伝統的な調理法」に取って代わったこんな添加物

細く切った牛肉に塩や香辛料をすり込み、日干しにして作るビーフジャーキーは、アメリカ土産の定番の1つでもあります。
アメリカではビーフジャーキーを家庭で作るための電化製品も販売されているというから、さすがに肉食の本家です。

噛めば噛むほど牛肉のうまみが出てくるのが魅力の1つでしょう。

日本で売られているビーフジャーキーは異様に軟らかいし、なぜか手がべ夕つくのが気になります。何よりも牛肉の味わいがなく、香辛料の昧ばかりです。

「本格派」と銘打って売られているビーフジャーキーがあったので、ためしに原材料名を見ると、 味を濃厚にするたんばく加水分解物、添加物としては調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤( エリソルビン酸ナトリウム)、発色剤(亜硝酸塩)、着色料(赤色102号) などが使われています。

伝統的な保存食であるはずのビーフジャーキーにも、これだけの食品添加物が使われているのです。
また、ある商品の原材料表示には「ドライソーセージ」の品名があります。ソーセージの原料はおそらく挽き肉であろうが、これでは本来のビーフジャーキーとはまったくの別物です。

中には植物性たんばく入りの商品もあります。植物性たんばくは繊維状大豆たんばくともいい、肉のような食感を出すものもあるから、どんなクズ肉でも立派な牛肉に化けさせることができます。中国の直営工場でビーフジャーキーを作っている日本メーカーもあるが、衛生管理の面も気になるところです。

購入時の注意点

添加されているエリソルビン酸ナトリウムはアルコールと一緒にとると吸収が早まります。つまみとして、ついつい食べすぎないように注意しましょう。
無添加のビーフジャーキーを食べるようにしましょう。

鶏のからあげ

自然解凍の「お弁当用からあげ」がベチャベチャにならない理由

調理が簡単で短時間ですまされる便利な食べものには、今一度、疑いの目を向ける習慣を持つほうがいいでしょう。たとえば、「自然解凍の鶏のからあげ」。

朝のうちに冷凍したままの状態で弁当箱に入れておけば、昼頃にはちょうど食べ頃になるという、手間を省くにはもってこいの食材です。しかし、5~6時間も放っておいても傷みがなく、解凍してもベチャベチャにならないのは、もちろん添加物の力によるものです。「便利さ」を生み出す決め手は酢酸ナトリウムです。

あるメーカーの商品には、次のように酢酸ナトリウムがこのように紹介されています「食酢の主成分である酢酸から作られており、解凍後の品質を保つために使用しています」

ところが、ここには酢酸ナトリウムに関する大事な情報が記載されていません。酢酸は「食品添加物の酢酸エチルですら、劇物指定されている物質である」ということです。いくら希釈して使われるとはいえ、体内に入る食品に「劇物」を使っていいものでしょうか。

からあげにはこの他、増量効果と保存性を高める目的で重合リン酸塩がよく使われます。この食品添加物は食肉加工品のほか、練り製品や清涼飲料など多くの食品に使われているのですが、多量に摂取すると老化が早まり、腎臓障害を起こすと国際毒科学会で報告されています。

購入時の注意点

多くの食べものは「手間をかけずに、おいしく調理」できるものではないと心得ておくことです。意識するだけでも、「安全な食品」を選ぶ目が養われます。もちろん手作りするに越したことはないのですが、スーパーで鶏肉を買うときは、「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」のラベルのあるものを選ひましょう。

肉まん

大豆が使用されていても「遺伝子組み換え表示」の枠外

寒い季節になると、口の中で熱い肉汁がジュワーツと広がる肉まんが恋しくなります。関西では「豚まん」とも呼ばれる肉まんですが、おいしさは原料の豚肉の品質によって決まるといっていいでしょう。

ところが中にはアツアツなのに、肉汁が出てくるどころか、妙にネバネバした感じがあるものがほとんどです。しかも、シイタケばかりが歯にくつついてきます。

コンビニで売られている肉まんを食べると、たいていがこのような食感です。なぜかといえば、豚肉(挽き肉)と同じくらいの量の大豆たんばくで増量されているからです。

焼売と同様のやり方で、「大豆たんばくまんじゅう」 が作られているというわけです。ただし肉まんの場合、大豆たんばく以外にも混ぜられているものがあります。肉まんの具は中国やタイで作られて輸入される例が多いのですが、ラード(豚脂)を混ぜて味を濃くしたり、豚由来のエキスが風味付けとして加えられていたりしています。
おかしいのは、このような肉まんがJAS法で守られていることです。そして、気になるのは、使われている大豆たんばくの由来です。

納豆、味噌、醤油、豆腐のように丸ごと大豆を食べる食品には、「遺伝子組み換え大豆」を使用しているか否かの表示があるが、肉まんにはほとんど表示されていません。

購入時の注意点

コンビニのレジ横で売られている肉まんは表示も何もありません。コンビニ本部に豚肉の産地や中身について問い合わせてみると、オルタフーズ(神奈川県)の商品は、100% 国内産・非遺伝子組み換えの原材料を使用し、化学調味料無添加、国産豚使用、と安心できます。

安全・安心の手作り肉まん

シュウマイ

「中身は肉の40%まで大豆たんばくを入れてよい」

シューマイはさまざまな秘密を皮でまいて隠している食品とも言えます。JASの基準ではシューマイ、ギョーザ、春巻きなどの冷凍食品の場合、中身には食肉、魚肉の40%まで大豆たんばく(脱脂大豆)を入れてよいことになっています。

当然メーカーは目一杯、大豆たんばくを入れて増量しているはずです。市販されている大半の冷凍シューマイは、本来の豚の挽き肉をベースにしたものとは違う、「大豆たんばく食品」くらいに思ったほうがいいでしょう。

また、「黒豚原料使用シューマイ」などというのもあります。贅沢にも生産量が限られている黒豚を使っているのかと思いきや、表示を見ると「1割のみ使用」とあります。しかもその黒豚もDNA検査をすれば、普通の豚肉の可能性もあります。

シューマイでは、なぜかエビシューマイやカニシューマイが多数あります。おそらく日本人が好むカニとエビを入れればよく売れるからです。また、流通量の多いエビやカニの場合、生食には向かない廃棄同然のものが大量にあるため、原料を安く入手できるのは確かです。そんな業務用のエビシューマイには、魚のすり身がエビと同じくらい入っています。本来ならば、エビの味などしないはずだが、食べてみるとしっかり味がついていて驚かされます。

配合調味料(食塩、窒素、グルタミン酸ナトリウム、グリシン、リボヌクレオタイドナトリウム、アラニンが成分) と発酵調味料でエビの風味を出しているからです。配合調味料に含まれるグリシンは、白血球を減少させるという報告もあるので、避けたほうがいいでしょう。
ちなみにグリシンはお弁当、おにぎり菓子パン、サンドイッチにもよく使われています。

購入時の注意点

買うなら豚肉100% 使用のシューマイを。信頼できる精肉店で直接販売されているシューマイが一番確かです。

ミートボール

「原型のままでは売れない肉」が使われているので注意

元食品添加物専門商社の営業マンで「食品添加物の神様」の異名をとっていた安部つかさ司氏に食品メーカーの社員が相談に訪れました。

ほぼペースト状になっている肉を持ってきて、「これで何か商品はできないか」という。安部氏は添加物を駆使して、ミートボールを開発したのですが、まさにその商品が子どもの誕生パーティーの食卓に出てきました。

安部氏は思わず「食べたらいかん! 」と怒鳴ったというエピソードがあります。

そして、「とんでもないものを作っていた」と胸を痛め、会社を辞める決心をしたというのです。

安部氏に聞いたところによると、ミートボールに使った肉は、老廃牛(乳の出なくなった乳牛)の横隔膜などについた肉を削り集めた「トリミングミート」だそうです。

ところで、ミートボールには通常どんな肉が使われているのでしょうか。切り刻まれて丸く固められた姿からは想像もできないのですが、少し考えれば、「原形のまま商品になるような肉レが使われていないことはわかります。

食肉関係者によると、ブロイラーのトサカを使ったものもあるというのです。一般的にトサカはペットフード用に回されるのですが、これを原料にすれば普通のミートボールの半値くらいで惣菜用の肉団子を作れることが可能です。

どこの食品メーカーのミートボールも、顧客ターゲットは子どもです。アニメのキャラクターを宣伝に使い、子どもが好むように砂糖や水飴などで甘い味をつけているのです。子どもの口に入る食品ほど原材料の確かなもので作るべきなのに、現状はまったく逆です。

購入時の注意点

鶏肉」という表示だけでなく、どの部位を使っているかも確認しましょう。石井食品では原料を厳選した無添加の商品を提供しているので安心です。チキンハンバーグやミートボールとも安心です。

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