清涼飲料水

化学反応で「発がん性物質」が発生することもある

複数の食品添加物が予想もしない化学反応をし、新たな発がん性物質を発生させてしまうことを「相乗毒性」といいます。

食品添加物の恐ろしさの1つです。清涼飲料水「アロエベラ」から発がん性物質のベンゼンが検出されたのも、この相乗毒性が原因でした。「アロエベラ」は製品回収の措置が取られましたたが、ベンゼンの検出可能性がある清涼飲料水は他にもあります。

ベンゼンは車の排ガスやタバコの煙などにも含まれる物質で、IARC(国際がん研究機関) は「ヒトに対して発がん性がある」(グループ1) に分類しています。

そんな物質がなぜ清涼飲料水から検出されたのかというと、安息香酸とアスコルビン酸という2つの食品添加物の相乗毒性のためです。

安息香酸は保存剤、アスコルビン酸は「Ⅴ・C」と表示される酸化防止剤です。ときには栄養強化剤としても添加されます。この2つの添加物が一緒になると、温度や添加量によっでは発がん性物質のベンゼンが生成されることがイギリス、アメリカなどの政府機関から相次いで公表されました。

この報告を受け、厚労省医薬食品局食品安全部が安息香酸、アスコルビン酸が添加されている市販の清涼飲料水31製品を分析したところ、すべての製品からベンゼンが検出されました。

ただ、日本では食品中のベンゼンに関する法定の基準がないため、水道法での水道水のベンゼンに関する基準値である10ppbを超えて検出された製品「アロエベラ」のみの回収を、販売業者の要請しました。

購入時の注意点

清涼飲料水を購入するときは安息香酸とv・cが一緒に表示されているものは避けます。また、ほとんどの商品からベンゼンが検出されているので、できるだけ飲まないようにします。そのほかには着色料/黄4号、赤106号にも注意します。

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