イカ

フェイク(模造)食品が多い

日本人が好むスルメイカ、ヤリイカ、スミイカなどが日本近海から姿を消してしまいました。スーパーで国産のイカをほとんど見なくなりました。
それでも、スーパーの鮮魚売り場でも寿司屋でもイカが切れることはありません。実はそのほとんどはアフリカやイタリアで獲れたモンゴウイカの冷凍品です。

モンゴウイカはイカには違いありませんが、胴の長さが30 cmもある大型のイカです。身は肉厚で、味は大雑把、スルメイカの昧には遠く及びません。

ところが、そのモンゴウイカも、今や「高級食材」に仲間入りしつつあるのです。代わって最近、増えているのが、タイなど東南アジアで獲れた小型のイカです。これはもともと風味が薄いのですが、皮をむいて殺菌する過程で、さらに味が薄くなってしまいます。そこで、イカの味に近いアミノ酸調味液に浸し、人工的に味を付けます。

「イカそうめん」などは、こうして味付けされた東南アジアのイカが使われています。イカの「フェイク(模造) 食品」も多数あります。

「イカ風味フライ」などはその代表例。原料はスケソウダラのすり身、でんぷん、ラード、卵の自身、化学調味料など。要するに、冷凍スケソウダラのすり身に各種化学調味料、でんぷんをこね合わせて、つるつるした舌触かもりは卵の自身を使って醸し出しているのです。

1000円以下の仕出し弁当に入っているイカリングは、フライにしろ妙めものにしろ、大半はこのフェイク食品と見たほうがよいでしょう。

安全な購入方法

スーパーで刺身用のイカを買うときは、調味液につけていないものを選ぶようにします。調味液につけてあるものは、イカの珍味と同様の商品と思うことです。イカそうめんは添付されているタレは使わないほうがいいでしょう。塩分が濃いし、酸化防止剤などの添加物もかなり使われています。

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