マグロ 危険 メチル水銀の不安 日本人は食べ過ぎ
マグロ 危険 日本人は食べ過ぎています。マグロなどの比較的大きな魚には食物連鎖により、メチル水銀がより多く蓄積されていきます。 このメチル水銀が人間の身体によくないのです。 メチル水銀濃度が高い水産物を人が摂取すると、神経損傷、神経発達や生殖に悪影響を及ぼす可能性があります。
マグロ 危険
水銀は自然界に普遍的に存在する重金属ですが、特にメチル水銀などの有機水銀は、中枢神経に障害を起こすことが知
られています。日本では 1956(昭和 31)年頃、化学工場からの廃液に含まれていたメチル水銀を蓄積した魚を食べ
た熊本県水俣湾周辺住民に水俣病が発生しました。水俣病は、手足感覚障害、運動失調などの中枢神経症状を特徴として
います。1965(昭和 40)年には新潟県の阿賀野川流域で第二水俣病が発生しました。
2013(平成 25)年 10 月 19 日に熊本で開催された国際連合環境計画(UNEP)の政府間交渉委員会において、水
俣病と同じような被害を繰り返してはならないという決意を込めて、水銀を使用した製品の製造と輸出入を規制する「水
銀に関する水俣条約」(the Minamata Convention on Mercury)が採択・署名されました。
介類にメチル水銀が含まれる理由
私たちが平均的に摂取するメチル水銀は、約 8 割が魚介類の水産物の摂食に由来します。魚介類の体内には自然界の
食物連鎖を通じて微量のメチル水銀が蓄積されています。その含有量は一般に低いので健康に害を及ぼすものではありま
せんが、マグロやクジラ等の一部の魚介類については、食物連鎖を通じた濃縮を経てメチル水銀濃度が比較的高いものも
見受けられます。
メチル水銀の毒性は
人も含め、動物に対するメチル水銀の毒性のもっとも典型的なものは中枢神経系に対する影響です。
メチル水銀は、体内に入った後、消化管から血中へと吸収され、肝臓や腎臓を経由して糞尿として排泄されるほか、毛
髪にも含まれて体外に出されます。妊婦の場合は、体内に入ったメチル水銀の一部が胎盤を通過して胎児に移り、その胎
児の機能的発育に影響を及ぼす可能性があります。WHO(世界保健機関)は疫学調査の結果から、メチル水銀について
暫定耐容週間摂取量(PTWI)※
を体重 1kg あたり水銀換算で 1.6μg/kg 体重 / 週と設定しています。
メチル水銀の危険性については農林水産省のページに詳細が書かれています。
- メチル水銀の毒性は、神経の発達への影響です。
- 最も鋭敏な健康上の影響は、食物を通じて母親が大量のメチル水銀を体内に取り込むことにより、おなかの中の胎児へ曝露した結果、胎児の神経の発達に影響すること、また、発育中の幼児が大量のメチル水銀を体内に取り込むことによって神経の発達に影響することがあります。
- ただし、現在のところ、普通の食事をとることによって、一般の人に対して影響があるというレベルではありません。
- なお、メチル水銀は、体に取り込んでその量が半分になる期間(半減期)は、約2か月といわれています。
マグロは乱獲が続いているために、漁獲量が年々減少の一途をたどっていることが大問題になています。
日本人は マグロ が好きで、マグロを食べる国民と言われていますけれども、それだけ消費量が多いのです。
一世帯あたりマグロ消費量の全国平均は年間2,270g。 最も多いのは静岡県で4,518gと全国平均の約2倍。
静岡県はマグロの水揚げが日本一で、名実ともに日本一のマグロ県と言えそうです。 2位以下は山梨県、群馬県、栃木県と海がない県が続いている。
海がないところは刺身はご馳走ですから食べる機会が増えるからでしょうか。
私が問いたいのは、「そんなにたくさんマグロを食べる必要がありますか?」ということです。昔は、マグロの刺身はそれなりに高級な食べ物でした。ですから、それほど頻繁に食べませんでしたし、そもそも大量に食べる物でもなかったのです。
ところが、漁業技術が進歩して無理をすれば大量に獲れた時期があったものですから、昨今はマグロが安く出回るようになり、そのために日本人全体がマグロを食べ過ぎるようになったと思うのです。
「ここらへんで自重しませんか? 」という提案をしたいのです。そんなにたくさん食べなくてもいいはずですから。
昔から、メジマグロといって、漁をするとホンマグロの子どもがある程度かかるのですが、かかれば獲って食べていました。でも、今はわざわざメジマグロを獲りに行ってしまうのです。「それはやめましょうよ」と言いたい。放っておけば、成長してホンマグロになるのですから。これは乱獲をしている漁師の責任とばかりは言えません。
「安い物を大量に食べさせろ」という消費者の強欲が、この結果を生んでいるのです。マグロの刺身なら、3切れか4切れあれば十分のはずです。
もっと自覚を持って食べるようにしなければ、マグロに限らず、海洋生物を人間が食い尽くすことになってしまいます。もちろん、環境に与える影響といった観点でこの間題を考えることも大事なのですが、そんなことより何より、そんなに強欲に食べてどうするのかという根本を、人の生き方として考えるべきでしょう。
適量というものを知らなければなりません。私たちは長い間、無自覚に海からの贈り物を無駄にしたり、食べ過ぎたりしてきました。そろそろ、そういう生き方をやめなければならない時機に差し掛かっていると思うのです。皆さんは、少なからず「食」に関心を持っている人たちだと思います。これはまず、そういう自覚のある人たちから始める以外にないのです。それが少しずつ広がって、力を持つようになるといいと思っています。
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