シュークリーム 危険性 真っ白なクリームはトランス脂肪酸

2023年9月22日

シュークリーム 危険性 真っ白なクリームはトランス脂肪酸です。最近は、姿かたちだけは高級店のケーキとさして遜色のない安いケーキがあります。ところが、そういうケーキに使われている原材料は、雲泥の差と言ってもいいぐらい高級品とはまったく違います。

まず何が一番違うのかというと、クリームです。安物のショートケーキに使われているクリームは、実は乳製品ではありません。植物性のクリームと言われる物で、「クリーム」と呼んでいいのかさえ危ぶまれる、トランス脂肪酸の塊です。

シュークリーム 危険性
シュークリーム 危険性

シュークリーム 危険性

今や、安く数を売りたいというケーキ屋が多くなってきたようですので、職人がクリームを立てるということは少なくなっていると思ったほうがよいでしょう。

クリームを立てるというのは、本来、ケーキ職人にとっては重要な仕事の1つなのです。満足にクリームも立てられなければ、いっぱしの職人にはなれないわけです。

立て方によってクリームの出来は全然違いますから。自動的に撹拝できる機械を使っている店ももちろんありますが、自分の身体が入ってしまうのではないかというぐらい大きなボウルで立てていくわけで、機械にしろ人力にしろ、クリームを立てるのが大変な作業であることに変わりはありません。

しかし、そんなことはもう今はほとんどやりません。搾り袋に入ったクリームが問屋から冷凍で店にそのまま届くのです。店では使うときに解凍して搾り出すだけ。

要するに何もしないのです。泡立てた状態のクリームが一度冷凍になり、解凍しても泡立ったままというのは不思議ですが、安定剤みたいな物が入っているため、そのままなのです。

ですから、搾なるだけでケーキのクリームとして使えます。舐めてみれば明らかに生クリームでないことは分かるのですが、本物の生クリームを食べたことがない人には、それさえ分からないでしょう。

主な材料はパームオイル。パームオイルは、マーガリンやショートニングの原材料として使われることでも有名です。

パームオイル自体は泡立たない植物性の不飽和脂肪で、それに泡立たせる薬品、乳化剤など様々な添加物を加えて工場でガーツと撹拌します。あとは香料、それに白い色を付ける着色料が加わります。

本物の生クリームと植物性のクリームの色には、若干違いがあるのです。植物性のほうが真っ白な感じで、本当の乳製品のクリームはほんのり黄色みを帯びています。本物を見慣れている人は、植物性のクリームは真っ白だという印象を受けると思います。

微妙な差ですけれど、クリームを普段からよく目にしている人なら遠いが分かるでしょう。

この植物性クリームの原材料は、実はほぼコーヒーフレッシュと同じです( つまり、コーヒーフレッシュも危険な食品です)。

が、泡立てたままにする必要があるので、さらに添加物が加えられているのです。本物のケーキ職人なら、生クリームには相当気を遣うはずです。立て方が下手だとケーキを作ったときに「ダレ」 てしまい、何ともいえない残念な感じになってしまいます。仕上がりの美しさは損なわれますから、職人にしてみるとそういうケーキは売りたくないのです。

ですから、クリームを立てるというのは一仕事で、きちんと修業をしていたものなのですけれども、今やそんなところに誇りを持つ職人も少なくなっでしまいました。

植物性クリームにはトランス脂肪酸が大量に含まれていますけれども、アメリカでは2018年以降、加工食品にトランス脂肪酸は基本的に使用禁止ということが決定されましたので、かなり厳しい規制がかかるようになります。トランス脂肪酸は安全ではないとアメリカ食品医薬品局(FDA)が裁定を下したためです。

トランス脂肪酸というのは糖尿病、心臓病、脳血管系の病気、クローン病という腸の病気など、様々な疾病の原因になっていると長い間指摘されてきましたので、遅きに失した感はあるもののアメリカの措置は正しいと思います。

やはり、人間の健康は圧倒的に食べ物の影響を受けています。悪影響が明らかになっているトランス脂肪酸はできるだけ摂らないに越したことはありません。

食事では、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を摂らないように気を遣っている人も、ケーキ類は意外と安い物を買っていたりします。ロールケーキなども、たっぷり使われている中のクリームは劣悪な植物性クリームである可能性が高いです。せっかく食事に気を遣っていても、これでは何の意味もないことになりかねませんので、クリームたっぷりのケーキはあまり頻繁には食べないほうがいい。もし食べるなら、職人が作るきちんとした店のケーキを少量、それもたまにという程度がちょうどいいのではないでしょうか。

焼き菓子にしても大量に食べてはいけませんけれども、植物性クリームたっぷりのショートケーキにするくらいなら、焼き菓子のほうがまだましです。

ただし、クッキーの類にもマーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸が大量に使われているケースがありますから、そこは確認してください。

せっかくショートケーキをやめてクッキーに替えても意味がなくなってしまいますから。裏の表示を確認して「マーガリン」「ショートニング」とあったらやめておきましょう。ショートケーキが好きなら、自分で生クリームを立てることを勧めます。

最近流行りのシフォンケーキを買ってきて、生クリームを立ててフルーツでも添えて一緒に食べれば、自家製ショートケーキみたいな物です。ただ、本物の生クリームは乳製品ですから、これまた大量に食べていい物ではありません。

摂取量には気を付けなければなりませんが、自分で作ったほうがはるかに安全です。ちなみに、ショートケーキがなぜ「ショートケーキ」という名前なのかというと、もともとショートニングを使って作られていた物だからです。

マーガリンにもトランス脂肪酸が含まれます。

シューセルクル 8個セット 北海道産原料100% 無添加 シュークリーム

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竹内養鶏場の米艶というたまごの黄身はレモンイエローのような淡い色のため、カスタードクリームとして仕上げると真っ白なクリームになります。

また北養鶏場の卵はしっかりとした弾力のある黄身で鮮やかな黄色のクリームに。卵を変えるだけでこんなにも味わいが違います。 シュークリームは冷蔵庫で2時間程度保存しておくとキレイに解凍できます。

■原材料名:卵・牛乳・砂糖・小麦粉・食塩不使用発酵バター・米粉・塩 すべて北海道産
■アレルゲン表示:(義務7品目)乳成分・卵・小麦
■賞味期限:90日
■規格:シュークリーム白4個、シュークリーム黄色4個
■サイズ(mm):205×213×140
■備考:到着後は冷凍保存。
クリームの解凍にはおよそ2時間程度かかります。

トランス脂肪酸とは何ですか?

トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。また、天然でも、牛などの反すう動物に由来する乳製品や肉に含まれています。

トランス脂肪酸はどのような食品にどのくらい含まれていますか?

トランス脂肪酸の含有量は、原料の違いや加工方法の違いにより異なります。平成18年度に食品安全委員会が実施した調査では、マーガリンでは平均7.0g/100g、ビスケット類では平均1.8g/100g、ショートニングでは平均13.6g/100g、コーン系スナックでは、平均1.7g/100gなどです。
なお、平成22年度にマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングを検査したところ、トランス脂肪酸の含有量は減少傾向が認められました。

トランス脂肪酸は健康によくないのですか?

平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。
こうした研究結果は、トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。

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