干物 危険 発ガン性物質 ソルビン酸K が含まれるものがあります。保存性の高い 干物 は、魚介類の身を干した加工食品で、日本の食卓には定番の一品です。アジ、サバ、サンマ、ホッケなど、さまざまな魚を使って作られます。
製法は、昔は天日乾燥(天日干し)がほとんどでしたが、今では乾燥機を使うなどした人工乾燥も行われているそうです。干物で注意したい添加物は ソルビン酸K リン酸塩 です。この添加物はどのような危険性があるのでしょうか。
干物 危険 ソルビン酸K リン酸塩
近頃の干ものは、昔のものと比べると水分量が多めで、ふっくらやわらかくなっています。水分が多く、塩分が少なければ、傷みやすいというデメリットはあるのですが、保存料がほとんど使われていないという安心があります。
それでも、添加物がまったく使われていないわけではありませんから、注意が必要です。
まずは、「ソルビン酸K」という保存料が含まれているもの。原材料名にこれが表示されていたら、できれば買わないほうが良いです。また、食感を良くするための「リン酸塩」も多く使われているのですが、こちらも避けたほうが良いです。
ソルビン酸K
ソルビン酸Kは、細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため、腐敗防止として、よく使用されている食品添加物の1つです。ソルビン酸カリウムは、単体でも危険性があると言われていますが、他の食品添加物との組み合わせにより、発がん性が指摘されています。
リン酸塩
リン酸塩はは黄リン、リン鉱石からつくられる添加物で、リン酸の種として10 種類あり、次の食品に使用されている添加物です。ハム、ソーセージ、肉製品、水産ねり製品、めん類、乳製品、飲料、漬物、みそ、佃煮などに使用されています。
ソルビン酸K リン酸塩 以外に危険なリスクも
ほかにも、市販の干ものには、原料に輸入した魚が使われていたり、酸化防止剤のビタミンCや、旨みを補うアミノ酸、ツヤを出すための凝固剤などが添加されているものもあります。
無添加の干物は、表面にツヤがなく見栄えもあまり良いとはいえませんが、味の違いを実感できる、といいます。
干物焼くときに「焦げ」ができることがありますが、この焦げは、発ガン性物質の可能性があります。「焦げを食べるとガンになる」ときいたことがある人は多いでしょう。
発ガン性物質の中には特に注意が必要な「遺伝毒性」という性質があります。これは、細胞を傷つけて、DNA遺伝子に突然変異をもたらすものです。わずかな量でもDNAを傷つけるため、できるだけ摂取しないほうが良いのです。
東シナ海に面す鹿児島県北西部の漁師町・阿久根産。
「原魚」は、脂が乗る時期の旬のマアジのみを使います。
旨味を閉じ込め、魚体に膜をつくる伝統の製法・天日干し。
鹿児島の太陽と潮風の力を浴びて、魚と塩だけで仕上げます。
手間を掛け、艶が良く、脂が乗った干物をご賞味ください。
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・生産者:山七水産 尻無濱学さん
・産地:鹿児島県 阿久根市
・配送:鹿児島県阿久根市より産地直送・冷凍便
深層海水が巻き上がり、プランクトンの「溜まり」ができる好漁場・鹿児島県阿久根沖産の脂の乗るマアジ。
眼前が東シナ海に面し、鹿児島の太陽と潮風の力を存分に浴びた干物です。
旬の時期(5~6月)に水揚げされた脂の乗った肉厚マアジのみを「原魚」にし、天日で干します。固くパサパサする機械乾燥とは一線を画す味わいを、ご賞味いただけたら幸いです。