月別アーカイブ: 2019年9月

サンドイッチ

「保存料・合成着色料不使用」表示の抜け穴

サンドイッチの商品開発の業界はとても厳しいものです。その中で働く人々の特徴は、吹き出物などで顔が荒れている人がたくさんいます。それだけ競争が激しい業界だということです。

試作品を試食し、何度も何度も作り直して新製品ができる。それこそ開発担当者はサンドイッチ漬けの毎日でしょう。通常よりたくさんの食品添加物を口にし、それが原因で皮膚が荒れることくらいは十分考えられます。

「保存料・合成着色料不使用」と表記されたサンドイッチであれば添加物は使われていないと思いがちだが、これは大きな間違いです。以前、名古屋地区の中堅のコンビニチェーン店にサンドイッチを納入しているパン屋から、「コンビニから「pH調整剤だけは味が変わらない限度まで入れてくれ」と要求されているのだけれど、問題はないのか」という問い合わせがありました。

これは違法ではないが、pH調整剤は微生物の増殖を抑えるので、当然、体内の善玉菌の働きも阻害することになります。本来なら使わないほうがいいことは言うまでもありません。

添加物表示は個々の物質名を表示するのが原則ですが、「香料」「酸味料」など特定の用途で使用する場合に、使用の目的を表わす「一括名」で表示できるのです。pH調整剤もクエン酸、フマル酸など複数の添加物が成分となっていますが、「pH調整剤」としか書かれなのです。

食中毒を防ぐために、ほとんどのコンビニのサンドイッチでもpH調整剤だけは目一杯入れています。だが、使用されている個々の添加物は各社のホームページ等で確認するか、直接問い合わせるしか方法がありません。

購入時の注意点

具の多いミックスサンドは添加物が多いので、できるだけシンプルなものを選びましょう。臭素酸カリウム入りパンにはとくに注意が必要です。

ハンバーガー

ファーストフードの中毒症状が出る理由

安価で満腹感を味わえるハンバーガー。健康を損ねるとわかっていても、その手軽さについつい手を伸ばしてしまう人も多いでしょう。だがここ最近、健康を損ねる原因として、ファストフードが世界各国でやり玉にあがっています。

とくに東西冷戦後20年が経ち、肥満児が急増している東欧諸国。2010年1月、ルーマニア政府が「ジャンクフード税」の導入方針を発表するなどして、本格的に対策へ乗り出しているのです。

ハンバーガーの危険性を考えるとき、全世界でヒットした映画「スーパーサイズ・ミー」を思い出す人も多いのではないだでしょうか。
監督自らマクドナルドの商品を1日3食、1ヶ月間食べ続けた経過を追うドキュメンタリー。
5日目で監督の体重は4.2 kg増え、18日日には168だったコレステロール225に上昇しました。

やがてうつ状態になりインポテンツにもなります。しかし、ハンバーガーを食べる仕儀分爽快になるので、また食べたくなってしまうのです。そのうち、食べると吐き気がするようになります。何人かの医師に診てもらうと、そのうちの1人には中毒症状と診断され、「直ちにハンバーガーを食べるのを止めなさい、でないと死亡する」と言われ、ようやく「人体実験」 を止めたのです。

マクドナルドのハンバーガーが健康を損ねているとして、アメリカでは訴訟まで起こつているのです。ファストフード好きの人は、「どんな食品だって3食同じものを1ヶ月も食べ続ければおかしくなるよ」と意に介さないのですが、コメを食べ続けてもそんなことにはならないことに気づいてほしいのです。

お米を炊くのが面倒でもサトウのご飯であれば安心です。原材料はうるち米だけです。このご飯に納豆をかけて食べればいいのです。

購入時の注意点

アメリカで貧困児童に肥満が多いという現象が増加しています。それは、「健康に気を遣う金銭的な余裕も知識もないので、空腹を満たすためにファストフードに走る」からだといわれています。

パン

大手メーカーが「発がん性の疑いがある添加物」を使い続ける理由

おいしすぎる、サックリとしすぎる、ジューシーすぎる食品には、一度、疑いの目を向けることが必要になってしまいました。。柔らかすぎる商品が氾濫しているパンも同様です。

パンの製造に使用が認められている食品添加物は実に100種類を超えます。購入時に原材料表示をよく確認することが大切です。

中でもとくに注意したいのは、パン生地の改良剤として使われる臭素酸カリウムです。1980年にラットの動物実験で発がん性が確認されたことからパンメーカー各社は使用を自粛していました。

しかし、2004年に山崎製パンが使用を再開したのです。山崎製パンによると、「高精度の分析技術が開発され、最終製品には残留しないことが確認されたため」だといいます。そして商品には厚生労働省との協議で「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しております」と表示しています。

発がん性疑惑が消えたわけではないのに、あえて臭素酸カリウムの添加を再開したのはなぜでしょうか。山崎製パンでは「ソフトで歯切れのよいパンができる」「( パンづくりに合わないとされる) 国産小麦でも作れるようになるので、食程自給率の向上につながる」としています。

ただ、天然酵母を使っているパン工房はこういいます。「大手は冷凍パン生地を使い、機械でこねて生地の分割もしますが、どうしてもパン生地が傷みやすい。そこで、改良剤の臭素酸カリウムが大きな力を発揮する。発酵時問も短縮でき、コストも下げられるわけです」

現在で臭素酸カリウムを使用しているのは山崎製パンだけです。他の大手メーカーは使用する予定はないと表明しています。

購入時の注意点

レストランや喫茶店のサンドイッチには原材料表示がないから注意が必要です。妙に柔らかいパンは山崎製パンのものを使っている可能性もありますので注意しましょう。

タカギベーカリーの石窯パンシリーズは無添加です。

「日本のパンはおいしくない」と感じている人におすすめしたいタカギベーカリーの石窯パンシリーズです。パン酵母とサワー種(天然酵母の一種を使ってふっくらと焼き上げています。

しっかりした噛みごたえで、噛んでいると小麦のうまみがジワーツと口の中に広がる味わい深いパンです。適度な硬さがあるので、子どものあごの発達にも一役買ってくれるでしょう。

タカキベーカリーは、本来のパン作りを心がけており、の原材料には、イーストフードを使っていません。パン本来のうまみを味わえるでしょう。

業務用炒飯

見事なまでにパラパラしている「業務用チャーハン」の危険性

喫茶店で昼食を済ませているサラリーマンは多いでしょう。特に営業職のサラリーマンには、喫茶店は欠かせません。コーヒー付きチャーハンや洋食ピラフセットなど。スープ付きで700円前後という安さは確かにうれしい(この安さでも利益を出せるのは、もちろん原価を安くする秘密があるからだ。秘密といったが、なんということはないのです。

インスタントのチャーハン(ピラフ)なのです。プロが利用する専門スーパーでは、このインスタントチャーハンが一番の売れ行きです。東京多摩地区の専門スーパーでは、4人前(1kg)で500前後で売られています。

それを何十袋も買って行き、何食わぬ顔で、店で客に出すのです。インスタント「チャーハン」の原材料は、コメ、野菜、焼き豚、卵、塩、醤油だが、コメは間違いなく古米で、古米臭さを消す炊飯改良剤が使われているのが一般的です。

あるメーカーの炊飯改良剤には「冷えてもパサパサせず、おいしさが持続する」との売り文句がある。まさに業務用チャーハンにぴったりです。

その他、添加物を含めて驚くほどいろいろなものが使われています。チャーハンの袋に書かれているのは、デキストラン(増粘安定剤)、でんぷん、豚脂、ショウガペースト、チキンエキスパウダー、ホタテエキスパウダー、酵母エキスパウダー、粉末卵白、香味抽、アミノ酸等、pH 調整剤などなど20種類近くに及びます。外食チャーハンで原材料表示などしようものなら、いくら安くても、注文する客は激減するに違いありません。

購入時の注意点

お米が見事なまでにパラパラな安いチャーハンは、業務用を使用した可能性があります。大きく切った具をたくさん使っているチャーハンなら、店できちんと料理していることが多いのでこれを指標にしましょう。

原材料は、そば粉、食塩、そば粉のみの滝沢食品 滝沢更科ざるそば

安心の国産そば粉を使い無添加

乾そばは各地の中小メーカーから数多くの製品が出ていますが、通常原材料は小麦粉、そば粉、食塩で、この製品もそうです。

ただ、のどごしをよくするため、やまいも粉を混ぜたり、ひじきを混ぜたりしたものもあります。いずれにせよ、添加物は使われていません。袋には「国産そば粉使用」と表示されています。全国乾麺協同組合連合会の表示ガイドラインによると、「国産そば扮」という表示が認められるのは、そば粉が全量国産の場合であり、全量でない場合は割合を表示することになっています。

この製品に割合は表示されていないので、全量が国産そば粉ということのようです。なお、更科そばとは、そばの実の殻を除いた白い胚乳部分を使った自っぼいそばのこと。乾そばは保存性がよく、値段も手ごろで簡単に料理できるので、便利です。

memo
「国産そば粉」という表示はそば粉が全量国産の場合のみ。添加物が使われていない安心の製品。
データ
  • 品名:干ししば
  • 原材料名:小麦粉、そば粉、食塩

原材料は小麦粉食塩のみのテーブルマークの「さぬきうどん」

添加物を使わない冷凍食品

冷凍のうどんです。うどんの場合、乾めん製品がいろいろ出ていますが、ゆでるのに時間がかかるので、冷凍製品が人気です。
歯ごたえも乾麺よりあるので人気が高いのでしょう。乾めんの原材料は、通常小麦粉と食塩ですが、この製品も小麦粉と食塩のみです。しかも、国産小麦100%と表示されています。

これだけはっきり表示しておきながら、もし違っていた場合、景品表示法違反に問われますから信用してよいでしょう。なお、冷凍うどんは、ほかのメーカーからも出ていますが、加工デンプンが添加された製品があります。それに比べると、この製品のほうが安心できますし、おそらく味もよいでしょう。

材料にこだわっている会社は、製品の味にもこだわりがあるからです。ちなみに、冷凍でないゆでうどんも売られており、関東大徳から出ている「ゆでうどん」の原材料は、小麦粉と食塩のみです。安心して食べられます。

memo
添加物なしの、国産小麦と食塩のみで作られた冷凍うどん。他製品では加工でんぷんが添加されものある。
データ
  • 品名:ゆでうどん
  • 原材料名:めん(小麦粉)、デンプン粉、食塩

仕出し弁当

仕出し業者の倉庫は「期限切れ食材」の宝庫

すでに調理されている食べものでは、原材料の姿は見えてきません。調理済み食品をさい詰め合わせて作る「弁当」はその最たるものです。

数年前、銀ザケ養殖の実情を取材しに、三陸海岸の漁港に隣接する魚市場へ行きました。そこには尾びれが切れたり、背骨が曲がった異常な銀ザケが多数出ていました。エサに混ぜて与えている病気予防の抗菌剤の影響ではないかとも指摘されています。

市場では異常のある銀ザケは別のトレーに集められ、切り身業者に引き取られます。業者によれば、「背骨が曲がるのは綱ずれによるもので、安全性に問題はないと言い張ります。これらは切り身にして仕出し弁当屋がシャケ弁にしている」のです。

弁当には、食材の「賞味期限」の問題もあります。たとえば1日に約8000食を作る大阪の仕出し弁当屋が、賞味期限を7ヶ月も過ぎた白身魚(イボダイ)を使い、食品衛生法違反で摘発されたことがあります。

倉庫からは2年9ヶ月前の冷凍厚焼き卵のほか、コロッケ、ミートボールなど賞味期限切れ冷凍食品が約50品目も発見さました。
食中毒を起こす仕出し弁当屋が後を絶たないのも、こうした賞味期限切れの食材を使ったりすることが関係しているのかもしれません。「あの仕出し弁当屋は安いので有名でした。手付かずで残った弁当の食材もそのまま冷凍保存して使っていたようです」とは、関西の同業者の弁。異常なサケを使うのも、タダ同然の原料で儲けを出すため。サケは決まった量の確保が難しいため、日替わり弁当などを作る仕出し弁当屋にはぴったりです。

購入時の注意点

仕出し弁当の白身魚は、正体不明の魚が多く法事などに出る仕出し弁当も、手をつけないほうが無難でしょう。

コンビニのおにぎり

古い米を新米並みにおいしくする「魔法の薬」が心配の種

近頃、評判がいいコンビニエンスストアのおにぎり。あまりのおいしさに新米を使つていると思う人もいるかもしれません。
ですが、大半は業務用の古米を使っています。それを新米の味に近づける「魔法の薬」があるのです。

精米段階で噴霧する「精米改良剤」(乳化剤のグリセリン脂肪酸エステル、保湿剤のプロピレングリコールなどが主成分) です。

また、古米の臭いを消したり、ツヤを出したりする「炊飯改良剤」(グリシンなどアミノ酸類が主成分)も使われています。

「炊飯改良剤」に使われている添加物のグリシンについては、飼料に10% 混ぜてラットに与えたところ、発育の遅れ、白血球の減少が見られたという研究報告もあります。

「合成保存料・着色料不使用」と表示するのが定番となっているおにぎりですが、だからといって添加物の不安がなくなるわけではありません。ちなみに、おにぎりは外側のコメの密度を高くし、内側は密度を低く空気を含ませるようにしたほうが、ふんわりした食感が出て、おいしくなります。

だから、家で作るときは、ころころと手のひらの中で転がすようにします。コンビニのおにぎりも、これと同様の原理で作られています。といっても、もちろん手作りではありません。専用のゴハンパックがグルグル回転しながら1日に何万個と自動的に作り出す。まさに工業製品そのものなのです。

購入時の注意点

コンビニ 、スーパーのおにぎりや弁当類は、「アミノ酸等」の表示のないものを選びましょう。やはり、できるだけ手作りのおにぎりがいいのは言うまでもありません.また、「コンビニおにぎり」の塩分の渡さは、添加物のナトリウム塩によるものです。塩分制限が必要な人は、注意しましょう。血圧が高い人が食べると薬を飲んでも全く下がりません。

うるち米だけで作った安心のパックごはん「サトウのごはん」

白米なら安全、安心、味付きは添加物の不安も

電子レンジでチンするだけで、すぐに温かいご飯が食べられるパックご飯。その便利さが受けて需要が高まり、白飯だけでなく、赤飯や五目釜飯など、様々な種類が販売されています。
白飯に添加物が使われることは少ないのですが、味の付いたパックご飯の場合、どうしても多くの添加物が使われることになるので、チェックが必要です。

メモ
容器で使用されているポリエチレンは、プラチチックの中でももっとも安全性が高いもの。原料も安心の1品
データ
  • 品名:包装米飯(白飯)
  • 原材料名:包装米飯(白飯)

パックご飯の先駆けとなった製品。原材料はうるち米だけで、添加物は使われていません。炊いたご飯を容器に密閉することで、缶詰と同じような状態を作り出しているため、保存料を添加しなくても、長期間保存が可能。賞味期限は1年程度です。

釜で炊いた炊き立てのご飯と同じというわけにはいきませんが、味は悪くないと思います。ただし、私の近所のスーパーでは1 パック(2 00 且が17 う円だったので、これにおかずなどを買うと、1食分の費用が高くついてしまいます。

ところで、電子レンジで加熱されるので、容器の安全性が気になる人もいると思います。すなわち、プラスチックでできている容器の成分が加熱によって溶けて、ご飯に付着することはないのか、ということです。

この製品の場合、「ふた:PEPA」「トレー:PP、EVOH」と表示され、PEとPP に下線が引かれています。ちなみに、ほかのメーカーのパックご飯もたいてい同じ表示がなされています。PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PAはナイロン、EVOHはエチレンビニルアルコールです。
下線は、主要な材料であることを意味しています。

ポリエチレンは炭素と水素からなる高分子物質で、プラスチックの中では最も安全性が高いものです。ラットに体重1kあたり 7.95 g もの大量を胃の中に投与した実験では、1匹も死亡しませんでした。

また、5 %含むえさでラットを育てた実験でも内臓や組織に異常は見られません。ポリプロピレンも炭素と水素からなる高分子物質で、マウスに体重1 kgあたり8 gを投与した実験では死亡することはなく、異常も見られませんでした。いずれも消化器官から吸収されないためと考えられます。ナイロンは、炭素、水素、酸素、窒素からなる高分子物質。これらも吸収されないと考えられます。エチレンビニルアルコールは、炭素と水素と酸素からなる高分子物質。ラットに体重1 kgあたり1日最高4.3 gを3ヶ月間間投与した実験では、毒性は認められませんでした。

まとめ

原料はうるち米だけで添加物は不使用(味付きは添加物使用)。容器も安全と考えられる。

日本人の主食に「添加物を使わない」は過去の話

40年ほど前まで、レストランなど外食産業を含め日本の食品業界には、「米に食品添加物は使わない」という不文律がありました。

米を主食とする国民の健康を考えれば当然のことです。「まさかコメに添加物なんか!」と思うのも当然です。

ところが、その神話は見事に崩れ去っているのです。きっかけは「米余り です。

溜まる一方の米の処理に手を焼いた農林水産省が、1975年、古米を業務用に回すことを考えたのです。業務用の米の価格は新米の3分の1にも満たないため、味噌や醤油のメーカー、ファミリーレストランなどの外食産業だけでなく、学校給食会までが飛び付いたのです。

しかし、古米は常温貯蔵で保管されていたため腐敗が早く困っていました。そこで臭素が使われたのです。臭素は、当時から発がん性が問題視されていました。

学校給食に出るコメを心配した父母は猛反発しました。臭素のコメへの使用は事実上、禁止になったという経緯があります。

ただ、それでコメの危機が去ったわけではありません。古米には食品添加物のpH調整剤が防腐効果のために使われ続けているのです。
古米のpH調整剤は、氷酢酸、酢酸ナトリウム(無水)、ポリリン酸ナトリウム(過剰に摂取すると腎臓障害を起こす)、グリシンなど複数の食品添加物が配合されており、古米1 kgに5 gほど添加されています。業務用だけではなく、家庭用の一般的なコメにも、こうした古米がブレンドされて販売されることがあるため注意しなければいけません。

購入時の注意点

スーパーでコメを買うときは、「産地」「産年」「品種」の3点を必ず確認します。偽装が多いので、「ブランド米」にはこだわらないほうがいいでしょう。信頼できる「産地直送」のものを探すのがベストです。精米された年月日も確認できると尚よいでしょう。

忙しい現代人におすすめのサトウのごはんは、安心・安全です。(味付きは添加物を使用しているので白米を選びましょう。