ハウス栽培だと残留農薬が不安ないちご

いちごは、もともと春が旬のくだものです。その季節になると、いちご狩りを楽しむ人も多いでしょう。現在ではいちごはハウスでの栽培が主流になっていて、それほど季節にとらわれず、店頭に並んでいます。

真水で洗うのがいちばんの解毒

ハウスで栽培されているいちごは、残留農薬の不安が高いのが心配なところです。いちごは病気や害虫に弱いのですが、ハウスの中は湿度が高いので病気も害虫も増えやすい状態にあります。そこで、使用する農薬の量も増えるというわけです。

農薬はある程度の量は紫外線によって分解されるのですが、ハウスだと当然紫外線の通りは悪くなります。さらに、表面が平らではないいちごは、農薬などが残りやすいのです。

いちごを安心して食べるには

いちごのように皮をむかずに食べるものは、真水でよく洗うのがいちばんです。

ボウルなどにいちごを入れ、水を流しながら5分くらい浸けておきます。そのあとザルにとって、同じように水を流しながら、5回ほどふり洗いします。

こうして、表面についた農薬やダイオキシンを落としましょう。

なお、ヘタは洗ってから取るようにします。これは、洗う前にヘタを取ってしまうと、ヘタを取った部分から、水に溶け出した農薬などの物質が再度いちごの中に入ってしまうのを防ぐためです。

いちごを洗うとき、塩をひとつまみ入れるとよいというのを聞いたことがあるでしょうか?これは、汚れが落ちやすくなるという昔の人の知恵ですが、現在では当てはまりません。

塩には内部の農薬などを引き出す力はありますが、いちごのようにそのまま食べるものの場合には、かえって、表面に付着した物質を内部に染みこませてしまう可能性があります。

飲み過ぎに注意したいアルコール類

日本酒

日本酒において不安があるとすれば、それは醸造用アルコールです。製造されるときに腐敗を防ぐためなどに、純度の高い焼酎のようなものが使われます。その糖液の原料にはトウキビやジャガイモなどが用いられるのですが、それが遺伝子組み換えの作物ではないのかという不安です。原料が輸入作物の場合は心配があります。

この醸造用アルコールが使われていないお酒を純米酒といいますが、醸造用アルコールについて心配な人は、純米酒を選んだほうが良いかもしれません。

なお、生酒はお酒ができてからビンなどに詰められるまで、加熱処理がいっさいされていないお酒のことで、原酒は水を加えてアルコール分が調整されていないお酒のことをいいます。

ワイン

ご存じでしょうが、ワインは、果物のぶどうを原料として醸造されたお酒のことです。

赤ワインには抗酸化作用をもち活性酸素の害を防ぐポリフェノールが含まれていることもあり、若い人から年配の人まで年代を問わず、ワインが好きな人は多いでしょう。

ワインの添加物というと、保存料のソルビン酸Kや、酸化防止剤の亜硫酸塩があります。しかし、亜硫酸塩は昔から長い間使われてきた歴史があるので、ほとんど心配はいらないようです。

スーパーマーケットなどでは、酸化防止剤が添加されていない国産のワインも販売されるようになりました。ただ、こちらは長期保存ができないので注意しましょう。

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ビール

ビールは、原料、酵母、熱処理の仕方などで、さまざまな種類に分けられます。

仕事帰りの一杯、お風呂上がりの一杯で、その日一日の疲れがとれる、という人も多いのでは?

ビールもやはり、不安なのは原材料です。ビールの原料・副原料として使われるものには、麦芽、米、ジャガイモ、とうもろこし、スターチなどがあります。とうもろこしの場合、ほとんどが海外からの輸入品が使われていて、遺伝子組み換えの心配があります。

その点、原材料が麦芽またはホップのみのほうが安心して飲めます。

どんな種類のアルコールでも、飲むときに注意することは、やはり飲み過ぎないようにすることです。飲み過ぎると、発ガン性などがあることで知られる活性酸素の発生が肝臓で促されます。

仕事上どうしても飲む機会が多い人は、ウコンなどを利用し、肝臓を大切にしたほうがいいでしょう。働き盛りのサラリーマンはストレスによる影響で飲む頻度と量が増える場合も多いので注意したほうがいいでしょう。

ダイオキシンが不安な牛乳

カルシウムが豊富に含まれている牛乳は、丈夫な骨や筋肉をつくるために大切な食品です。そのまま飲むことができるし、育ち盛りの子供たちなどのカルシウムの補給にはぴったりです。

よく買い物をする人ならばわかると思いますが、牛乳にはさまざまな種類があります。

牛乳の殺菌について

牛乳の殺菌法には、大きく分けて低温・高温・超高温の3つがあり、殺菌される温度と時間によって分けられています。

なかでも、ナチュラル志向なのが、低温殺菌牛乳です。低温殺菌牛乳とは、62~65℃で30分と低めの温度でゆっくり時間をかけ殺菌された牛乳のことで、臭みなどが少なく、より生乳に近いものです。それとは逆に、120~130℃の高温で、なんと1秒~3秒という速さで加熱殺菌されたのが、超高温殺菌の牛乳です。店頭に並んでいるほとんどが超高温殺菌の牛乳だといいます。

このように、加熱することで菌を無くしているのですが、殺菌されることで、栄養分についての論争もあります。高温で殺菌すると、牛乳に含まれているカルシウムやタンパク質、ビタミンといったせっかくの栄養素が変性したり、壊れてしまうのでは、という心配があるのです。

無脂肪や低脂肪乳を選ぶと良い

また、農薬などが牛乳に残っている不安は現在ではありませんが、新たにダイオキシンの不安が出てきました。ダイオキシンは、発ガン性などで私たちの体に有害な物質であり、一度体の中に入ると、なかなか排出されないのです。

ただ昔と違い、それほど神経質にならなくても良さそうですが、ダイオキシンの問題を考えると一番安心なのは、脂肪分が少ないものになります。それは、ダイオキシンが脂肪にたまりやすいからです。

それを考えると、無脂肪や低脂肪乳と表示されている加工乳、または脱脂粉乳などのほうが良いでしょう。

ダイオキシンとは?

甘味料などが心配な各種飲料水

清涼飲料水

清涼飲料水とは、見た目は水のように透明で、甘味があるけれどもカロリーが低い飲料水のことです。健康ブームやダイエットブームで人気になり、さまざまな種類があります。水にフルーツ風味を加えた果汁系飲料、栄養補給をうたった機能系飲料などもありますが、本当に体に良いのかは疑問なところもあります。

注意しなければならないのは、飲み過ぎると下痢をするものがあるということです。また、低カロリーといっても、500ミリリットルのペットボトルのものを1本飲むとご飯一杯分に近いカロリーになり、カロリーゼロのものだとしてもステビアなどの甘味料が添加されていることもあり、不安です。

炭酸飲料水

炭酸飲料には、現在では不安な添加物はそれほど使われていません。しかし、カロリーゼロのタイプの飲料には、安息香酸Naという遺伝毒性の恐れがある保存料、また、アステルパームという甘味料が使われているものがあります。そして、カフェインが入っているものも心配です。例えばコーラにはカフェインが使用されることが多いので、小さな子供や妊婦さんは気をつけたいものです。

果汁飲料水

果汁飲料水には、果汁が100パーセント使われている天然果汁、果汁が50パーセント以上の果実飲料、果汁が50パーセント未満の果汁入り清涼飲料水というふうに、種類があります。また、5~6倍に濃縮された果汁を水で薄めて戻してある、濃縮果汁還元のジュースがありますが、こちらも天然果汁と表示されています。

ただ、天然果汁なら、完全に安心かというとそうでもなく、農薬が検出されたことも以前にはありました。ジュース用に果汁が搾られるのはたいてい皮ごとなので、海外からの輸入果物で作られたジュースには、ポストハーベスト農薬が残っている可能性があるのです。例えばリンゴジュースなら、国産のリンゴだけが使われているものを選ぶようにしたら安心です。