これが、食品添加物の「許可システム」

「食品添加物は国が認めているから安全なんでしょう」という消費者の声をよく聞く。そもそも食品添加物が許可されるには、

  • 添加物は安全性が実証されるか、または確認されるものでなければならない。
  • その使用が消費者に何らかの利益を与えるものでなければならない。
  • 食品の損耗を少なくするために腐敗、変質その他の化学変化を防ぐものでなければならない。
  • 添加した食品の化学分析等により、その添加を確認できるものでなければならない。

という4項目について、内閣府「食品安全委員会」で検討され、クリアしなければならない。しかし、毒性試験や生物学的試験のデータは、「許可申請した側の企業」が用意したものである。許可が取れないような都合の悪いデータを出すはずもない。

これが添加物が許可される実態であり、添加物による被害が相次ぐ理由です。1955年に起こった「森永ヒ素ミルク事件」は、食品添加物の怖さを日本中に知らしめた出来事の1つです。

森永ヒ素ミルク事件」(もりながヒそミルクちゅうどくじけん)とは、1955年6月頃から主に西日本を中心として起きた、ヒ素の混入した森永乳業製の粉ミルクを飲用した乳幼児に多数の死者・中毒患者を出した毒物混入事件です。

森永の粉ミルクを飲んでいた乳児が、持続性発熱、下痢、発疹、皮膚への色素沈着などの症状を起こし、患者数1万人以上、死者130名という大惨事になりました。

粉ミルクのpH 調整用に使った添加物の第二リン酸ナトリウムの純度が低く、ヒ酸ナトリウムが混入していたのが原因でした。

こういった危機が、最近はさらに高まってきているのです。ここ数年、価格の安い中国製の添加物が、ドッと日本に押し寄せてきているのです。食品メーカー各社や添加物メーカーもコストを下げるために先を争って使っています。

そのような状況の中、輸入の際、日本の食品衛生法の規格に合わない(成分不適合) ということで、廃棄処分になっている食品添加物が出ています。厚生労働省では「水際でストップしているので、流通はしていない」としていますが、現実に食品メーカーからは「中国製の添加物は純度が低い」という声も方々から出てきているのです。被害が出てからでは遅いのは言うまでもありませんん。中国製食品添加物の検査を早急にすべきでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です