現代における 玄米食 評価
現代における 玄米食 評価 はどのようなものでしょうか。外食でそこまで望むのはレベルが高過ぎるので無理な話なのですが、主食のご飯としては、今当たり前に食べられている白米ではなく、精製していない米のほうがいいのです。ただし、無農薬有機栽培であればという条件つきです。
玄米食 評価
これまでも、「食べてはいけない食べ物」として、白米、白い小麦粉、白い砂糖をあげてきましたが、それは、これらがカロリーはあってもビタミンやミネラルなどの栄養素をまったく含まない、単純炭水化物と呼ぶべき食べものだからです。
血糖値を急激に上げるだけでなく、他の食品から摂った栄養素を浪費してしまうところも問題で、多食すると太りますし、糖尿病の原因にもなってしまうのです。
それならば玄米のまま食べればいいではないか、と単純にはいかないところがまた困りもの。外食産業で使われる中国産の汚染された米を玄米で供されたら、これはこれで危険極まりない。というのも、
農薬や重金属などの汚染物質は、米の糠部分に蓄えられるからです。どうしても中国産米を食べなければならないのなら、できるだけまわりを削って精白した米のほうがまだ安全です。
本来は、ビタミンもミネラルもバランスよく栄養素の詰まった玄米のほうが身体にはいいに決まっていますけれど、質の悪い米の場合は、精米しなければ危なくて食べられないというのが実情です。
玄米は玄米で、水にしっかり浸けてから時間をかけて炊くことでようやく身体にフィットする食べ物なので、調理には少し手間がかかります。玄米は、ときどきは食べるが、日常的に食べているわけではないという人もたくさんいらっしゃいます。
それは、炊く前に基本的に5時間は浸水させなければならないのが面倒だからです。長時間浸水させるのは、それだけ水に浸けると胚芽が活性化し、前発芽状態になるため、玄米に含まれる発芽抑制因子という毒性成分が消えるからです。水分も十分吸収され、より身体にやさしく、味も消化もよくするためのひと手間なのです。
米を前の晩に洗って炊飯器にセットし、翌日玄米モードで炊けばよいだけですから、質のよい米が手に入るなら、白米でなく玄米にシフトしたほうがいいと思います。
厳密には、炊く時間も五時間ぐらい必要なのです。人間はイネ科の植物を生では食べられないために、熟を加えることによって植物のたんばく質を分解し、食べられるようにしているわけです。
外皮が内側の米を守っているのが玄米ですから、食べられつばるようにするためには、相当熱を加えなければなりません。羽釜を使って薪の火で炊く昔ながらの方法は理にかなっていたのです。最近は、意識の高い料理店も少しずつ増えてきて、羽釜で炊く玄米を売りにしているようなところもあります。
もしも、近くに安全な米を羽釜で炊いて出してくれる店があるなら、通うことで応援してもらいたいと思います。
羽釜だと一度にたくさん炊けるので、おいしく炊けるのです。料理店だからこそ出せる味とも言え、消費者も、安さではなくこうした価値を外食に期待できるようになるといいと思います。
玄米を常食したいということならば、よく噛むという食べ方も有効です。子どもの頃から玄米を食べている人はそんなことはないのですけれども、大人になってから食べ始めた人に、消化不良が起こることがあるのです。よく噛むという咀嚼は、時間がかかるので、忙しい人には不向きです。
玄米食が不向きな人
玄米食はとてもいいものですが、どうしても不向きな人もいます。諦めることも本質的な健康を手に入れるためには大切です。
玄米は栄養価が高く健康に良いとされていますが、全ての人に適しているわけではありません。以下のような人は玄米食が不向きとされることがあります。
1. 消化機能が弱い人
玄米は白米に比べて外皮が硬く、消化に時間がかかります。胃腸が弱い人や消化不良を起こしやすい人にとっては、消化しづらく胃もたれを引き起こす可能性があります。
2. 栄養吸収が悪い人
玄米に含まれるフィチン酸は、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウムなど)の吸収を阻害する作用があります。特に栄養不足やミネラル欠乏症を抱える人には、玄米の大量摂取が問題になることがあります。
3. アレルギー体質の人
玄米には特定のタンパク質が含まれており、アレルギーを引き起こす可能性があります。特に玄米アレルギーや穀物アレルギーがある人は注意が必要です。
4. 腸の疾患を抱えている人
大腸炎や過敏性腸症候群など腸の病気を持っている場合、玄米に含まれる食物繊維が腸を刺激して症状を悪化させることがあります。腸に負担をかけたくない場合は、白米など消化がしやすい食べ物を選ぶほうが良いでしょう。
5. 高齢者や幼児
消化能力が低下している高齢者や、消化機能が未発達な幼児には玄米が負担になることがあります。これらの人々にとっては、消化が容易な食事がより適しています。
玄米を食べる際は、発芽玄米や長時間の浸水、よく噛むなどの調理や食べ方を工夫すると、消化吸収を助けることができます。
食べる米ヌカの粉末食品、健康フーズ株式会社 「 ぬか玄粉末 」
米ヌカは玄米の栄養そのそのもの
さて、玄米を食生活に取り入れようとすると、「調理に時間がかかる」「消化が悪い」「硬くておいしくない」という人がいます。そこでおすすめしたいのが「米ヌカ」です。
米ヌカは、玄米を白米に精製するさいに出る茶色い粉末のことです。つまり、玄米の胚芽とヌカ層の部分が粉状になつたもので、玄米の栄養そのものなのです。
米ヌカは粉状なので、そのまま料理にかけたり混ぜたりできて手軽なうえに消化がよく、胃腸にやさしいといったメリットがあります。
米ヌカは、米穀店で売られている米ヌカや、自宅の精米機で出る米ヌカを、新鮮なうちにすぐにフライパンで5〜6分鮮掛りすれば、食用として利用できます。それを密閉容器に入れておけば、冷蔵庫で1〜2週間、冷凍庫で2~3ヶ月保存可能です。
それが面倒ならば、食用に加工された「食べる米ヌカ」が販売されているので利用してもいいでしょう。米ヌカは、1日当たり大さじ2杯(約10g)を目安にとれば、玄米をお茶碗1〜2杯食べているのに相当する栄養が補えます。
ぬか玄粉末
北海道産「ななつぼし」の米ぬかに酵素生産菌を活用して発酵させた、食べる米ぬかの粉末食品。 ヨーグルトやみそ汁に入れてお召し上がりください。2.5gずつの分包になっているのでいつでも手軽に玄米の栄誉をとることができます。
そうでなくても、もたれるという人もいます。これはきちんと噛んでいないからで、しっかりとよく噛むことを心がけてください。噛むことで、食べた物が細かく砕かれることは大事な要素ですが、それ以上に重要なのは、噛んでいる間に大量の唾液が出ることです。唾液と食べた物が混じり合うのが消化の第一歩ですが、これは健康的な食事という観点から見ると、とても重要なステップと言えます。
ちなみに、家庭では毎食羽釜で炊くことなどほとんど不可能ですし、毎回長時間浸水させるのも難しいかもしれません。そこで、白米と同様に気楽に炊けて栄養価はほとんど玄米と変わらない、三分鴇き米を私は推奨しています。
ご飯の食べ方として、三分鴇きが最も理想的だと思います。この頃はコンパクトな精米機も売られていますし、米屋にでも頼めば三分に鴇いてくれますので、うまく利用することを勧めます。
玄米の表皮(米ぬか)と玄米胚芽を麹菌で発酵させ、玄米が含む豊富なビタミンB群やミネラル、食物繊維を手軽に取り入れることができます。
日本ならではの健康自然食・玄米の栄養を手軽に取り入れられる『ぬか玄』。
ぜひ毎日の健康づくりにお役立てください。
「ぬか玄 粉末」は、米ぬか(玄米表皮)と玄米胚芽に微生物(麹菌)を活用し発酵させてつくりあげた粉末タイプの「ぬか玄」です。
玄米から胚芽や表皮を取り除いて精白したものが白米で、ビタミン・ミネラルは胚芽や表皮に全体の約95%が含まれており、白米に含まれるのはわずか5%に過ぎません。
「ぬか玄 粉末」には、玄米が含むビタミンB1、B2、Eや鉄分、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれています。また、原料に使用しております玄米表皮と胚芽は全て国内産の原料を使用しています。
「ぬか玄 粉末」は、玄米の各栄養素をなるべく効率的にお摂りいただける粉末タイプとしてあります。使いやすい2.5 g づつの個袋入りです。毎日の食生活に「ぬか玄 粉末」を取り入れ、栄養バランスの整った毎日をお過ごしください
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