月別アーカイブ: 2020年4月

醤油

この添加物で「昔ながらの本醸造」に

本来、醤油は丸大豆、麦、塩を主原料に一年以上の製造期間を必要としますが、今では、2~3週間で造れてしまいます。

「新式醸造方式」「混合方式」などと呼ばれ、だし醤油などはこの方式で造られています。
原料は、脱脂大豆(大豆カス) で、これにアミノ酸液が加えられます。アミノ酸液は別名「アミノ酸醤油」といわれ、化学調味料のグルタミン酸ナトリウムを作る際に出てくる副産物です。
いってみれば「廃液」のようなものだ。関西地方で好まれている甘みの強い醤油の多くは、この事の方式で造られています。

また、業務用の醤油のほとんども同様です。では、「本醸造」の表示があれば安心でしょうか。

「本醸造」の醤油は日本の醤油市場の約8割のシェアを占めるもので、昔ながらの大豆と麦の麹に塩水を加えて発酵させたものです。ところが、実は、これにも添加物が使われているのです。「質の悪い原料で短期間に製造しないと儲けが出ない。そのためには、甘みを増すたの糖類や甘味料、うまみを増すための化学調味料、色合いを整えるカラメル色素、長期保存させるための安息香酸ナトリウムなども使用されます。

「質の悪い原料」は実に様様で、実際、脱脂大豆の他、豆乳から分離しぬかかすた液、トウモロコシ、ハトムギ、米糠、酒粕などから醤油を造る技術が大手メーカーの特許として公告されているくらいです。

購入時の注意点

有機栽培された丸大豆(遺伝子組み換えでない)、小麦、食塩のみの原料で造られた本醸造の醤油を。消費者グループの信頼が厚いものに、弓削多醤油(埼玉県)、ヤマキ醸造(埼玉県) などの醤油があります。

純粋しょうゆの決定版「ヤマサ醤油 有機丸大豆の吟選しょうゆ」

健康油

健康と謳っているのに発がん性を疑われる物質が混入

特定保健用食品(トクホ)に認可され、「ヘルシーな健康油」として販売されていた花王の「健康エコナ」に発がん性物質(グリシドール脂肪酸エステル) が含まれていたことから、花王ではトクホの取り消しを申請、販売を中止しましたた。

「トクホ」マークの信頼性に疑いが生まれるほどの大事件でしたが、そもそも発がん性物質が含まれている食用油を、なぜ厚生労働省はトクホとして認可できたのでしょうか。

大豆油となたね油を分解してから、再合成してできる化学合成油それがエコナです。この化学合成の過程で、体内で発がん性物質に変わる懸念が指摘されているグリシドール脂肪酸エステルが発生しました。グリシドール脂肪酸エステルは、ジアシルグリセロールを含む食用油の精製脱臭工程で発生します。

だが、エコナの場合、通常の100倍もの量が発生。この不純物が、トクホの審査では調べられていなかったのです。食品中の発がん性物質については、一生食べ続けた場合に発がん率が「10万人に1人」より増える場合は規制する、というのが国際基準。エコナの場合、含有するグリシドール脂肪酸エステルの量から計算すると、「2500人に1人」の発がん率になります。なんと、国際基準の40倍。まったくとんでもない健康抽が国の「御墨付き」の下で販売されていたということです。

購入時の注意点

「トクホ」といっても盲信しないことです。令和2年時点で約1074品目品目が認可されていますが、エコナのケースのように、審査にあたり、企業側から都合の悪いデータが出てくるわけがないのです。また、「トクホ」に過大な期待を持って、日常のバランスのとれた食事や運動といった、基本的な健康管理がおろそかにならないように注意しましょう。

リノール酸には注意「食用植物油」