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ポテトチップス

「うすしお味」イコール「塩分が少ない」ではない

ポテトチップスは筒入りのものと、アルミ製の袋や箱に入ったものがあります。筒入りのものはジャガイモの粉(ポテトフレーク) を原料とした成型ポテトチップス。

袋や箱入りのものはジャガイモを薄くスライスして、パーム油などで揚げたものです。

ポテトチップスのチェックポイントは2点あります。まず1点目は主要原材料のジャガイモです。国内メーカーの袋入りは国産ジャガイモ、筒入りは輸入ジャガイモの粉が多くなっています。

遺伝子組み換えジャガイモが心配なら断然、袋入りのほうだが、カロリーは袋入りのほうが高いから気をつけなければいけません。

2点目としては塩分ですが、商品によってかなり差があるので表示をしっかり見なければいけません。

間違っても「うすしお味」を「塩分が少なめ」などと解釈しないようにしなければいけません。これはただの商品名のようなもの。実際に比べてみたことがあるのですが、「うすしお味」と表記してあるポテトチップスの食塩相当量は0.9 mgで、「コンソメ味」の0.8 mgより多くなっていました。

〝塩分が少ない″ という意味ではないことがわかっていても、つい油断して食べ過ぎてしまいます。もちろん塩分に気をつけたとしても、ポテトチップスは小さな子には食べさせたくないでしょう。

フライドチキン」でも紹介した発がん性物質アクリルアミドが大量に含まれているからです。

スウェーデン国内では同じく「ジャガイモ+油」のフライドポテトに含まれるアクリルアミド濃度は、WHO(世界保健機関)が飲料水の許容範囲としている濃度の約100倍と発表されています。

購入時の注意点

味は単純な塩味のほうを選ぶようにします。ガーリック味、コンソメ味、激辛味など複雑なものには、それだけ多くの添加物が使われています。
最近は、無添加のポテトチップスも多数発売されていますのでそちらを選びましょう。

コンニャクゼリー

ダイエット代わりに食べている人は要注意

2008年7月、兵庫県で1歳9ヶ月の男児がコンニャクゼリーを食べて窒息死しました。これでコンニャクゼリーによる窒息死亡事故は17件です。

コンニャクゼリーに事故が多いのは、普通のゼリーに比べて硬さや弾力性があり、喉をふさぎやすいためとされます。

国民生活センターの調査では、メーカーによっては製品を軟らかくするために、コンニャク粉の量を減らしたり、子どもや高齢者に注意を呼びかける文言を表示したりはしていました。しかし、いっこうに減らない窒息事故に対して、食品安全委員会(作業班) は、2010年1月、事故を少なくするための提言を行なうと表明しました。

ところが、規制を巡って委員らの意見がまとまらず、同年3月、具体的な対策は消費者庁にゆだねることになりました。これを受けて、消費者庁は、「食品SOS対応プロジェクト」で、6月頃までに何らかの対策を取る方針です。

辛口の社会評論家だった故・大宅壮一氏までもが、コンニャクダイエットで死にかけ、救急車で病院に運ばれたりしています。消化しにくいというグルコマンナン( コンニャクイモから抽出した多糖類)の特徴が、満腹感を持続させ、食欲減退から栄養失調に陥ってしまったのです。

コンニャクゼリーも同じで、ダイエット代わりに食べている人は要注意です。

安心して食べるための注意

コンニャクに限らず、「単品ダイエット単品ダイエット」は栄養不足になる危険があり命にもかかわります。
ただ、コンニャク自体はヘルシーで健康的な食品です。ダイエットに利用するなら細かく千切ってごはんの中に混ぜて炊くのがおすすめです。

ふりかけ

原材料表示で「添加物の多さ」はかなり

ある日の講演会の後、40代の女性栄養士がこんな話をしてくれました。「栄養士になってすぐに、有名なふりかけメーカーに就職して製造部に配属されました。そこですぐにわかったことですが、やたらと添加物を使っているのです。

まるで添加物のふりかけですよ。こんなものを子どもに食べさせるのは大変なことだと思い、上司に相談したのですが、しばらくして庶務のほうへ回されてしまいました。もちろん会社はすぐに辞めましたが 。

今でも自然食品であるかのような宣伝をして、かわいい子どもたちに売っているのです。ほんとふりかけは毒ですよ」そのメーカーのふりかけの原材料表示には、確かに化学調味料をはじめ、驚くほどの数の添加物名が記載されているのです。

とくに注意したいのが核酸系化学調味料です。核酸系化学調味料というのはイノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、ウリジル酸ナトリウム、シチジル酸ナトリウム、リボヌクレオタイドナトリウム、リボヌクレオタイドカルシウムの6品目ですが、アメリカのFDA(食品医薬品局) から、「催奇形性があるから1日1グラム以上摂取してはいけない」という勧告が来たほどです。

購入時の注意点

ふりかけにも素晴らしいものがあります。たとえば、遠忠食品(工場・埼玉県) の「生ふりかけおかか」。鰹節は静岡県焼津産、昆布、ちりめん、ごまも国産、醤油は遺伝子組み換たねがしまえなしの国産丸大豆、砂糖は種子島産さとうきびからの粗糖、麦芽水飴は国産のさつまいもを主原料に、添加物および化学処理を行なわず、昔ながらの製法で作ったもの。そして、国産米を発酵させた醸造調味料。これだけを原料に作られるのが「生ふりかけおかか」。

はちみつ

なぜ中国産からたびたび基準値以上の抗菌性物質が検出されるのか

ハチミツは100% 天然ものなら優れた健康食品ですが、とてもハチミツとは言えないまやかしものが幅を利かせています。

水飴、シロップ、転化糖(ブドウ糖を還元して作られるソルビットなど) を混ぜるなかのは半ば「常識となっています。ホンモノのはちみつを購入しようと思ったらそれなりに高価です。

中国などから安いハチミツを輸入して細工することもあります。活性炭などの脱色剤を使い脱色・精製して、透明で品質がよさそうに見せることもあります。しかし、脱色・精製によってハチミツの有効成分は除去されてしまうため、もはやハチミツと胸を張れるものではありません。

中国国内ではハチミツは「危ない食品」の1つで、日本へ輸出される中国産ハチミツ加工品からも、たびたび抗菌性物質が基準値以上に検出され、食品衛生法違反になっています。ハチミツ模造品も販売されています。

ある製油会社の特許に次ぎのようなものがあります。「本発明は砂糖水溶液中でキシロースとフェニルアラニンを触媒として有機酸を用いて120~150度で加熱反応を行わしめるものであり、芳香、風味および濃さの調和が改善されたはちみつ様食品を得るものである」

キシロースは木糖ともいわれる人工甘味料です。フェルアラニンは合成香料でピーナッツのような香りがあるので、よく米菓に用いられます。合成香料がやたらと食品に使われるが、その毒性はかなり強い。フェに得るアラニンは、塩化ベンジルとアセトアミノマロン酸を原料として合成して作られますが、ラットの実験では呼吸困難と体温低下が著しくなるとの報告があります。

はちみつの効能、効果はこちらです。

購入時の注意点

ハチミツ加工品にはハチミツ同様、あやしいものが多いので注意します。購入するなら100% 天然のハチミツを選びましょう。

焼き肉のたれ

250~350度の熱で発がん物質が発生

家庭でもアウトドアのときでも、鉄板焼きをやるときは、強めの火力でジュージューやるのが楽しくておいしくて盛り上がります。

鉄板が十分に熱せられてから肉をのせるのが当たり前です。おそらくタレは、市販の「○○のタレ」が定番です。こってり系が好きな人は、焼いた肉をタレにつけて、もう一度焼いて食べたりもするでしょう。

たいていの電気鉄板は最高温度が250~350度になります、食べる肉はかなりの高温になるのは当然です。

さて、ある食品大手の焼き肉のタレの原材料表示を見ると、「にんにく、ビーフエキス、ごま油、タマネギ、アミノ酸液、発酵調味料」とあります。この中のアミノ酸液には、うまみを出す化学調味料のグルタミン酸ナトリウムが入っています。

実はこのグルタミン酸ナトリウムには、250~350度 の熟を加えると、発がん性物質が発生するという実験結果があります。(同志社大学名誉教授で、京都バイオサイエンス研究所所長・西岡一氏が発表) 注意しなければいけません。

また、焼き肉のタレの問題は、「発酵調味料」にもあります。「発酵」と聞くと味噌や醤油を思い浮かべるかもしれませんが、加工食品に使用されている発酵調味料とは、核酸系化学調味料のことで、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、リボヌクレオタイドナトリウムなどがよく使われます。これらはかつてアメリカのFDA (食品医薬品局) から、催奇形性があるとの指摘が出たことがありますから要注意物質です。

購入時の注意点

焼き肉のタレは手作りが一番です。市販の焼き肉のタレを使うにしても、高温で何回も肉を焼くのは避けます。できれば、化学調味料不使用のタレを。

関東甲信 山梨県 富士山 こだわりのたれ ご当地調味料 味研 無添加 焼肉のたれ 1200g

マヨネーズ

カロリーハーフは水と添加物で薄めている

化学調味料を使うとなぜコストがかからないのかといえば、それは原料を厳選しなくて済むからです。

マヨネーズの場合、主原料のお酢が品質の良し悪しを左右します。租悪な安い化学合成酢は、ツーンと鼻をつく臭いがきつく、とてもじゃないがそのままマヨネーズには使えません。しかし、化学調味料を入れればお酢のカドが取れ、臭いも消えます。

お酢にこだわる必要もなくなり、コストを格技に下げることができるのです。

食酢のランキングはこちら

化学調味料抜きのマヨネーズは、原材料にこだわらないと作ることができません。とくにお酢は合成酢ではなく、米酢など天然の醸造酢でないとおいしいマヨネーズはできないのです。

スーパーには様々なタイプのマヨネーズが数十種類以上陳列されています。とくにカロリーカットのマヨネーズが人気です。このカロリーカットマヨネーズにも落とし穴があります。

「たとえば、カロリーハーフとかありますが、あれは油を半分抜いて、その代わりに、水を入れてカゼインヤアルギン酸ナトリウムなどの増粘剤で固めています。油を半分抜くんですから、コストも安くなります。

健康のことを考慮してカロリーカットのマヨネーズを使っている方も多いはずです。しかし、これでは余計な添加物を摂取することになってしまい本末転倒です。化学調味料無添加のマヨネーズは原料のお酢、卵、抽が厳選されているものです。カロリーを心配するなら、使用量を半分にすればいいだけの話です。

加工サラダや回転寿司のサラダ巻きなどもマヨネーズに注意します。

購入時の注意点

原材料表示でどんな種類の醸造酢、食用植物油脂、卵が使われているのかがわかるものを選ぶようにします。カロリーカットには余分な添加物が使われていることも忘れないようにします。
花兄園(仙台)のマヨネーズは卵にこだわっていて安心。花兄園の卵と一番搾り菜種油、醸造酢を使用しています。 化学調味料を一切使用していないマヨネーズです。非常に質の高い安心のマヨネーズです。

ソース

「即席ソース製造法」では、何が省かれ、何が添加されるのかが大事なポイント

一般的にソースといえば、希薄なウスターソースのことです。イギリスのウォスターシャ州ウォスター市で初めて作られたことから、その名前が付いています。

本来の作り方は、タマネギ、ニンジン、ニンニク、セロリ、トマトなどの新鮮な野菜を弱火で長時間かけて煮つぶしてから、ろ過。麦芽を発酵させて作った酢や、ライムなどの果実の果汁を加え、コショウ、シナモン、ナツメグなどの香辛料を加えて1~2ヶ月間貯蔵し、一定の温度で熟成して作ります。

しかし、日本で市販されているソースの大半は、そんな手間ひまはかけられません。「速成法」つまり発酵・熟成を行なわず、野菜、香辛科などのエキスに調味料を加えるだけで作られます。

あるソースメーカーのカタログによると、家庭用ソースはタマネギニーンジン・セロリ・パセリ・トマト、醸造酢、砂糖・ブドウ糖、食塩、香辛料としてシナモン・ナツメグ・コショウ、それに着色料のカラメル色素が原材料です。

業務用となると、醸造酢は使わず、氷酢酸・クエン酸・コハク酸・フマル酸などで代用するため、添加物はさらに増える。これらの添加物の中でとくに気をつけなければならないのは、着色料のカラメル色素です。原材料表示でよく見るかもしれませんが、実は発がん性の疑いがある添加物です。

それと、野菜類の原産地が表示されていない場合にも注意が必要です。もちろん、中国産なら残留農薬がリスクです。

購入時の注意点

ヨーロッパでは多くの家庭で手作りソースを作っています。そのような文化のない日本では、少なくとも弁当類などについている添付ソースは使わないことです。

ソースなら着色料無添加「ブルドックウスターソース」なら安心です。

輸入調味料

「表示が外国語だけ」(JAS法違反) の商品は「命」に関わる

スーパーやデパートには外国の食材が並び、また、インターネット・ショップでは外国の珍しい調味料も簡単に購入できるようになりました。
そんな時代にあっては、個人の「食の知識」と、メーカー・企業側の「食のモラル」が問われます。

象徴的なこんな事件があります。2009年10月、兵庫県で韓国産の「氷酢酸」を誤って飲どんだ会社員5人が喉や腹の痛みを訴え、うち2人が急性胃腸炎、化学性食道炎で入院した。

5人は韓国語だけで表示された「氷酢酸」を購入、薄めずに飲んだというのです。「氷酢酸」とは酢酸の濃厚液(通常99% ) のこと。

刺激性、腐食性が強く、中枢神経系と腎臓への悪影響もあり、食品添加物に指定されています。「氷酢酸」を希釈した酢酸(酢酸エチルなど)は劇物指定されているくらいなのですが、日本では業務用合成食酢に使われています。

韓国ではのり巻きや刺身のタレを作る材料として、希釈して使われることが多いのですが、兵庫県の会社員は表示が韓国語のみだったため、薄めずに飲んでしまったということです。命を落とさなかったのは不幸中の幸いでした。

これを、偶発的な事故と考えて終わりにしてはいけないのです。そもそもお酢に限らず、日本語の原材料表示のない食品は、1AS法違反で販売できないはずです。それがインターネット販売などでは販売しているのが現状です。

多くの輸入食品、輸入調味料には、日本語の原材料表示がシールになって貼られています。そうした最低限のルールを守れていない商品については、中身についても疑いの目を持つべきでしょう。

購入時の注意点

外国語表示だけの食品は、店頭でもインターネットでも絶対に購入しないこと。

酢酸990%以上を含有している酢酸です。シミなどの汚れ落とし、ポットの洗浄などにご使用になれます。

味噌

原材料表示を見て「大豆、米、食塩」のみのものを選べば安心

鰹節、昆布、煮干しなどでだしを取らずに使えるという「だし入り味噌」は一手間省けるために重宝されています。

しかし、「だし入り味噌」の味は、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなどの化学調味料で作られた味です。原材料表示を見ると、大豆、米、食塩のほか、実に多くの品目が記載されています。

「かつお節粉末」「昆布エキス」は、だしの香りを出すためで、ビタミンB2は栄養強化ではなくて着色のためです。

「酒精」はエチルアルコールのことで、酵母のアルコール発酵を抑える働きがあり、製品出荷後のパッケージの膨脹を防ぐために添加されています。そして調味料( アミノ酸等) です。

グルタミン酸ナトリウムのほか、核酸系調味料のイノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなども使われています。JAS の規格があれば、商品を選ぶ際の目安になるかもしれませんが、味噌にはJAS規格がありません。それは、「種類が多く分類することが難しいから」でしょう。

なるべく本物の味噌を味わいたいのなら、米味噌の場合、「大豆、米、食塩」としか原材料表示されていないものを選ぶことです。もちろん大豆は、国産丸大豆で遺伝子組み換えでないもの。あまりに大豆の匂いが強いものは品質がよくないし、黒ずんでいるものも敬遠したほうがよいでしょう。

懐に余裕があれば「天然醸造」と書かれたものがベストです。人工的な短期間での発酵熟成ではなく、自然に半年から一年かけてじっくり発酵熱成させたものです。

購入時の注意点

各県でも「認証制度」を作り、味噌の基準を決め認証マークを付けて販売しているのですが、全面的には信用しないほうがいいでしょう。アルコール添加したものでも認証マークが付けられる基準の県もあるからです。

丁寧な製造で仕上げた日本海味噌醤油の「雪ちゃんのに日本海こうじみそ」

砂糖・塩

安心の「茶色い砂糖」を買うときにも要注意

沖縄の砂糖工場の中に入ると、なんとも言えない香ばしい匂いがしてきます。さとうきび独特の香りです。

大手の砂糖工場では原糖を輸入して精製するだけだから、そんな香りはしません。大手砂糖メーカーの工場で作られる砂糖の代表が白砂糖です。スーパーの特売に欠かせない白砂糖ですが、精製するときにミネラルが大方失われてしまいます。

一方、沖縄の香ばしい匂いのする工場で作られるのが租精糖です。これは、原糖液のアクや苦みを取り除く程度にしか精製していないため、さとうきびの栄養や風味がそのまま残っています。

沖縄の砂糖工場、大手の砂糖工場、どちらの工場で作られた砂糖が本当に体に良いのかは言うまでもないでしょう。

租精糖を購入する際、注意があります。茶色っぼい色をしているからといって、三温糖を租精糖の仲間と勘違いしないことです。沖縄の砂糖会社の社長がいう。「三温糖は白砂糖やグラニュー糖を作った後の液から作っている。色は確かに似ていますが、これは加熱したことによりついたものです。白砂糖にカラメルで着色して高い値投で売っているものにも注意してもらいたい」ちなみにこの会社では、自然塩も製造販売まきたしている。薪を焚いて煮詰める昔ながらの古式平釜法で製造されている。薪は多量の遠赤外線を放射するため、塩は微量ミネラルの吸着がよい粗い結晶となる上、塩本来の持つまろやかでコクのある昧が出せるという。調理の基本となる砂糖や塩くらいは、昔ながらの製法の安心できるものを選びたい。

購入時の注意点

沖縄の(株)「青い海」の砂糖、塩は絶品。原はかた科のメキシコ岩塩を伯方の海のきれいな海水で戻す「伯方の塩」も、おすすめです。