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ベビーフード

残留農薬、窒息死のふたつのリスクに注意

体が未熟でデリケートな乳児の食べものには細心の注意を払わなければいけません。ところが、乳児用の食べものには2つのリスクがあります。

1つ目は、成分のリスク。ベビーフードメーカー大手の和光堂が今から12年前の2007年に「ほうれん草と小松菜」「緑黄色野菜3種パック」「野菜がゆ」の一部商品から、大腸菌群が検出されたとして自主回収しました。

和光堂は、2001年にもベビーフードから残留基準値を超えた農薬が検出されたとして問題になりました。

2つ目は窒息のリスク。20009年には、「東京都商品等安全対策協議会」が「ベビー用おやつ」の安全対策の必要性を訴えている。「○ヶ月頃から」などと乳児を対象としているソフトせんべい、ビスケット、ポーロなどの「ベビー用おやつ」による窒息事故の相談が消費生活センターに寄せらました。2006年まではそのような相談は皆無でしたが、2007年から2008年にかけて3件。その中の1件は、「(9ヶ月の女児に) ウエハースを小さく切って与えたところ、喉に張り付き、呼吸できなくなり意識を失った」という事故でした。

「ベビー用おやつ」が原因と思われる窒息で救急搬送されたケースもあります。注意表示の改善、安全性に関する法整備が十分とはいえないベビーフードに関しては、日頃から「消費生活センターへの相談」から想定される乳児の危険に注意を払っておくことは大切です。

購入時の注意点

「ベビーフード」「ベビー用おやつ」に頼らない離乳食づくりが大切です。乳児を連れて遠出するときなどは、無添加・有機栽培米を使っレトルトの白粥や、かぼちゃのマッシュを持っていけば離乳食になります。

離乳食に白粥は必須

缶詰

長期保存できて便利ではあるけれどその理由は

長期保存ができる缶詰は 安心・安全な食品とイメージしている方も多いでしょう。たとえばサケ・マス缶の場合、原料の加工時、鮮度維持のために次亜塩素酸ソーダに苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) を添加した液を使います。
サケやマスをわずか5分聞この浸透液に漬けるだけで、付着している細菌類が激減するほど強力なものです。

原料の輸送時に使う氷自体に薬品を添加する方法もよくとられています。これには抗生物質のCTC(クロールテトラサイクリン)が使用され、保蔵期間は約2倍に。

ミカンの缶詰では、内果皮( 実の薄い皮)がきれいにむかれているのを不思議に思つたことがあるかもしれません。だがカラクリは簡単です。これも苛性ソーダを使っているからです。缶詰は加熱殺菌しますが、ニンジンはその際に軟らかくなりすぎてしまうので、肉質を強化するために乳酸カルシウムの入った液に漬けているものもあります。

乳酸は腐食性毒物で、かつてミルクに混ぜて飲用して中毒死した未熟児のケースがありました。WHO(世界保健機関)でも、「乳児用に添加するのは好ましくない」と警告しています。

サクランボの缶詰にも注意が必要です。着色に赤色三号などの発がん性物質が使用されているからです。缶詰内部のpHの調整のため、合成クエン酸も添加してあるから、とくに子どもには与えないようにしなければいけません。

購入時の注意点

缶詰の容器から環境ホルモンのビスフェノールAが溶出して問題になったこともあります。「袋入り缶詰」と言われるレトルト食品のほうがまだ安全です。

レトルト食品には、殺菌剤・保存剤は使わないことになっているのですが、化学調味料や合成香料は通常の加工食品並みに添加されているので気をつけなければいけません。それから、レトルト食品にしろ缶詰にしろ、中身の産地まで表示してあるものを選ぶようにしましょう。

関連ページ:
環境ホルモンが溶け出す可能性がある缶詰

ウィンナーソーセージ

なぜ「うさぎの肉」が重宝されるのだろうか?

JASによると、ウィンナーソーセージは羊の腸を使用しているもの、又は製品の太さが20mm未満のものをいいます。その中身が何の肉かについては、はっきり知られていません。

実は各種ソーセージ類の中でも、最も「いろいろな肉」を混ぜ合わせて作られています。豚肉、鶏肉、羊肉、うさぎ肉、魚肉( マリンビーフ)、馬肉などなんでもあり…何でもありといった方がいいかもしれません。

中でもうさぎ肉を使う食肉加工業者は多く、うさぎ肉は中国からの輸入が多く、安い上に脂身が少なく結着性がいいので、加工業者に重宝されています。

子どもが大好きな食品だけに、添加物には十分配慮して選ばなければいけません。とくに、保存剤のソルビン酸と発色剤の亜硝酸塩の表示のないものを選ぶのが大事なポイントです。

価格はやや高いのですが、健康のストレスなく育てられた豚を原料にしているから安心です。ところで日本でソーセージが一般的になったのは1955年前後、魚肉ソーセージが最初です。「欧米=文化的」という風潮がある中で売り出され、ソーセージを食べたことのない人々はこれを「本物」と思いました。

それでも体に害がなければ問題ないのですが、実はとんでもない防腐剤が使われていました。ニトロフラン誘導体の合成化学物質「AF2」です。

発がん性があることがわかっていたのに、それを国民に隠して、厚生省(当時) は認可したのです。AF2 は1974年に使用禁止になりましたが、カイコの実験では三代目の孫の世代に奇形カイコが大量に発生しています。AF2を最も摂取したのは、団塊の世代です。孫の世代に影響が出ないことを祈るばかりです。

購入時の注意点

国産豚肉100% のものを。発色剤、リン酸塩、アミノ酸が無添加のものもあるので、できればそれらを選びましょう。

フライドチキン

発がん性物質「アクリルアミド」が検出

フライドチキンなど手軽に食べることのできるファストフード食品から、国際基準の1000倍を超えるアクリルアミドが検出されました。

アクリルアミドは「毒物及び劇物取締法」で「劇物」に指定されている物質です。スウェーデン国立食品局とストックホルム大学の動物実験では、発がん性も確認されています。

どういうわけか日本ではほとんど報道されませんでした。とくにテレビはそういった報道はできません。大スポンサーである大手ファストフードチェーンを気にかけてのことでしょう。

同様に、次のような事件も報道されませんでした。2006年、インドネシアの「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA))が、世界最大手チェーンのケンタッキーフライドチキンを告発しているのです。

「インドネシアのケンタッキーフライドチキンに納入されるニワトリは成長を促進するために薬品漬けにされ、太りすぎてまともに歩くことができなくなっている上に、食肉処理される前に羽をちぎられ、脚を折られ、意識のあるうちに煮えたぎった熱湯の入ったタンクに放り込まれている」

告発を裏付けるかのように、2004年、日本で発売されているフライドチキンから抗菌剤の「スルファキノキサリン」が検出、全商品の回収が行なわれました。

原料はブラジル産ブロイラー(食肉用の雑種鶏)で、飼育中に与えた抗菌剤が残留していたのです。

低脂肪低カロリーの鶏肉が人気だですが、そうした「ヘルシーブーム」に乗った情報だけでなく、リスク情報も併せてチェックしなければいけません。

購入時の注意点

食べるなら国産もの。チキンナゲットもフライドチキン同様に注意が必要。ファストフードチェーンのものには強化剤( アミノ酸、ビタミンなど) の添加が多いので注意。

酸化防止のためのビタミンCを添加「伊藤園 おーいお茶緑茶」

安全性には問題なし、血圧が高い人は注意

ビタミンCが添加物として使われています。同じシリーズの「濃い昧」「ほうじ茶」「玄米茶」も同様です。飲料を製造する過程で茶菓に含まれるビタミンCが失われるので、強化している、というのは表向きの理由で、実は酸化防止が目的です。

緑茶は酸化すると、色や風味、味が変化してしまいます。それを、ビタミンCの抗酸化作用によって防いでいるのです。伊藤園によると、「L-アスコルビン酸とL-アスコルビン酸Naを使っている」とのことです。

ビタミンC とは本来はL-アスコルビン酸のことですが、類似物質も添加物として認められていて、単に「ビタミンC 」という表示でよいのです。L-アスコルピン酸Naは、L -アスコルピン酸にNa(ナトリウム)を結合させたもので、安全性に問題はありません。ただし、塩分を摂ることになるので、高血圧の人は注意します。
おーいお茶 抹茶入りさらさら緑茶 スティックタイプであればビタミンCは添加されていないので安心して飲めます。

ビーフジャーキー

「伝統的な調理法」に取って代わったこんな添加物

細く切った牛肉に塩や香辛料をすり込み、日干しにして作るビーフジャーキーは、アメリカ土産の定番の1つでもあります。
アメリカではビーフジャーキーを家庭で作るための電化製品も販売されているというから、さすがに肉食の本家です。

噛めば噛むほど牛肉のうまみが出てくるのが魅力の1つでしょう。

日本で売られているビーフジャーキーは異様に軟らかいし、なぜか手がべ夕つくのが気になります。何よりも牛肉の味わいがなく、香辛料の昧ばかりです。

「本格派」と銘打って売られているビーフジャーキーがあったので、ためしに原材料名を見ると、 味を濃厚にするたんばく加水分解物、添加物としては調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤( エリソルビン酸ナトリウム)、発色剤(亜硝酸塩)、着色料(赤色102号) などが使われています。

伝統的な保存食であるはずのビーフジャーキーにも、これだけの食品添加物が使われているのです。
また、ある商品の原材料表示には「ドライソーセージ」の品名があります。ソーセージの原料はおそらく挽き肉であろうが、これでは本来のビーフジャーキーとはまったくの別物です。

中には植物性たんばく入りの商品もあります。植物性たんばくは繊維状大豆たんばくともいい、肉のような食感を出すものもあるから、どんなクズ肉でも立派な牛肉に化けさせることができます。中国の直営工場でビーフジャーキーを作っている日本メーカーもあるが、衛生管理の面も気になるところです。

購入時の注意点

添加されているエリソルビン酸ナトリウムはアルコールと一緒にとると吸収が早まります。つまみとして、ついつい食べすぎないように注意しましょう。
無添加のビーフジャーキーを食べるようにしましょう。

問題ない添加物を使用している安心の「丸善食品工業 うす塩なめ茸」

無用な添加物を使わない

これも定番の瓶詰製品で多くのスーパーで売られています。何もおかずがないときなどに便利でしょう。米発酵調味液とは、みりん風調味料のことです。昆布エキスは、コンプをお湯で煮てできた煮汁を濃縮したものです。魚介エキスも魚介を同様に煮て作ったもの。酵母エキスは、食用酵母から抽出されたうまみ成分です。

いずれも安全性に問題はないと考えられます。クエン酸は、レモンやみかんなどに含まれている酸です。化学的に合成されたものが、添加物として、味付けや保存性向上の目的で使われています。もともと食品に含まれている成分なので、安全性に問題はありません。

ビタミンC は、イチゴやレモンなどにたくさん含まれている成分です。食品が酸化して変質するのを防ぐ目的で添加されています。安全性に問題はありません。

データ
  • 品名:えのきたけ・味付け
  • 原材料名:えのきたけ、糖類(水あめ、砂糖)しょうゆ、米発酵調味液、食塩、酵母エキス、昆布エキス、魚介エキス、クエン酸、酸化防止剤
  • アレルギー表示:原材料一部に小麦を含む

鶏のからあげ

自然解凍の「お弁当用からあげ」がベチャベチャにならない理由

調理が簡単で短時間ですまされる便利な食べものには、今一度、疑いの目を向ける習慣を持つほうがいいでしょう。たとえば、「自然解凍の鶏のからあげ」。

朝のうちに冷凍したままの状態で弁当箱に入れておけば、昼頃にはちょうど食べ頃になるという、手間を省くにはもってこいの食材です。しかし、5~6時間も放っておいても傷みがなく、解凍してもベチャベチャにならないのは、もちろん添加物の力によるものです。「便利さ」を生み出す決め手は酢酸ナトリウムです。

あるメーカーの商品には、次のように酢酸ナトリウムがこのように紹介されています「食酢の主成分である酢酸から作られており、解凍後の品質を保つために使用しています」

ところが、ここには酢酸ナトリウムに関する大事な情報が記載されていません。酢酸は「食品添加物の酢酸エチルですら、劇物指定されている物質である」ということです。いくら希釈して使われるとはいえ、体内に入る食品に「劇物」を使っていいものでしょうか。

からあげにはこの他、増量効果と保存性を高める目的で重合リン酸塩がよく使われます。この食品添加物は食肉加工品のほか、練り製品や清涼飲料など多くの食品に使われているのですが、多量に摂取すると老化が早まり、腎臓障害を起こすと国際毒科学会で報告されています。

購入時の注意点

多くの食べものは「手間をかけずに、おいしく調理」できるものではないと心得ておくことです。意識するだけでも、「安全な食品」を選ぶ目が養われます。もちろん手作りするに越したことはないのですが、スーパーで鶏肉を買うときは、「食鳥検査合格」「抗生物質不使用」のラベルのあるものを選ひましょう。

肉まん

大豆が使用されていても「遺伝子組み換え表示」の枠外

寒い季節になると、口の中で熱い肉汁がジュワーツと広がる肉まんが恋しくなります。関西では「豚まん」とも呼ばれる肉まんですが、おいしさは原料の豚肉の品質によって決まるといっていいでしょう。

ところが中にはアツアツなのに、肉汁が出てくるどころか、妙にネバネバした感じがあるものがほとんどです。しかも、シイタケばかりが歯にくつついてきます。

コンビニで売られている肉まんを食べると、たいていがこのような食感です。なぜかといえば、豚肉(挽き肉)と同じくらいの量の大豆たんばくで増量されているからです。

焼売と同様のやり方で、「大豆たんばくまんじゅう」 が作られているというわけです。ただし肉まんの場合、大豆たんばく以外にも混ぜられているものがあります。肉まんの具は中国やタイで作られて輸入される例が多いのですが、ラード(豚脂)を混ぜて味を濃くしたり、豚由来のエキスが風味付けとして加えられていたりしています。
おかしいのは、このような肉まんがJAS法で守られていることです。そして、気になるのは、使われている大豆たんばくの由来です。

納豆、味噌、醤油、豆腐のように丸ごと大豆を食べる食品には、「遺伝子組み換え大豆」を使用しているか否かの表示があるが、肉まんにはほとんど表示されていません。

購入時の注意点

コンビニのレジ横で売られている肉まんは表示も何もありません。コンビニ本部に豚肉の産地や中身について問い合わせてみると、オルタフーズ(神奈川県)の商品は、100% 国内産・非遺伝子組み換えの原材料を使用し、化学調味料無添加、国産豚使用、と安心できます。

安全・安心の手作り肉まん

添加物不使用の定番缶詰「キューピー アヲハタ 十勝コーン」

定番の缶詰のコーンは安全性が保証

素材缶の代表格といえる製品です。添加物が使われていないので、スイートコーンの自然な味わいと砂糖の甘みがマッチして、とても「おいしく」感じられます。

そのまま食べてもいいですし、バターコーンにしても、あるいはサラダやラーメンにのせてもよいでしょう。原材料に「遺伝子組換えでない」と表示されていますが、これは信用できます。アメリカで栽培されているコーンは大半が遺伝子組み換えのものですが、それは加工用に使われるコーンです。

そのまま食べるスイートコーンで、遺伝子組み換えのものはあまり栽培されていません。もちろん日本でも栽培されていません。ただし、厚生労働省が食品としての流通を認めているため、わざわざこうした表示をして、遺伝子組み換えでないことをアピールしているわけです。

memo
そのまま食べるタイプのスイートコーンは、遺伝子組み換えのものは歳まり栽培されておらず、安心できる。
データ
  • 品名:スイートコーン
  • 原材料名:スイートコーン(遺伝子組み換えでない)、砂糖、食塩