バナナ 残留農薬 の不安は軸から1cmに集中している

2024年11月29日

バナナ 残留農薬 の不安は軸から1cmに集中しています。バナナの軸は腐りやすいため、多くは収穫後にポストハーベスト農薬が使用されています。フィリピン産は化学薬品を防腐剤として使っているため、要注意です。フィリピン産と台湾産のバナナを比較しています。

バナナ 残留農薬 などの不安物質を避けるには

  1. 皮をむく不安の大きい場合には、皮をむく前に流水の下でよくこすり洗いする。
  2. 軸に近いほうから1cmほど果肉を切り落とす。1cmより先に有害物質浸透の不安は少ない。

軸の近くを取り除けば浸透した農薬も安心

日本に出回っているバナナは、ほとんどが輸入物で、フィリピン産が約9割をしめているといわれています。価格が安く、1年中手に入る栄養価が高い果物なので、日常的に食べている人も多いかと思います。

バナナは軸が腐りやすいため、はとんどの場合、収穫後に防腐剤や防カビ剤などのポストハーベスト農薬が使用されています。フィリピン産のバナナは化学薬品を使っているため、要注意です。台湾産は防腐剤にミョウバンを使用しているので、できるだけ台湾産を選んだほうが安心です。

フィリピン 台湾産を比較

項目 フィリピン産バナナ 台湾産バナナ
主な品種 キャベンディッシュ種 大部分が「台湾バナナ」種
味の特徴 甘味が強く、さっぱりした風味 甘味が濃厚で香りが豊か
大きさ 中程度~やや大きめ 中程度
外観 皮が薄めで、黄色が鮮やか 皮が厚めでやや緑がかった色合いが残ることがある
生産地の特徴 熱帯地域での大量生産 温暖な気候で栽培、主に小規模生産
価格 比較的安価 フィリピン産より高価
流通量 日本市場での流通量が多い 比較的少ないが根強い人気
農薬使用 多め(輸出用で防腐処理されることが多い) 農薬使用量は比較的少ないとされる
保存期間 長期間保存に向く 輸送距離が短いため鮮度が高い
特徴的な利用法 スナックやデザート向き そのまま食べるのが適している

選び方のポイント

  • 甘さ重視ならフィリピン産:手軽で安価、スイーツにも使いやすいです。安全重視なら台湾産が安心です。
  • 風味や品質重視なら台湾産:高価ですが、鮮度と香りに優れています。

どちらも良さがありますので、好みや用途に合わせて選んでみてください!何度も言っていますが安全重視なら台湾産がおすすめです。

バナナを少しでも長持ちさせるための保存法

バナナを少しでも長持ちさせるためには、以下の保存方法が効果的です。

保存環境を整える

  • 直射日光を避ける
    日陰で風通しの良い涼しい場所に置きます。暑すぎると早く熟し、傷みやすくなります。
  • 冷蔵庫を避ける
    冷蔵庫の低温はバナナにストレスを与え、皮が黒くなる原因になります。ただし、完熟したバナナは冷蔵保存も可能です(後述)。

2. ヘタをラップで包む

  • ヘタの部分をラップでしっかり包むと、エチレンガス(熟成を促すガス)の放出を抑えることができ、熟成を遅らせます。

3. 吊るして保存する

  • 専用のバナナスタンドを使用
    バナナを吊るすことで通気性を良くし、傷みを防ぎます。
  • 袋や他の果物と一緒に置かない
    他の果物が出すエチレンガスで熟成が進みます。

4. 完熟後の冷蔵保存

  • 皮をむかずに保存
    熟したバナナは冷蔵庫で保存できます。皮は黒くなるものの、中身は品質が保たれます。
  • 冷凍保存
    食べきれない場合は皮をむいてカットし、ラップやジップロックに入れて冷凍庫へ。スムージーやお菓子作りに利用できます。

5. 完熟バナナの加工

  • 熟しすぎた場合、スムージー、バナナブレッド、ヨーグルトに混ぜるなど加工して食べると無駄にしません。

ポイント

  • 保存環境によって劣化速度が変わるため、購入時期や熟し具合に応じて方法を使い分けると効果的です!

バナナ 安全 選び方 フィリピン産の上部分 1 cm を切り落として食べる

農薬・添加物

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