中国製食品添加物」 輸入急増の理由

一時期、中国産食品の危険性が消費者の一大関心事になりました。買い物をするときに、原産地表示を確認するようになった人もこれを機に増えました。

ところが、そうした自衛策ではどうにも対応できないこともあります。中国からの「食品添加物」の輸入が急増しているのです。
中でも目立つのが、アスコルビン酸(ビタミンC)。2000年にはわずか99tだったのが、6年後には5163tという急増ぶりです。

このアスコルビン酸は、ペットボトル茶から加工食品まで、あらゆる食品の酸化防止剤として使われています。また、サプリメントにも使われています。国産のアスコルビン酸が1 kgキロ1400円なのに対し、中国製は1000円前後で購入できます。
ところが、食品メーカーの間で「どうも中国のアスコルビン酸は純度が低い」という声が増えているのです。

実際、日本の食品衛生法で定める成分基準に合わず、輸入がストップされたケースも出ています。ある食品メーカーの技術者によると、「中国製アスコルビン酸は、どうも製造工程をどこか省いているようだ」というのです。

食品添加物は様々な薬品をフラスコに入れて化学反応を起こして作るようなもので、製造法から成分の規格まで食品衛生法で厳しく定められています。

というのは、添加物のような合成化学物質は、製造工程で思わぬ副生成物が発生する可能性があるからです。中国製食品添加物の安さは、どのコストを削って実現したものなのか?これを輸入業者には厳しくチェックしてもらいたいところです。

2006年1月〜〇2007年3月で、中国から輸入された食品添加物で、コンドロイテン硫酸ナトリウム(乳化剤)、パントテン酸カルシウム(強化剤)、メチオニン(強化剤)、ソルビタン脂肪酸エステル(乳化剤)、精製カラギーナン(増枯多糖頬) が、食品衛生法違反になっているのです。

2010年1月にも乳化剤のリン酸二水素アンモニウムに重金属及びヒ素が混ざっていたため、廃棄処分になっています。
原材料表示でも確認できない「中国産食品」に対する自衛策はないのでしょうか。

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