食品添加物のココ!が問題

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食品添加物の体への影響とは?

食品添加物と一言でいっでも、現在、厚生労働省に認可されている添加物は、約1500品目にも上ります。しかし、そのほとんどが「品質を長持ちさせる」「見栄えをよくする」「味をそれらしくする」ことを目的として使用されています。
腐敗を防ぐ保存料や、酸化を防ぐ酸化防止剤、酸味料、甘味料、凝固材、香料など、さまざまな用途があり、それぞれにいくつもの種類があります。
食品添加物が人の体に及ぼす影響は、以前から繰り返し指摘されています。最も不安なのは発がん性です。ハムやちくわの結着剤、品質改良剤として使用されているリン酸塩は、発がん性が指摘されている食品添加物の代表格です。
カルシウム不足による骨の形成異常や、鉄分吸収の阻害による貧血などの原因になるともいわれています。

害があるとわかっているのに使用するのはなぜ?

食品添加物を加工食品メーカーが多用せざるを得ない理由のひとつに低価格競争があります。安価な商品を求める消費者の声に答えるために、質の悪い原材料を使って加工食品を製造するのです。さらに、現在の流通の流れに乗せるには、賞味期限が長くなければいけません。そこで、保存料や酸化防止剤が添加されます。保存科、なかでもソルビン酸Kは保存効果が高い一方で、食品の味を低下させます。そのため、甘味料や旨味調味料を添加し、昧を補う必要が出てきます。このような悪循環が、食品添加物の多用に繋がっているのです。

味覚の画一化や人格形成に影響も

食品添加物で味を補うと、結果的にさまざまな食品の食味が同じになってしまいます。消費者自身はさまざまな種類の食品を食べているつもりでも、じつは同じ食味ばかりで、同じ味覚細胞ばかり刺激される可能性があります。このような刺激の偏りが人格形成に影響し、イライラや「キレやすい人」の原因になっていると指摘する声もあるのです。
食品添加物の不安は数えきれないほどありますが、その使用量は一向に減る気配をみせません。原材料表示の規則については食品添加物の名前を簡略化したり、物質名ではなく、「酸味料」「香味料」といった一括名で表示するなど、消費者が詳しく知ることができない表示が認められており、その動きは今も強まっています。

組み合わせによっては…

ひとつの食品に何種類も食品添加物を使うケースが増えています。ひとつひとつの食品添加物の安全性は証明されていても、それらが体内で一緒になったときの危険性はほとんど調査されていません。しかし危険性が判明している食品もあります。例えば、しょうゆや清涼飲料水に使用するパラオキシ安息香酸(保存料) と亜硝酸Na(発色剤)が合わさると、紫外線下で発がん性のある変異原性物質を作るといわれています。

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