安全な食べ方・選び方」カテゴリーアーカイブ

「食の安全」情報を確実に得る方法

どうしても自分の知識では、この食品が安全か危険か判断できないそのようなときに最も確かなのは、直接メーカーや生産者に問い合わせることです。

その場合、商品を購入した「店」と日時」を必ず言うことです。

以前、安い関サバがスーパーで売られていたので、買おうか迷ったことがあります。私は気になったので生産地の漁連へ電話で問い合わせたところ、「そこのスーパーには関サバは卸していない」との返事でした。買う寸前で難を逃れたことがあります。何か不安があって迷ったら、まず電話してみることです。

または、スーパーなどでは、「本当に中国産じゃないの? 」などと、なんでもいいから、店員や担当者に話しかけることです。おかしなことをしている店ほど、食材の説明を簡単にすませようとするでしょう。これは各食品メーカーやファストフードの、ホームページでの商品説明でも同様です。

少なくとも、原料の原産地表示をしていないような企業の食品は、購入を控えるべきでしょう。

また、1ヶ月に1度はホームページを更新しているかどうかを確認するのも大切。あまりにも更新頻度が低い場合は、食品管理のずさんさも疑っていいかもしれません。

最後に、「レシート」と「食品のパック類」はすぐにゴミに出さず、2日間は保存しておくことです。

食中毒などの事故が起きたときの大事な証拠になるからです。自分の健康を守るためには、正しく情報を見極める「目」も磨かなければなりません。

たとえば、「国内に出回っている野菜の栄養価が、昔より落ちている」と言われ、多くの人にとっては「常識」となっているかもしれません。

この情報の本当の意味がわかっている人はどれだけいるでしょうか? どの野菜を食べても、栄養価は昔より落ちているのだろうか?ここでいう「栄養価」とは、あくまでも「平均値″」のことです。「日本に出回っている野菜」の中には、輸入冷凍野菜やハウス野菜も含まれます。近年はこうした野菜の流通量が増えているのですが、それらの栄養価も「日本食品標準成分表」の成分値に反映されるようになっているのです。

1982年の「四訂日本食品標準成分表」では、ホウレンソウのビタミンC は65mg/100gだったのが、2000年の五訂では、35mg/100gに大幅に減少したのも、中国からの冷凍ホウレンソウの輸入急増が原因としてあります。

冷凍野菜は短期間ならそれほどビタミンCは減らないが、長期間保存すると相当量減少します。そうした輸入冷凍野菜が、「日本食品標準成分表」の中に入ってきたのだから、野菜の栄養成分の平均値が減少するのは当然です。こうした「食の情報」は本来、国やメーカー側が開示する責任があると思うのですが、現状ではひとつひとつ、消費者が「勉強」していかなければなりません。

巧妙な「偽造食品」との付き合い方

食品の偽装は年々巧妙さを増してきています。消費者と食品メーカーのいたちごつこの様相も呈してきています。そこで、我々が取り得る、最低限の「偽装食品」対抗策としては、以下の3つがあります。つまり、

  1. 「食材を1つ1つ確認して購入する」
  2. 「自分でできるだけ料理を作る」
  3. 「間違った常識を捨てる」

こう言われれば当たり前のことのように聞こえますが、食品を買うとき、これらのことを常に頭に置いている人は意外に少ないものです。意外にもこの3つの考え方で、「偽装食品」を口にする危険を減らすことはできます。

3番目の「間違った常識を捨てる」とはどういうことでしょうか、具体的に説明すると、たとえば刺身なら、「刺身=新鮮」という「常識」 から抜け出すことです。

刺身は決して新鮮ではないのです。スーパーで一番新鮮な魚は何かといえば、それは1匹まるごと売られているものです。その次がおろして開きにしたものです。スーパーでは、さらに古くなると切って刺身にします。そして、もっと古くなったものが寿司弁当になるのです。

 

もう1つの例です。今では「中国産=危険な食品」というのが、新しい常識になりつつあります。だが、売り場に中国産食品が多くても、それを正しく表示してある店は逆に信用していいでしょう。全く中国産表示がなく、単に「国産」としか表示されていないほうが、むしろ信用できない店ともいえるのです。

3つの対抗策を実践しても不安な場合はどうすればいいでしょうか。次のような方法もあるので、参考にしてください。食品問題研究家は、中国産食品に含まれる毒性物質の解毒対策です。

ウナギ(加工食品含む)
抗菌剤、マラカイトグリーンを醤油で洗い流す。
ショウガ(冷凍含む)
殺虫剤のBHC(ベンゼンヘキサクロリド)は2cm幅くらいに細かく切って洗い流す
乾燥キクラゲ(冷凍含む)
殺虫剤・クロルピリホスをたっぷりのお湯で洗い
冷凍食品…
二度揚げする。これで、大腸菌などはかなり殺菌できる。
ネギ
殺虫剤・テブフェノジドを、一皮むき、2cm間隔で細かく切った後に洗い流す。
たくあん
人工甘味料・サッカリンナトリウムは細かく切って洗い流す。

いずれにせよ、「間違った常識を捨てる」には、広く情報を集めないことには実践できません。常にアンテナを張り、最新の知識に敏感でいたいものです。
農薬&添加物を減らす方法はかなり参考になります。

外食時の注意点はココ

外食続きは健康によくない、といくら言われても、どうしても外食の機会は減らないものです。それでも、外食時の「店選び」「メニュー選び」くらいには気をつけたいところです。

外食時に一番肝心なのは、いつも客があふれているような店で食事をすることです。それも、テレビのグルメ番組で紹介されて一気に人気が出たような店ではなく、地元の客で何十年も繁盛している店です。

そうした店は、品質のいい食材を入れないとすぐに客に見抜かれるので、手を抜けません。常に手を抜かないから、それでまた常連客が増える、というように好循環を繰り返していると考えることもできるのです。

そうした店を探すのにも、タクシーの運転手に聞くのは避けたい。運転手は紹介料をもらえる店を紹介するケースが多い。商店街の人などにまめに聞くことです。

「安心できるレストラン」を選ぶときの目安としているものがもう1つあります。それは、キャベツをちゃんと店で千切りにして出しているかどうかです。

カット野菜を使っているようでは、その店は避けたほうがいい。些細なことに思えるかもしれないが、経験的にもこれは信頼できる重要ポイントです。

「メニュー選び」について言えば、まずは「加工度」がなるべく少ない料理を選ぶことです。できるだけ食材の元の形がわかるものがいいでしょう。

たとえば魚なら、刺身よりは、焼き魚定食のほうがいい、という具合です。加工度が高ければ高いほど、栄養価は落ちていくし、細菌類に汚染される可能性は高まるのです。

最後に、出張や旅行で知らない土地へ行ったときに、簡単に「安心できる店か、即退散すべき店か」を選別する方法として伝えられている2つの方法です。

品書き( メニュー) がしっかりしているか
外食続きは健康によくない、といくら言われても、どうしても外食の機会は減らないものです。それでも、外食時の「店選び」「メニュー選び」くらいには気をつけたいところです。

外食時に一番肝心なのは、いつも客があふれているような店で食事をすることです。それも、テレビのグルメ番組で紹介されて一気に人気が出たような店ではなく、地元の客で何十年も繁盛している店です。

そうした店は、品質のいい食材を入れないとすぐに客に見抜かれるので、手を抜けません。常に手を抜かないから、それでまた常連客が増える、というように好循環を繰り返していると考えることもできるのです。

そうした店を探すのにも、タクシーの運転手に聞くのは避けたい。運転手は紹介料をもらえる店を紹介するケースが多い。商店街の人などにまめに聞くことです。

「安心できるレストラン」を選ぶときの目安としているものがもう1つあります。それは、キャベツをちゃんと店で千切りにして出しているかどうかです。

カット野菜を使っているようでは、その店は避けたほうがいい。些細なことに思えるかもしれないが、経験的にもこれは信頼できる重要ポイントです。

「メニュー選び」について言えば、まずは「加工度」がなるべく少ない料理を選ぶことです。できるだけ食材の元の形がわかるものがいいでしょう。

たとえば魚なら、刺身よりは、焼き魚定食のほうがいい、という具合です。加工度が高ければ高いほど、栄養価は落ちていくし、細菌類に汚染される可能性は高まるのです。

最後に、出張や旅行で知らない土地へ行ったときに、簡単に「安心できる店か、即退散すべき店か」を選別する方法として伝えられている2つの方法です。

品書き( メニュー) がしっかりしているか
店の料理の特徴などが書いてあるか。ただ漠然とメニューを書いてあるのでは、店の主張がないわけで、原材料へのこだわりもないと思ったほうがいいでしょう。
付き出しに「出来合い」を出していないか
付き出しは関西では「アテ」という。「初見の客と店との最初の挨拶」とも言える付き出しを、業務用スーパーで買ってきた添加物だらけの品物ですませているようでは、店の質も自ずと明らかでしょう。
業務用スーパーに行くと、びっくりするくらいの「付き出し」が売られています。個人客も普通に入れるので一度覗いてみるとよいでしょう。「あの店の付き出しと同じだ」と思うものがすぐに見つかるでしょう。

「トクホ」の過信はリスクを招く

いわゆる「トクホ(特定保健用食品)」は、1991年にできた制度で、体の生理作用を助ける成分が含まれると証明された食品に、「食事の脂肪吸収を抑える」「おなかの調子を整える」などの特定の保健用途を表示して販売することができるものです。

1073品目(令和2年4月28日現在)がトクホとして許可されています。内訳は、「おなかの調子を整える」商品が最も多く、次いで、血糖値、コレステロール、血圧、歯の健康と続いています。

「トクホ」の許可をもらうと、売上げの大幅増が期待できるので、各メーカーの担当者は、厚生労働省に日参しています。

「血糖値の気になる方に」「食事の脂肪吸収を抑える」と銘打ったトクホ商品の「黒烏龍茶」(サントリー) などは、2006年5月に発売してから1年間で、2億4000万本という爆発的な売れ行きを記録しています。

ただ、それで、メタポリック(内臓脂肪) 症候群の人が増えたのか減ったのかは定かではありません。ただし、トクホは食品なので、「高血圧に効く」とか「糖尿病に効果」など、特定の疾病をあげての効能は表示できません。それと気をつけなければいけないのは、トクホ食品成分の中には、健康油のジアシルグリセロールのように、安全性が論議されている成分もあったということです。

ちなみに、便秘解消には長い間、人気のイサゴールなどもあり、その効果が消費者に熱い支持されているものもあるのです。

日本独特の曖昧な日本の食べ物の表示

表示を見る際、騙されてはいけないのは、「カロリーオフ」「糖分控えめ」「減塩」「砂糖不使用」などの表示です。

このような表示がされている商品は、俗に「控えめ食品」と呼ばれますが、健康増進法の栄養表示基準によって、強調表示できる量は細かく定められているのです。

強調表示の対象は、「熱量(カロリー)」「脂質」「飽和脂肪酸」「コレステロール」「糖類」「ナトリウム」で、食品と飲料では量が違います。「

ほとんど含まれていない」場合には、「ゼロ」「レス」「無」「ノン」という強調表示ができます。

ただし、「まったくのゼロ」ではありません。

清涼飲料の場合、100ml当たり5kcal未満になれば「ノンカロリー」の表示ができます。「オフ」「ライト」「低」「控えめ」などの場合は、カロリーで言うと、食品で100gあたり40kcal以下、飲料で20kcal以下となっています。

気をつけなければならないのは、いずれも100ml(飲料)、100g(食品) 単位で表示してあることです。

清涼飲料のペットボトルは通常500mlだから、全部飲めばかなりの量になります。

必ず1本分に換算しないといけません。よくある「甘さ控えめ」「あっさり塩味」「すっきり味」といった、味に関するものには、強調表示の基準はありません。味は感覚的なものと考えられているからです。

牛乳の名称にも利用されている「おいしい」も同様である。「果汁100% 」「濃縮還元」と表示されているジュースの意味もわかりにくい。「果汁100% 」は、搾汁時そのままの状態で、水で薄めていないもの。

「濃縮還元」は、搾汁したものを、いったん濃縮したペースト状にして冷凍保存。ジュースにするとき、このペーストに水を加えて搾汁時の状態に戻したものをいいます。

濃縮還元のジュースには輸入品が多く、ジュースをそのまま輸入すると体積が大きくなりコストがかかるため、濃縮して輸送コストを下げているのです。

そして、日本で水を加えて元の濃度に還元して販売。どんな水で還元するのかはメーカーによって違うので、メーカーに問い合わせてみるといい。教えてくれないようなメーカーの商品は買わないことも大事です。

 

「原産国表示」に関する注意

原産国表示では、袋詰め・パック詰めされた国が原産国となります。たとえば北朝鮮でとれたシジミでも中国でパックされて日本へ輸出されれば中国産です。

カット野菜などは、ほとんど中国産野菜であっても、日本で袋詰めしていれば、袋詰めした県が原産地表示されてしまいます。養殖魚は、ウナギなどの稚魚は中国からの輸入に依存していますが、成育期間の長いほうが原産地となります。

これは生体で輸入された牛も同じです。缶詰は最終的な加工を施した国が原産地となります。したがって、中身が外国産でも日本で缶詰にすれば国産となります。ただ、そもそも商品には産地表示していないものが多くなります。

たとえば千葉県銚子のシンボル的存在の「大羽いわし」。この缶詰を巡って2003年に、大手水産メーカーと地元のメーカーとの間でトラブルがありました。地元で大羽いわしが不漁のとき、地元メーカーはアメリカ西海岸産のイワシを使い、「大羽」の名称を外したイワシ缶詰を作り、「アメリカ西海岸産」と表示し販売していました。

一方、大手水産メーカーは北アメリカ産のイワシを原料に、原産地表示なしで「大羽いわし」の名を付けた缶詰を売り出しました。

これに怒ったのが地元メーカーと地元漁連で「『大羽いわし』のイメージダウンになる」として、大手水産メーカーに原産地表示の要望を出したのです。

これに対し、大手水産メーカーは、「サバ缶など、他の輸入原料を使った缶詰も当社では原産国表示をしていない」と、答えたのです。その後、大手水産メーカーと地元メーカーの話し合いで一件落着となりましたが、大手メーカーの缶詰の原料は、外国産でも原産国表示はされていないことは明らかになったのです。

 

おいしい魚の見分け方

「水産物」の原材料表示は、思いの外わかりにくいので注意が必要です。本来、国産品には漁獲した水域か養殖場のある都道府県、輸入品には原産国を表示します。

しかし、獲れた水域が不明の場合は、水揚げされた港名か港のある都道府県名でもいいことになっているので、表示だけを見ると、輸入魚でも国産と勘違いすることがあるのです。

もし「国産魚」を食べたければ、漁獲した水域が表示してあるものを選ぶことです。

問題は、パック詰めされた刺身です。刺身の場合、それが一種頬のみなら生鮮食品、二種類以上の盛り合わせなら「加工食品」となってしまいます。「加工食品」には添加物を使っていいことになっているため、2種類以上の刺身盛りわせ(=加工食品) なら、添加物を使っても問題がないことになるのです。

刺身を買う場合も、生魚だからと油断せず、表示をよく確認して、添加物の少ないものを選ぶようにましょう。乾燥させた干物や加熱・味付けした魚介類も、すべて「加工食品」です。それから、よく「天然仕上げ」「天然風味」と表示されている水産物があるが、養殖ものにはこの表示はできないので注意です。

原材料表示にもポイントがある

添加物の知識を得ても、それがスーパーで手にした食品に入っているのかどうか、原材料表示で判別することができなければ意味がありません。

ただ、その「原材料表示」には、添加物の表記法以外にも、ややこしいルールや、慣習のようなものがあり、正しく読みとるにはちょっとしたコツが必要です。まず原材料表示でわかりにくいのは、記載されているもののうち「添加物」がどれかということです。よく間違えるのがたんばく加水分解物、エキスですが、これは「食材」である。添加物はほとんどが「調味料(アミノ酸等)」以下に表示されています。とはいえ、この「アミノ酸」の表記自体もわかりにくいものです。

添加物で、「アミノ酸」とだけ表示があれば、それは化学調味料のグルタミン酸ナトリウムを単独で使った場合です。つまり、卓上にある味の素を使ったのと同じです。

ただし、「アミノ酸等」とあれば、味の素と一緒に、他の乳酸カルシウムなどの有機酸を使っているというわけです。

原材料表示を見るポイントとして大事なのは、他社から販売されている、同種の食品の原材料表示と比較して見てみることです。そうした上で、できるだけ項目数の少ない、スッキリした原材料表示の商品を選ぶことです。そして、できるだけカタカナ表記の少ないもの。つまり、「化学の教科書」と見紛うような表示になっている商品を避けることです。何よりも大切なことは、自分の知らない物質名や、不安が残る物質名があったら、「何のために使っているのか」「どんな物質なのか」を、ためらわずに問い合わせることです。

添加物」は消費者のためではなく、業者の利益のため?

厚生労働省は「使用基準さえ守っていれば食品添加物は安全」と口を揃えます。つまり、「業者が悪いことをしない」ということを前提に食品添加物は許可されているというスタンスです。

裏を返せば、使用基準を間違えると、とんでもない被害が出るような化学物質でもあるということです。いくら微量でも、そのようなものを食品に使うこと自体が間違っているのです。良心的な業者ばかりなら厚労省の言うこともある程度納得できるのですが、様々な悪徳業者が闊歩しているのが日本の食品業界の現実です。

もう1つ例です。1981年から82年にかけて、肉を食べて皮膚の紅潮、体のかゆみ、発疹、咳などの中毒症状を起こす人が日本各地で続出しました。

原因は食品添加物のニコチン酸(強化剤)の過剰摂取でした。ニコチン酸を古い肉に使用して、新鮮な肉に見せかける手口が、食肉業界で当たり前のように行なわれていたのです。

 

それ以来ニコチン酸は食肉や鮮魚・魚介類には使用できなくなったのですが、このように、行政は具体的な被害が出てからでないと動かないのです。

それどころか、現在はニコチン酸に代わり、ある添加物が古い食肉を新鮮に見せるために使われている。「牛肉によく使われています。真似するものが出ると困るので、物質名は明らかにできませんが、この添加物を、古くなって赤黒くなった肉の表面に塗ると、見事なまでにきれいな赤色になり、新鮮な肉に見えます。でも表面の肉を一枚はがすと、中は赤黒い色のままです」(食肉業界関係者)

食品添加物は消費者のためではなく、業者の利益のために使われているということを忘れてはいけません。

これが、食品添加物の「許可システム」

「食品添加物は国が認めているから安全なんでしょう」という消費者の声をよく聞く。そもそも食品添加物が許可されるには、

  • 添加物は安全性が実証されるか、または確認されるものでなければならない。
  • その使用が消費者に何らかの利益を与えるものでなければならない。
  • 食品の損耗を少なくするために腐敗、変質その他の化学変化を防ぐものでなければならない。
  • 添加した食品の化学分析等により、その添加を確認できるものでなければならない。

という4項目について、内閣府「食品安全委員会」で検討され、クリアしなければならない。しかし、毒性試験や生物学的試験のデータは、「許可申請した側の企業」が用意したものである。許可が取れないような都合の悪いデータを出すはずもない。

これが添加物が許可される実態であり、添加物による被害が相次ぐ理由です。1955年に起こった「森永ヒ素ミルク事件」は、食品添加物の怖さを日本中に知らしめた出来事の1つです。

森永ヒ素ミルク事件」(もりながヒそミルクちゅうどくじけん)とは、1955年6月頃から主に西日本を中心として起きた、ヒ素の混入した森永乳業製の粉ミルクを飲用した乳幼児に多数の死者・中毒患者を出した毒物混入事件です。

森永の粉ミルクを飲んでいた乳児が、持続性発熱、下痢、発疹、皮膚への色素沈着などの症状を起こし、患者数1万人以上、死者130名という大惨事になりました。

粉ミルクのpH 調整用に使った添加物の第二リン酸ナトリウムの純度が低く、ヒ酸ナトリウムが混入していたのが原因でした。

こういった危機が、最近はさらに高まってきているのです。ここ数年、価格の安い中国製の添加物が、ドッと日本に押し寄せてきているのです。食品メーカー各社や添加物メーカーもコストを下げるために先を争って使っています。

そのような状況の中、輸入の際、日本の食品衛生法の規格に合わない(成分不適合) ということで、廃棄処分になっている食品添加物が出ています。厚生労働省では「水際でストップしているので、流通はしていない」としていますが、現実に食品メーカーからは「中国製の添加物は純度が低い」という声も方々から出てきているのです。被害が出てからでは遅いのは言うまでもありませんん。中国製食品添加物の検査を早急にすべきでしょう。