サラダバーやサラダ食べ放題で野菜不足を解消しようとしても無理

サラダバーは不思議です。客が勝手にどれだけ食べても同じ値段なのですから。日頃、野菜不足だと自覚している人の中には、サラダバーに行って野菜を補おうとする人もいるかもしれません。

そういう人にはお気の毒ですが、ファミリーレストランなどのサラダバーの野菜は、いくら食べても野菜不足の解消にはほとんど役に立ちません。あの手の安手のサラダバーに並んでいる野菜は、そもそも、あまり良質な物ではないのです。その良質でない野菜を次亜塩素酸ソーダという薬品で消毒・殺菌をし、ジャブジャブと何度も水洗いしてきついにおいを消すのです。

サラダバーの危険性

サラダバーの危険性

野菜が持つ栄養素はほとんどが水溶性ですから、その間に栄養素があらかた水の中に流れ出てしまいます。サラダバーに並ぶ頃には、食物繊維を補うことぐらいはできるかもしれませんけれども、普投不足している栄養素を補えるような野菜ではなくなっているのです。

カラダを温める食べ物、冷やす食べ物

店側からすると、店は慈善事業ではなく、収益を得るためにやっているわけです。従業員の給料もさることながら、経営陣、生産者など、その飲食店に関わる大勢の人たちの生活を賄うために商売をしているのですから、いかにサラダバーで「好きなように好きなだけ食べてくれ」と言いながらも、やはり儲からないと経営が成り立ちません。

その部門での収益が上がらなければ、やっている意味がないわけです。ということは、サラダバーだけで儲かるようなシステムになっているということです。どれだけ安い野菜を使っているのかは、消費者自身が考えるべき問題です。

一部例外的に、ホテルなどで、本当にまともな野菜が並ぶビュッフェ形式のサラダバーがあることはあります。実は私もあるホテルのレストランのプロデュースをしているのですけれども、そこで出している野菜は、本当にきちんとした野菜です。ドレッシングも全部手作りです。しかし、このように良心的なサラダバーはめったにないと思ってください。

もしあったら、それこそ足しげく通うべき店です。通常、飲食店というのは厳しく原価管理されています。一般的には、飲食店の原価率はだいたい30%ぐらいで、それを超えると経営を圧迫すると考えられています。

チェーン店などの場合には、25%以下、まれではありますが20%を切る店もあります。「ぼろ儲けしているのか」と思われるかもしれませんけれども、そうでもありません。他のオペレーションシステムにお金がかかっていたり、広告宣伝費にお金がかかっていたりと、低い原価率に抑えなければ、全体として経営が回らないのです。

それはともかく、原価率をチェーン店の25%以下で計算してみると、仮に200円のサラダバーなら、50円ぐらいで儲けが出ることになります。

いくら食べても50円の野菜だと考えてみてください。どれほど安い代物かということです。原価率は品目によってもかなり違いますが、店側からすると、原価率が低い物がたくさん売れるのが理想的です。サラダバーはかなり回転しますから、理想的な品目なのではないでしょうか。経営という立場からすれば、原価を下げて儲けが出るようにするのは正当なことです。

けれども、うまくプロモーションして見せられることで、客側は、消費者として得をしたようなイメージを抱かされているかもしれません。

しかし実際は違います。サラダバーをやっているレストランを批判したいわけではなく、客側として、きちんと現実を見据えてもらいたいと思っているのです。野菜不足を補うのが主たる目的でサラダバーを利用するのだったら、本当にその目的がかなえられるかどうかを検証したほうがいい、ということを強調したいのです。

さらに、サラダバーにはドレッシングが付きものですが、あそこに並ぶドレッシングはほとんどの場合、工業製品的に作られた業務用のドレッシングだということを承知しておいてください。ただだからとドパドパかけて食べるのは、食品添加物を丸飲みしているようなことにもなりかねません。

カット野菜

1 thought on “サラダバーやサラダ食べ放題で野菜不足を解消しようとしても無理

  1. ピンバック: サラダバーの野菜がいつでもぱりぱりなのは薬品を使っているから サラダの危険性 | 健康マニア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です