トラブル多発の化粧品

昔から使用していても安全とはいえない

男性は、化粧品の臭いを不快に思う人は多いのですが、実は、女性でも化粧品の匂いが嫌いという人は多くいます。化粧品は多くの化学物質を含みます。いったい何が主成分か分からないものが多く、香水にいたっては微量成分が企業秘密とされているものもあるほどです。

かつて、おしろいとして使われた鉛白(塩基性炭酸鉛) による鉛中毒が存在したように、苦の化粧品がまったく安全だったわけではありません。
しかし、アレルギー性皮膚炎をはじめとする皮膚のトラブルは、現代の化粧品で起きている特徴的な現象です。
化粧品に含まれる化学物質には、化学物質過敏症を誘発する原因物質も多数含まれると考えられます。個人差もあるのでそれを特定することはきわめて困難ですが、動物実験によってはっきりと発ガン性が報告されているものもたくさんあります。
現代の化粧品は薬事法において規制されています。染毛剤や脱毛剤は、化粧品と一緒に売られていますが、これらは医薬部外品(人体に対する作用が緩和である薬品およびこれらに準ずる薬品) として区別されています。もちろん、医薬部外品だから安全というわけではなく、かえって危険な化学物質を含む例もあり、安易な使用はつつしまねばなりません。

UV化粧品の危険度

高度成長期以降、新聞・雑誌、ラジオ、テレビなどの媒体を使った広告宣伝により、化粧品が大衆消費材となってからは、アレルギー性皮膚炎、刺激性皮膚炎、色素沈着型化粧品皮膚炎( いわゆる黒皮症) など、さまぎまな皮膚へのトラブルが多発しました。
このため、1982年からは、厚生大臣の指定する成分を含む化粧品はその名称を、また比較的不安定な成分を含む化粧品はその使用期限を表示することが規定されました。

また、皮膚刺激に敏感な人、アレルギー体質の人などには、パッチテスト(貼付試験) が行なわれるようになり、以前ほど大きなトラブルはなくなりました。しかし、長期にわたって使用しているうちに皮膚障害が現われることがあります。かぶれや湿疹ばかりでなく、肌への違和感が生じたら、すぐに使用を中止すべきです。

また、紫外線を吸収して皮膚の保護をうたった最近のUV化粧品(UVは紫外線の略)には、含まれる紫外線吸収剤が強い毒性をもつものもあります。宣伝文旬をそのままうのみにしてはいけません。いかに天然・自然・ナチュラルがうたわれていても、化学物質であることに変わりはありません。他の化学物質と同じ考え方に立ち、アレルギー反応や急性毒性反応がなくても、慢性毒性がないとはかぎらないとみなすべきです。化粧品の添加物および有害成分としては次のようなものがあります。どれも、アレルギーの原因となり、多くに変異原性、発ガン性が報告されています(染毛剤、養毛剤は除く)。


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