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豚肉は水からゆでて脂肪をしっかり落とす「豚肉」

牛肉と同様に、豚肉の不安点も脂肪です。農薬やホルモン剤、抗菌剤などが脂肪に凝縮し、蓄稚されている可能性があります。脂身を取り除けば安心です。

  1. 有害物質が蓄積している可能性が高い脂身の部分は、包丁で切って取り除く。
  2. 煮込み料割こ豚肉を使う場合には、煮込んでいる最中にアクをしっかりと取り除く。

下ごしらえの除毒が大切

牛肉の下ごしらえと同じように、とにかく脂肪分を取り除くことが大切です。牛肉は沸騰したお湯で湯通しをしますが、豚肉の場合、水からゆでたほうが脂肪が溶けだしやすいようです。
アクをよくとりながらゆでたら、できれば一晩おきましょう。一晩冷やすことで表面にびっしりと脂肪分のかたまりが現れます。この脂肪分には、飼料に残留していた農薬や、成長過程で投与された抗菌剤といった不安物質が凝縮されている可能性が高いです。これをしっかり取り除くことで、だいぶ不安が軽減し、料理もさっぱりとした仕上がりになります。

赤身のもも肉など、一見脂肪分が少なく見える豚肉も、しっかり下ごしらえしましょう。薄切りにしでからゆでることで脂肪分が半分以上減ることもあると、実験でわかっています。
調味液につけるのは少し手間のようですが、はじめから生姜焼きの調味液につければ、あとは焼くだけで生姜焼きのできありです。
また、味噌や酒粕でつけた豚肉も、焼くだけで立派な主菜になるのでおすすめ。ただし、不安物質が溶出した漬け汁や味噌は必ず一度捨てましょう。

下ごしらえのポイントは脂肪分の分解「牛肉」

牛肉の不安点は、飼料に使われていた農薬や、投与されたホルモン剤、抗菌剤の残留です。有害物質は体外に排出されにくく、脂肪に蓄積されます。

  1. 有害物質が蓄積している可能性が高い脂身の部分は、包丁で切って取り除く。
  2. 沸漉した湯で湯通しする。脂肪を切り取るのが手間な薄切り肉は湯通しのみでOK。

牛肉の不安物質は脂身にある

肉類の不安要素は「飼料に残留している不安物質」「抗生物質」「抗菌剤」「ホルモン剤」など、さまざまです。その安全性が問題視されているにもかかわらず、なぜこんなにもたくさんの薬品が使用されているのでしょうか?
現在、放牧によって育てられる牛は非常に貴重で、ほとんどの牛は牛舎で育ちます。場合によっては、せまく、病気が蔓延しやすい過酷な環境です。そのような環境下だと、どうしても病気のリスクが高まります。そこで使用されるのが病気を予防するための
「抗菌剤」「抗生物質」なのです。そしで、「ホルモン剤」は、より早く家畜を成長させるために使用されます(日本では成長目的での使用は禁止)。
「飼料に残留している不安物質」の問題は野菜や果物と同様で、不安物質が残留した野菜を人間が食べると体に蓄積されてしまうように、家畜の体にも蓄積されます。飼料は輸入物が多く、国産牛も外国産の飼料を食べている可能性があります。これらの不安物質は、おもに家畜の脂肪に蓄積されます。下ごしらえで脂肪分を落とすことはもちろん、購入時に脂身が少ない肉を選ぶのも賢い方法です。

除毒効果の高い方法(調味料につける)

  • しょうゆ味の調味液や、味噌などに牛肉を約10分つける。有害物質が引き出される。
  • 最初の調味液は捨て、新しい調味液にサッとっけて焼く。

除毒効果の高い方法(アクをとる)

  • 煮込み料理に牛肉を使う場合には、煮込んでいる最中にアクをしっかりと取り除く。

防かび剤の不安がある、輸入ものはできるだけ控える「レモン」

輸入レモンの場合、ほぼ確実にポストハーベスト農薬を使っています。おもに使用されるのは防カビ剤です。自然分解されず残留の可能性が高いので要注意です。

  1. スポンジを使い、流水の下で約5回、しっかりとこすり洗いをして有害物質を落とす。
  2. 皮をむく。水洗いでは落ちない防カビ剤もあるので、皮をむくと安心できる。

うさぎりんごはNG、皮はしっかりむく「りんご」

病虫害に弱く、殺虫剤を大量に使用している可能性があるため、注意が必要です。うさぎの飾り切りがポピュラーですが、皮は食べないほうがよいでしょう。

  1. スポンジを使って、流水の下で約30秒、しっかりとこすり洗いをする。
  2. 皮をむく。厚めにむくと、クチクラ層まで浸透した有害物質の不安が軽減する。

流水でそっと洗って皮を厚めにむく「桃」

表面に有害物質が付着し、また、クチクラ層まで浸透している可能性が考えられます。デリケートな果物ですが、ていねいに洗って皮をむくことが肝心です。

  1. 流水の下で手でそっとなでるように洗う。表面に付着した有害物質を落とす。
  2. 皮を包丁でむく。厚めにむくことでクチクラ層に残留した有害物質の不安も軽減する。

熟した桃も包丁で皮をむく

本来なら、表面に付着した有害物貿を落とすために、しつかりごしごしと洗いたいところです。しかし、桃はデリケートなため、それはできません。やさしくていねいに手で洗いましょう。
熟した桃は、包丁を使わなくても皮がつるりとむけるようになります。しかし、除毒の観点から考えると、それはNG。少しもったいなくても包丁で厚めにむくことが大切です。洗うのが難しいぶん、クチクラ層まで有害物質が浸透している可能性も考えて包丁でむきます。

皮の近くは要注意、包丁で切れ込みを「メロン」

メロンの旬は5~ 9月ですが、温室栽培により年中出国っています。温室栽培は帯地栽培にくらペて病虫害が発生しやすく、農薬の使用も多く不安です。

  1. 流水の下で、手でしっかりとこすり洗いをする。表面に付書した有害物質を丁寧に落とす。
  2. 半分に切って種をとる。三日月型に切り分けてから、皮と果肉のあいだに切り込みを入れる。
  3. 〟食べやすく一口大に切る。皮ぎりぎりのところまでスプーンですくって食べるのはNG。

ワックス落としには焼酎を使う「みかん」

農薬の大部分は表皮とクチクラ層に残留するため、皮さえむいてしまえばほとんど不安はありません。ただし、ワックスが使用されている可能性があります。

  1. 布巾やティッシュなどに焼酎を含ませて表面をふく。これでワックスやダイオキシンを除去できる。
  2. 害物質残留の不安があるのは皮なので、むいてしまえば安心。

ワックスには人工と天然がある

みかんがつやつやと輝いているからといって、それがすべて人工的なワックスだと判断するのは早計です。みかんはもともと、乾燥をふせぐために自ら天然のワックス成分を果皮の表面に出しています。しかし、その天然のワックス成分が出荷時の水洗いなどで落ちてしまうことがあhノます。
ワックス成分が落ちると、鮮度の低下が一気に早まってしまいます。そこで、あとから人工的にワックスをかけているのです。これを落とすことが、みかんを食べる時のポイントです。

丁寧に洗って皮は口に入れない「ブドウ」

ぷどうは房に小さな粒がたくさんなるので、ひとつの大きな実がなる果実にくらペて汚れを落としにくい果物です。皮に残留した有害物実に注意しましょう。

  1. ボウルにざるを重ねて、ぶどうを房ごと入れる。流水に約10分つける。
  2. ボウルを外し、流水の下でざるを左右に振って、しっかり振り洗いをする。

大粒の場合、手で皮をむく。小粒の場合、皮が口に入らないように、吸い取って食べる。

残留農薬の不安は軸から1cmに集中「バナナ」

バナナの軸は腐りやすいため、多くは収穫後にポストハーベスト農薬が使用されています。フィリピン産は化学薬品を防腐剤として使っているため、要注意です。

  1. 皮をむく不安の大きい場合には、皮をむく前に流水の下でよくこすり洗いする。
  2. 軸に近いほうから1cmほど果肉を切り落とす。1cmより先に有害物質浸透の不安は少ない。

軸の近くを取り除けば浸透した農薬も安心

日本に出回っているバナナは、ほとんどが輸入物で、フィリピン産が約9割をしめているといわれています。価格が安く、1年中手に入る栄養価が高い果物なので、日常的に食べている人も多いかと思います。バナナは軸が腐りやすいため、はとんどの場合、収穫後に防腐剤や防カビ剤などのポストハーベスト農薬が使用されています。フィリピン産のバナナは化学薬品を使っているため、要注意です。台湾産は防腐剤にミョウバンを使用しているので、できるだけ台湾産を選んだほうが安心です。

バナナの危険性「青酸ガスなどで燻蒸され最後はエチレンガスを噴射」
https://www.cause-reason.info/blog/2014/11/post-333.html

皮を厚めにむいてクチクラ層を取り除く「梨」

梨は、殺虫剤をたくさん使用することが多い果物です。表面への付着はもちろん、クチクラ屈まで浸透し、残留している有害物質の不安があります。

  1. 流水の下で約30秒、手でこすり洗いをする。表面に付着した有害物質を落とす。
  2. 皮をむいて、好みの大きさに切る。皮を厚めにむくことで、有害物実の不安を軽減できる

皮は惜しまずに厚めにむくのがポイント

「梨は大名にむかせろ!」言葉をご存知ですか?これは、皮の近くの果肉が酸っぱいため、ぜいたくに厚く皮をむいた方がおいしいことから伝えられた言葉だといわれています。皮を厚くむくのは、除毒の観点から考えでも、正しい方法です。クチクラ層まで浸透してしまった有害物質を、生で食べたい梨から溶出させるのは至難の業。
皮を厚くむくことで、しつかりと取り除くことができます。酸っぱい部分を取り除くことにもなるので、よりいっそう梨の甘みを楽しむことができます。