危険がいっぱいの健康食品・自然食品

死者も出したゲルマニウム入り健康食品

ふだんの食事に加工食品やコピー食品の占める割合が増加するにつれ、いわゆる健康・自然食品への関心も高まってきました。
健康・自然食品は典型的なすきま商品です。法的には食品扱いなので薬効はうたえない反面、健康面での有効性をすべて否定することもできないからです。
現在、健康食品と称した商品だけでも、2000種類を超えるといわれています。なかには成分表示がなかったり、効能を誇大広告していると思われるものも少なくはなく、また発ガン怪物質を含む健康食品が販売されていることが問題になったこともあります。
ダイエットできる自然食品、アトピー性皮膚炎、アレルギー、成人病、はては万病に効く健康食品などという宣伝文旬は、まず疑ってかかったほうがよいのです。1980年前後には、ガンや高血圧、糖尿病などに効くと称したゲルマニウム入りの健康食品により、急性腎不全などを起こして死者を含む中毒患者が出たこともあります。

こうした誇大広告はもとより(薬効をうたうこと自体が薬事法違反)、ホルモン剤や抗炎症薬のインドメタシンなど、各種医薬品がひそかに混入されて摘発される事件はあとを断ちません。
とりわけホルモン剤は人体の微妙なホメオスタシスに影響を与えるため、この種の自然食品・健康食品の使用で、アレルギーが現われたり、健康バランスが崩れてしまうことも多いのです。
顕著な体調変化を誘発して、あたかも効き目があったと思わせるのが販売者側の手口です。このため、業界団体である日本健康栄養食品協会により、基進丁に合格した商品に健康食品の認定マークが付けられるようになりました。しかし、長らく野放し状態であったために、健康・自然食品の実態は正確に把握されていません。

健康維持・増進タイプ

ローヤルゼリー、小麦胚芽、健康茶、民間薬など。

安全・健康・自然志向タイプ

無添加純正食品、無農薬・有機栽培野菜、自然塩、栄養ドリンク、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、ダイエット食品など。

栄養補助タイプ

現代人の食生活に不足しがちな栄養を補うのが目的。小麦胚芽油、プロテインなど。

健康・自然食品の安全

成分を高濃度に抽出したもの(エキス剤など) は不純物によるとみられる障害が顕著に現われたりするので、過敏体質、アレルギー体質の人はとくに注意が必要です。
ひそかに混入された医薬品その他の化学物質は、専門機関で分析してみないかぎりはっきりと分かりません。


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