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コンビニの手軽なサラダは食べても意味がない

コンビニエンスストアという業態について考えてみたことがありますか?。とても便利で毎日利用している人もいるでしょう。

都市部で生活している人にとっては、生活の一部になってしまっていますし、郊外や田舎で生活している人にとっても、コンビニがあることで助けられている部分が大きく、消費者にとって、文字通り便利で欠かせない存在になっていると思います。

支払いもできれば宅配便の窓口の代わりもしてくれ、コンサートのチケットも買える。昔に比べてサービスの幅が広がり、便利なことこの上ないありがたい業態です。

便利( コンビニエント) に使えることが主眼なわけですから、その使命を忠実に追求してくれている点で、すごくいい業態だと思うのです。なくなって欲しくないですし、大いに発展してもらいたいです。

ただ、食品、ことに生鮮品の販売には向いていません。扱う商品については、今や限界を超えていろいろな物にチャレンジしているわけですけれども、この業態に合った販売品目という物があってしかるべきだと思うのです。

そういう意味で、生鮮品はコンビニで販売するのに向いていません。鮮度が命のサラダなんてなおさらです。流通のことだけでも考えてみましょう。

コンビニのサラダ

コンビニのサラダ

コンビニ各店舗であのサラダを作っているわけではないことは誰でも分かると思うのですけれども、では、どこで作られ、どのぐらいの時間をかけて店に運ばれてくるのでしょう。しかも店に並べられたあと、廃棄されるまでにどのぐらいの時間があるのでしょう。

それを考えただけで、鮮度という物が分かると思うのです。サラダというのは、何よりも大事なのが鮮度ですから、そういう観点からすると、コンビニでサラダを買うというのは、最も愚かな消費行動と考えなければなりません。

工場で作られてパッケージされ、ビニール袋に入ったドレッシングが別添で付けられた物が大量にトラックに積み込まれて、各店舗に降ろされていくその時間の経過を考えたら、最も新鮮であるべきサラダは、経時変化によってどんどん劣化してしまっています。そんな物を食べてもしようがないと思うのです。

ですから、コンビニエンスストアのほうも、もういっそそういう物は売らないと決めてしまったほうが手っ取り早くていいと思うのです。すべての面において損失ですから。食べても意味がない物を作ること自体が無駄ですし、そんなことを繰り返すことにも意味がないので、もう売りませんと潔く決断したほうがいいのです。

そういう方向に持っていくためには、消費者側から先に動かなければなりません。売るほうは、消費者が買ってくれると思えば作って売りますから。

結論としては、コンビニのサラダは食べないほうがいい食品です。そこに早く気づいて、賢明な行動を取ってください。そうすれば、コンビl三ンスストアのほうも「これ、売っても意味がないな」ということにすぐに気づきます。

コンビニのバックデータは本当にすごいもので、店舗個々のデータも分析できています。消費者が買わなくなったことが分かれば、そんな商品の扱いはすぐにやめます。

コンビニにとっては何のダメージにもなりません。他の商品が売れればいいのですから。コンビニのサラダがなくなってしまったら、野菜不足が解消できなくなるじゃないかと心配する人のために、代替案を提案しておきたいと思います。

それは、生の野菜をきちんと買うということです。生の野菜を買って、キュウリならそのまま1本、レタスなら葉っぱをちぎってササッと水洗いしてポリ袋に入れ、学校にでも職場にでも持っていけばいいだけです。

自分で食べるのですから、そんなに細かくする必要もありません。一緒に、味檜や良質な塩、しょうゆ、オリーブオイルなどを小さい容器に入れて持ち歩き、それを付けて食べるのです。

薬品漬けの栄養素の抜けたコンビニサラダより余程おいしいですし、小腹が空いたときの間食にも最適です。

お昼におにぎりを握って、大きなレタス一枚の真ん中に塩をパラパラツと振ってオリーブオイルを少し垂らして食べたりしますが、とてもおいしいです。

トマトだって持ち歩けるでしょう。生で持って行って、包丁を使わずに食べられる野菜はたくさんあります。これがそんなに難しいことだと思いますか?

そんなに大変なことだと思いますか? まったく大変ではありません。コンビニでサラダを買う必要などないのです。弁当にしても、豆と米を合わせて炊き込んだご飯を、おにぎりにするまでもなく、「タッパーや弁当箱にぎゅっと詰めて、真ん中に穴を開けて梅干しを詰め、海苔をべタツと貼って持って行けばいいのではないでしょうか。すでに穀類と豆が組み合わさっていますから、あとは新鮮な野菜をバリバリ食べれば十分。

そこに漬物が添えられていれば完壁です。これは、かなり満足感もあります。何にも難しいことはないのです。

今はすてきな容器もたくさん売られていますから、気に入った物にご飯を詰めて持って行けばそれだけでオシャレですし、カツコイイと思います。新幹線で開けて食べても、全然恥ずかしくない。変におかずを一緒に入れなくては、などと思うから、弁当作りのハードルが高くなるのです。そんな固定観念、捨ててしまえばことがなぜできないのか、それがむしろ不思議です。

栄養バランスのことをとやかく言うのであれば、その前後の食事を充実した内容にすればいい。それできちんと補うことはできます。自分のライフスタイルを見直してみてもいいと思うのです。

コンビニがなければ食生活が成り立たないような生き方はもうやめましょう。コンビニに頼らない。そのほうが食品事故が起きる可能性も減って、コンビニにとってもいいと思います。

サラダなどたいした利益率はないでしょうし、そんな物まで売るよりも、コンビニ本来の使命に集中してくれたほうが、消費者もより便利に使えて、八方いいことずくめです。

消費者がまず一本筋の通った自分のライフスタイルを構築することが肝心です。その消費者の生き方に合わせてコンビニのかたちも変わっていくのだと思います。

減農薬の野菜なら安心ではない時代

サラダバーやサラダ食べ放題で野菜不足を解消しようとしても無理

サラダバーは不思議です。客が勝手にどれだけ食べても同じ値段なのですから。日頃、野菜不足だと自覚している人の中には、サラダバーに行って野菜を補おうとする人もいるかもしれません。

そういう人にはお気の毒ですが、ファミリーレストランなどのサラダバーの野菜は、いくら食べても野菜不足の解消にはほとんど役に立ちません。あの手の安手のサラダバーに並んでいる野菜は、そもそも、あまり良質な物ではないのです。その良質でない野菜を次亜塩素酸ソーダという薬品で消毒・殺菌をし、ジャブジャブと何度も水洗いしてきついにおいを消すのです。

サラダバーの危険性

サラダバーの危険性

野菜が持つ栄養素はほとんどが水溶性ですから、その間に栄養素があらかた水の中に流れ出てしまいます。サラダバーに並ぶ頃には、食物繊維を補うことぐらいはできるかもしれませんけれども、普投不足している栄養素を補えるような野菜ではなくなっているのです。

カラダを温める食べ物、冷やす食べ物

店側からすると、店は慈善事業ではなく、収益を得るためにやっているわけです。従業員の給料もさることながら、経営陣、生産者など、その飲食店に関わる大勢の人たちの生活を賄うために商売をしているのですから、いかにサラダバーで「好きなように好きなだけ食べてくれ」と言いながらも、やはり儲からないと経営が成り立ちません。

その部門での収益が上がらなければ、やっている意味がないわけです。ということは、サラダバーだけで儲かるようなシステムになっているということです。どれだけ安い野菜を使っているのかは、消費者自身が考えるべき問題です。

一部例外的に、ホテルなどで、本当にまともな野菜が並ぶビュッフェ形式のサラダバーがあることはあります。実は私もあるホテルのレストランのプロデュースをしているのですけれども、そこで出している野菜は、本当にきちんとした野菜です。ドレッシングも全部手作りです。しかし、このように良心的なサラダバーはめったにないと思ってください。

もしあったら、それこそ足しげく通うべき店です。通常、飲食店というのは厳しく原価管理されています。一般的には、飲食店の原価率はだいたい30%ぐらいで、それを超えると経営を圧迫すると考えられています。

チェーン店などの場合には、25%以下、まれではありますが20%を切る店もあります。「ぼろ儲けしているのか」と思われるかもしれませんけれども、そうでもありません。他のオペレーションシステムにお金がかかっていたり、広告宣伝費にお金がかかっていたりと、低い原価率に抑えなければ、全体として経営が回らないのです。

それはともかく、原価率をチェーン店の25%以下で計算してみると、仮に200円のサラダバーなら、50円ぐらいで儲けが出ることになります。

いくら食べても50円の野菜だと考えてみてください。どれほど安い代物かということです。原価率は品目によってもかなり違いますが、店側からすると、原価率が低い物がたくさん売れるのが理想的です。サラダバーはかなり回転しますから、理想的な品目なのではないでしょうか。経営という立場からすれば、原価を下げて儲けが出るようにするのは正当なことです。

けれども、うまくプロモーションして見せられることで、客側は、消費者として得をしたようなイメージを抱かされているかもしれません。

しかし実際は違います。サラダバーをやっているレストランを批判したいわけではなく、客側として、きちんと現実を見据えてもらいたいと思っているのです。野菜不足を補うのが主たる目的でサラダバーを利用するのだったら、本当にその目的がかなえられるかどうかを検証したほうがいい、ということを強調したいのです。

さらに、サラダバーにはドレッシングが付きものですが、あそこに並ぶドレッシングはほとんどの場合、工業製品的に作られた業務用のドレッシングだということを承知しておいてください。ただだからとドパドパかけて食べるのは、食品添加物を丸飲みしているようなことにもなりかねません。

カット野菜