化学物質過敏症の正体

非常に多く原因解明に時間がかかる

化学物質過敏症は、ほんの微量でも起きるため、その原因物質を突き止めることが容易ではありません。すぐ身の回りに存在する数かぎりない化学物質を消去法で絞り込んで、ようやく原因物質を突き止めても、今度は生活環境の中から完全に排除するのが困難といいう問題が待ち受けています。

化学物質過敏症の主な原因としては以下の表に示すとおりですが、アレルゲンとは異なり、発症のメカニズムもかなり違いがあります。
現在は、アレルギーのの複雑な仕組みがようやくわかりかけてきた段階で、20世紀後半以降の登場してきたばかりの化学物質過敏症については、ほとんどわかっていないのが現状です。

化学物質過敏症の原因物質

大気汚染物質
窒素酸化物)NOx)、花粉、アスベスト、ダイオキシンなど
水質汚染物質
各種トリハメロメタン、トリクロエチレン、クロロホルム、四塩化炭素、重金属など、
水質汚染物質
有機塩素系、有機リン系、その他の各種農薬(ポストハーベスト農薬)。食肉類に含まれる抗生物質。カドミウム、水銀、鉛などの重金属。
食品添加物
保存料、防かび剤、殺菌剤、発色剤、酸化防止剤、着色料など。
農薬
除草剤、殺虫剤、(その他パラコート、有機塩素系、有機鱗茎、カーバメート系など)
医薬品
総合感冒薬(ピリン系、アスピリン、アセトアミノフェンなど)鼻炎、咳止め用内服薬。抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、ビタミン剤など。
工業薬品
ホルムアルデヒド、フェノール、クレゾール、有機溶剤など
化粧品及び化粧品添加物
殺菌剤、防腐剤、着色料、ホルモン剤、染毛剤など
衣料品およびクリーニングの加工材
繊維加工材、防虫剤、脱臭剤など
室内汚染物質
建材や接着剤からのホルムアルデヒド、防腐剤、防虫剤、プラスチック可塑剤、防燃剤、OA機器からの微量ガス、芳香剤、消臭剤、タバコの排煙など
その他の家庭用化学物質
殺虫剤、合成洗剤、漂白剤、かびとり剤、ヘアースプレー、各種DIY用品(有機溶剤、塗料、ワックス、接着剤、ハンダなど)
動物・植物
ペットの毛やふけ、かび、だに、花粉など

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