シロアリ駆除剤 危険性 床下の防腐剤も同じ

11/08/2024

シロアリ駆除剤 危険性 について紹介します。シロアリ駆除剤に含まれる危険物質について紹介します。木造住宅に使用される防腐剤、シロアリ駆除剤は危険な化学物質です。注意しなければいけません。

シロアリ駆除剤 危険性 木造建築が健康にいいという先入観は捨てる

シロアリ駆除剤 危険性
シロアリ駆除剤 危険性

一般的な住居は、コンクリートの基礎をつくり、その上に土台となる木材を固定し、柱を立ち上げて壁などを張っていく工法が用いられます。
日本の風土には、木造の住宅が多く当たり前につくられています。

この土台や柱となる木材には、建物の荷重がかかるために、湿気で腐ったり、シロアリに食い荒らされたりすると、住宅の寿命は著しく短くなります。

そこで土台や柱に防腐剤やシロアリ駆除剤をしみこませた木材が、当たり前に使用されています。しかし、こうした薬剤で処理された木材を多用した住宅に、アレルギー性疾患や慢性中毒症状が多く現れることが確認されています。
かつて、シロアリ駆除剤として多用された有機塩素系のディルドリン(強い急性・慢性毒性がああり1981年に使用禁止)、クロルデリン(1986年に使用禁止)にかわって登場した有機リン系のシロアリ駆除剤も、農薬による慢性中毒に似た健康障害を起こすことで大きな問題となっています。瞳孔が小さくなる縮瞳が有機リン剤の急性中毒の症状ですが、慢性中毒ではじわじわと進行する視力低下のほか、内分泌系の異常により免疫力も低下して、多種多様なアレルギー症状がみられるようになります。

木造住宅が必ずしも健康住宅ではないのです。土台や柱には防虫効果があって、耐久性に優れた檜やヒバを使い、できるだけ合板も使わないことが望ましいのです。

シロアリ駆除剤 危険性 とその毒性

系統 薬品名 毒性
有機塩素系 クロピリホス、DEP(トリクロルホン)、ECP(ジクロフェンチオンン)など 変異原性、催奇形性。ECPには、ダイオキシンを含有する疑いも。
有機リン系 MEP(フェニトロチオン) 変異原性
CVMP(テトラクロルビンホス) 発ガン性
ホキシム 有機リン系の中では比較的低毒性と言われている。
ピレスロイド系 アレスリン、ペルメトリン、トラロメトリンなど 粘膜刺激作用、呼吸困難、一部には発ガン性
カーバメート系 PHC(プロポクスル)など 呼吸困難、変異原性、発ガン性の疑いも。
  • 有機溶剤:有機溶剤は、揮発性の物質であり、人体に悪影響を与える可能性があります。長期間の暴露や大量の吸入は、めまい、吐き気、頭痛、呼吸困難、中枢神経系の障害などの症状を引き起こす可能性があります
  • エフトピアホス:エフトピアホスは、神経毒性がある成分であり、過剰な摂取や吸入によって神経障害を引き起こす可能性があります。また、嘔吐、下痢、筋肉のけいれん、意識障害などの症状を引き起こすことがあります。
  • ピレスロイド:ピレスロイドは、神経毒性がある成分であり、吸入や皮膚からの吸収によって神経障害を引き起こす可能性があります。また、かぶれや炎症、呼吸困難、嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがあります。

木材防腐剤とその毒性

クレオソート 古くから使用されてきたタール系防腐剤 ベンゾピレンなどの発ガン物質を含む
ジニトロフェノール 写真の現像液にも使用 白内障、失明、肝障害など
TBZ
(チアンベンダゾール)
農業用殺菌剤として広く利用 肝臓障害、変異原性、催奇形性
ナフテン酸銅 殺菌剤として使われたきた有機銅剤 銅による金属中毒症状魚類に対しては強毒性。
塩化ベンザルコニウム 逆性セッケンとも呼ばれる陽イオン界面活性剤 誤飲は非常に危険。微量でも目に入るとアレルギー性結膜炎を発症する。

建材

イカリ消毒 シロアリ駆除剤 シロアリハンター業務用 15個入 食べさせて駆除

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商品紹介

商品説明
「シロアリハンター 業務用 15個入」は、シロアリの生態・習性を利用し薬剤を散布せずに、巣ごと駆除する新しいタイプの殺虫剤です。シロアリが好む木片(松材)をはめ込み、高い誘引性を実現しました。有効成分は一般的な殺虫剤とは異なり、昆虫に特有に左右する脱皮阻害剤(昆虫成長制御剤)なので、人やペット、植物には安全です。被害場所やシロアリの生息場所、出没しやすい所に設置すだけなので、簡単に使用できます。設置してから2年間有効です(シロアリが食べ尽くしたものは新しいものと交換してください)。

お問い合わせ先
イカリ消毒株式会社 お客様相談室:03-3356-6197
(受付時間9:00-12:00、13:00-17:00(土日祝日を除く))

使用方法
●羽アリが発生した場合
羽アリの発生した場所の周辺に1-2m間隔で複数個所設置してください。
●シロアリの生息場所(被害場所)に設置できる場合
シロアリの被害場所、蟻道、蟻土を中心に複数個所設置してください。
●予防として使用する場合
・台所や風呂場周辺など水回りでシロアリが出没しそうな所を中心に、1-2m間隔で、天面が少し出る程度に彫って本品を埋めてください。設置範囲が広く、設置間隔が狭い(数を多く設置する)ほどシロアリが見つけやすく、予防効果が高まります。
・効果を発揮する設置期間は最長で2年間です。設置後2年を経過したものや、シロアリに食べ尽くされたものは、速やかに新しいものと交換してください。
・設置後、長時間経っても効果が出ない場合は、設置する数を増やしてください。

新たに侵入してくるシロアリの被害から家を守るため毎年設置し続けることをお勧めします。

使用上の注意
●薬剤によって、アレルギー症状やかぶれを起こしやすい体質の人は注意して使用すること。
●ケースを開けて、中身を取り出さないこと。
●本品にシロアリが付いている時は、絶対に移動しないこと。
●子供やペットが掘り出したりしないように注意すること。

保管上の注意
保管の際は、湿気を避けなるべく冷所で子供の手の届かない所に保管すること。

有効成分
ビストリフルロン(脱皮阻害剤)

適用害虫
シロアリ(ヤマトシロアリ、イエシロアリ)

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