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環境ホルモン 自分の身を守るために

環境ホルモン 自分の身を守るために はどのようなことに注意していけばいいのでしょうか。環境ホルモンを公害と同様に理解している人がいますが、これは全くの異なった性質のものです。公害は

  • 大気の汚染
  • 水質の汚濁
  • 土壌の汚染
  • 騒音
  • 振動
  • 地盤の沈下
  • 悪臭

によって、人の健康又は生活環境に係る被害が生じることです。

環境ホルモン とは、体の中に入ると、ホルモンと同じような働きをするものをいいます。内分泌というのは、脳下垂体、甲状腺、卵巣や精巣など、体の中にあるいろいろな内分泌器官から出されるホルモンのことです。

このホルモンはおもに血液で各部に運ばれ、ほんの少量で私たちの体の成長や生殖などに大きく関係しています。

ところが、環境ホルモン といわれる化学物質が体内に入ると、正常なホルモンのバランスをくずし、生殖機能に影響したり、免疫力が低下するなど、さまざまな形で健康をさまたげることが明かになってきました。

環境ホルモン 自分の身を守るために

環境ホルモンから自分の身を守るために

環境ホルモン 自分の身を守るために

ダイオキシンが問題となった際にも「企業=悪」という図式はすぐに成り立ちませんでした。ダイオキシンの発生のもとを購入したり、使用しているのは、消費者だからです。

ごみを燃やした際に発生するダイオキシンを防ぐには、ごみの分別や管理が重要になってくるのです。一部の人だけがこうしてきちんとしてもほんの僅かな人が無関心であれば、ダイオキシンの汚染を止めることはできません。プラスチック類は、燃やすと有害なダイオキシンが発生するためです。

川の汚染も自然に汚染されてきたわけではなく人間が汚した代償でもあるのです。環境ホルモンをしっかり見つめ、何が起きているのかをひとりひとりが自覚し原因を考えなくてはならないのです。さらに 環境ホルモンによる影響 もひどいところまできてしまっています。

現在では、有害と認められている ジクロロジフェニルトリクロロエタン ( DDT ) ですらかつては、人間に無害なものとして平気で使っていました。恐ろしいことです。

ジクロロジフェニルトリクロロエタン ( DDT ) は、戦後、農薬としても稲の大害虫であったニカメイチュウや果樹・野菜の害虫の防除に広く使用されてきましたが、DDTの分解物(DDE、DDA)が、環境中で非常に分解されにくく、また食物連鎖を通じて生物濃縮されることがわかりました。 マラリアの感染予防には、マラリア原虫を媒介するハマダラ蚊の防除対策が重要となります。

今日からはじめられる 環境ホルモン 自分の身を守るために

ひとりひとり 環境ホルモンから自分の身を守るため の行動がとても重要です。

環境ホルモンとうたがわれている化学物質には、有機塩素化合物であるダイオキシン類や有機スズ、あるいはプラスチック製品に柔軟性をもたせる可塑剤など70種類以上もあります。

そんな中、環境ホルモンから自分の身を守るため にそれぞれ個人個人が実践できるのは、

などがあります。ささいなことだと言わずに少しずつできることをやっていくことが体内に 環境ホルモン を入れない一番の方法でもあります。そして、自分の身を守るためにこんなことはやっても意味がないと諦めないでコツコツ生活習慣に組み込んでいくことが大切です。自分がひとりこんなことをしても意味がないと思わずに少しでも環境ホルモン が体内に入るのを防ぐことをコツコツやっていくことです。

さらにゴミを出すときに「燃えるゴミ」なのか「燃えないゴミ」なのかを正しく判断することも大切です。

ドイツなどのヨーロッパ諸国では、燃やしてはいけないものに印をつけて正しい廃棄をするように企業側も努力しています。

日本では 2020年3月に発表された、2018年度のゴミ総排出量は年間4,272トンにものぼります。 東京ドームに例えると約115杯分もの量を廃棄していることになります。

あくまでもこの数字は一般廃棄物の量ですので、産業廃棄物も含めるともっと多くの量のゴミを廃棄していることになります。ゴミを減らすこと、ゴミをしっかり分別することはひとりひとりが今日からすぐにはじめらることができます。

環境ホルモン から自分の身を守るため の行動もとても大切ですが、ひとりひとりが環境ホルモンの原因となるゴミを減らすことを取り組んでいかなければいけません。

環境ホルモン についてはまだまだ未知の部分もあり、正しい答えが見つかっていないものもあります。環境ホルモン は環境問題を考える最後の切り札になる。という人もいます。

環境ホルモン によって影響を受ける体の部位

甲状腺
甲状腺は、私たちの体の中で一番身近な内分泌臓器の一つであり、外から触ることができる内分泌腺の一つでもあります。首の喉仏の下に蝶が羽を広げた形であるのが甲状腺であり、甲状腺から出るホルモンは、知能の働きと身長の発育に非常に重要な役割を果たしていることが知られています。このホルモンが新生児で不足しているとクレチン病という状態になり、知能の発育が遅れ、身長も140cm 以下にとどまることになります。このような状態は、世界のヨ-ド欠乏地域では甲状腺ホルモン合成が不足するために起こることと知られています。
副腎
腎臓の上に帽子のように副腎という器官が乗っており、ステロイドホルモンが分泌されています。
また、副腎の髄質という場所からはカテコ-ルアミン・アドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されています。副腎皮質のステロイドホルモンには数種類あり、一番最初にグルココルチロイドという生命
の維持とストレス、感染による炎症を抑えるなどに役に立つホルモンが分泌されています。他に、ミネラルコルチコイドというナトリウムやカリウムの調節に関係のあるホルモン、それから性ステロイドの材料になる物質、たとえばデヒドロエピアンドロステロンサルフェ-トは、私たちが母親の胎内にいる
ときに自分の副腎でつくり、それが母親の胎盤でエストロゲンに変換されて妊娠を維持する仕組みになっています。
卵巣
卵巣は、卵胞、黄体、結合組織からなり、卵胞は卵細胞とそれを取り囲む顆粒膜細胞よりなります。
卵胞が発育している時期には顆粒膜細胞はエストロゲンを合成し、排卵された後は黄体を形成してプロゲステロンを形成します。
また、卵胞からはインヒビンが分泌され下垂体の濾胞刺激ホルモン(FSH)分泌を抑制します。月経が正常であることは、卵巣のホルモン分泌が正常に子宮内膜に作用をしていることの最も確かな証拠であります。
精巣
精巣は、精細管及び間質組織よりなり、精細管にはセルトリ細胞があり、この細胞に抱かれる形で精母細胞から精子に至るまでのいろいろな段階の細胞が存在します。セルトリ細胞は、インヒビンを分泌して濾胞刺激ホルモン(FSH)を抑制します。間質のライディッヒ細胞からはテストステロンが分泌されます。

環境ホルモンとは

環境ホルモンはどういう経路で人間の体に入ってくるのか?

環境ホルモンが人間の体内に入ってくるルートは空気、水、食物からです。人間が生きていく上で欠かせないものなので摂取しない選択肢はありません。北極や南極まで汚染されていることがわかっていますが、大都会の東京ではどうだろう?と考えれば安易に答えがでます。空気にはダイオキシンが混ざり、水も水道水、ペットボトルのミネラルウォーター、浄水器を通した水、いずれも100%安心できるものではありません。
水の場合でいえば、100%安心できるものは蒸留水です。沸騰した水のことです。水は沸騰させれば安全性は確立されますが、その際に使用する容器などにも注意しなければなりません。

そして一番多く入っているのは食品からです。ここ最近で無農薬野菜や有機栽培糖の農作物は出回っていますがこれを食べるに越したことはありませんが、魚や肉も凝縮されたジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)ポリ塩化ビフェニル(PCB)を含んでいる場合があるので注意が必要です。これは食物連鎖による仕組みです。

食物連鎖による環境ホルモンが侵入してしまう状況は以下のとおりです。
化学物質として秘蔵に安定しており、蓄積性が高いジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)を例にあげて解説します。
地上に散布されたジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)は、雨によって大地にしみこみ、その後、川に流れ込みます。川に流れるということは、次は海に入ります。すると海の微生物のプランクトンを食べた小魚の体内にはジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)が吸収されます。これは本当に僅かでごくごく微量なのですが、小魚の体内にはジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)が蓄積され、およそ10倍の濃度に凝縮されます。その小魚を食べた魚や鳥はさらに高濃度のジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)を蓄積されることになり、人間の口に入るときには濃度はかなり高くなってしまいます。
ここで深刻な問題は、ジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)を摂取した人間の1代限りで終わらないと言うことです。母から子供へと受け継がれてしまうのです。母親の母乳には、平均的にみても30ppbくらいのジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)が含まれます。

環境ホルモンが人間の体内に入ってくるのは、食物連鎖だけが原因ではありません。赤ちゃんや子供が口にする玩具や食器などにも注意が必要です。胎児の場合には、お母さんの体から入ってきますから妊婦などはとくに注意が必要です。

精巣ガン、子宮内膜症が増加している

人間の場合、妊娠6週目になると胎児の腎臓の近くに精巣が生成されます。これが男性ホルモンであるテストステロンを作り始めます。この働きによって男性の生殖器が発達し、正常ならば妊娠10週目くらいから胎児の精巣は、腎臓のあたりから下降をはじめ、出産直前に陰嚢までおりてきます。ところがこれが正常にいかない場合、停留睾丸になります。こうした障害をもつ男子がこの20年間で倍近くに増えています。

女性への影響をみてみると、環境ホルモンが主に女性ホルモン様の働きをして、そこでやはり生殖障害が出たり、子宮内膜症になったりするといいます。子宮内膜症は特に深刻で、アメリカ女性の10人にひとりがこの病気になる、とまで言われています。

子宮の内にある細胞組織(子宮内膜)が子宮以外のところに出てしまい増殖するものです。子宮の外というのは、たとえば卵巣、膀胱、腸などにあらわれ、月経の時に剥離していくので女性にとっては大変な痛みを伴います。しかも不妊症や骨盤内癒着などの合併症を引き起こします。
これまでの研究で、生まれて間もないマウスに女性ホルモンを投与すると、脳下垂体に異常をきたしホルモンコントリールに支障をきたすことがわかっています。プロラクチンというホルモンが常に分泌されてしまい、それが子宮内膜症の原因になることがわかっています。ほかにも精巣ガン、前立腺ガン、乳がん、子宮ガン、膣ガン、卵巣ガンなどのガンが増えているのも環境ホルモンと何らかの関係があるではないかと言われています。とくに乳がんはどれだけ女性ホルモンの暴露を受けたかによって発症率が変動すると言われています。

初潮が異常に早かったり、子供を産んだ経験のない人は、それだけ女性ホルモンの暴露期間が長くなるので、発生しやすいといいます。つまり、女性ホルモン様の働きをする環境ホルモンに長い間、暴露した人もそれだけ乳がんが発生しやすくなる可能性があります。