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最初から100%を目指さずに80%程度の安心を目指す

100%の完全な安全は不可能

なにかを口にしたいとと思った時、コンビニやスーパーへ行けば、手軽に安い食べ物を買うことができます。しかし、農薬や食品添加物などの不安が頭をよぎると、とたんに何も買えなくなります。

無農薬で栽培された野菜や、食品添加物の少ない商品は入手しにくく、また毎日買うには高価です。では、どうしたらよいのでしょうか。

買い物をするときに細かく原材料をチェックしたり、有機野菜しか食べない! などど気を張りすぎたりすると、どうしても気疲れしてしまいます。
たとえば空気を吸うだけでもPM2.5粒子状汚染物質) や放射能の不安がある今、危険をすべて排除し、100 % の安心を得ることはほぼ不可能です。そこでおすすめしたいのは、ちょっとした日々の工夫で得ることができる「80%の安心」です。

8割程度の安心で自分を守る考え方

「80%の安心」を得るために皆さんにご紹介したいのは、以下の4項目です。1つ日は、できるだけ不安物質の少ない商品を選ぶこと。
2つ日は、料理をする前の下ごしらえで、不安物質を取り除くこと。これまでさまざまな除毒テストを通して、食材をおいしく調理するための昔ながらの下ごしらえが、不安物質の軽減につながることがわかっています。
3つ目は、体内に入った不安物質の影響を軽減する解毒料理。
4つ目は、不安物質による健康被害を防ぐために、体の免疫力を高めることです。これは毎日の食事が有効です。

  1. 選ぶ
    農薬や食品添加物などの不安要素が少ない商品を選ぶ
  2. 落とす
    丁字な下ごしらえで、残留よ薬などの不安要素を除く
  3. 出す
    体内に入ってしまった不安物質の影書を軽減する解キ料理を食べる
  4. 高める
    免疫力を高めて、体内に入った不安物常による健康被害を防ぐ。

農薬とは?

農薬の影響

通常、多くの人が、「農薬は人の体に悪い」というイメージをもっていると思います。では、具体的にどのような影響があるのでしょうか?
さまざまな健康被害が指摘されていますが、なかでも不安が大きいのが農薬の持つ「発がん性」「遺伝毒性」「催奇形性」の3 つです。発がん性のある農薬には、農薬自体がDNAを傷つけるものと、農薬を体内で代謝することで生まれた物質が発がん性を持つものがあります。

遺伝毒性とは、農薬の毒性が遺伝によって子孫までおよぶこと。そして、催奇形性とは、農薬の影響をぅけた親から産まれた子の体に奇形が表れる可能性がある、ということです。

このほかにも、農薬が体内に入ることで活性酸素が過剰に発生する可能性があるなど、不安はつきません。では、体に害があることがわかっでいるのに、なぜ農薬は使い続けられているのでしょうか?

避けられない農薬

「農薬」といっでも、日本で使用することが認められている農薬は約200種類もあります。どの農薬も病害・虫害・雑草被害を防ぐためのものです。病気で作物が枯れ、虫に作物を食べつくされては、農家の人は大損害です。

また、雑草が栄養をとって日をさえぎつては、作物がしっかり成長しません。日本の近代農業の目標は「大量生産」でした。化学農薬の開発が進んで、殺菌剤により病害が、殺虫剤により虫害が減ったうえに、除草剤で雑草をとる手間もはぶけました。農薬の毒性が指摘されるようになって、製造禁止になる農薬もありましたが、農薬使用量は増えているといわれています。

原因は、化学肥料の与えすぎで作物の抵抗力が弱まったこと、痛虫害が発生しやすいハウス栽培が増えたことがあげられます。農薬は、雨で落ちたり、紫外線で自然に分解されたりすることが多いのですが、ハウス栽培だと農薬が残留しやすくなってしまいます。

すこしずつ有機農産物(3年以上化学農薬、化学肥料を使用していないことが認証された畑で栽培した野菜) の栽培も広まっていますが、まだまだ「贅沢品」です。

国の残留農薬基準も、手放しに信用できません。お店に並んでいる商品ならば安心だと過信せず、自分で農薬を落とし、安心・安全な作物を食べられるように下ごしらえすることが肝心です。